でんせつ☆よぅへぃ　ぎらちゃんのにっき　ぼりゅぅむえいとぉー☆

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宿で仮眠をとっているところに仲間の１人であるヴァンエッタが現れる。
この女は熟練の冒険者らしく、様々なスキルに長けていた。
こと、装備の手入れや食事の調達に関しては私のほうが優れているといった理由で、それを頼みに来たらしい。

思えば不思議な取り合わせだ。
もう一人の仲間である狐は、可能な限り自分から動こうとはしない。
事象の分析や理論の構築には長けているようでエンブリオの力の行使に関しては一枚上手だが。

私はこのような性格だ。
仲間を取りまとめるには不向きだろう。
それをこのヴァンエッタは上手く立ちまわってくれていた。

この一揆という戦い。
恐らく単独では勝ち抜けない。

これまで血で血を洗う宿命の戦いに身を投じてきた私にとっては、孤独は力であり正義であった。
多くの悲しみをこの背に背負ってきた。

ほんの気紛れではあったが、仲間の為に、誰かを守るためにこの斧槌を振るうのも悪く無い。
多くの屍を踏み越えてきた私が、多くの血を吸ったこの斧槌で誰かを救う。
贖罪ではない。
皮肉であり、喜劇である。

【伝説の傭兵ギラ・第八章：独白・１】


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しょくざいって漢字がなかなか書けなかったょ！
しょくざいってふつぅ食材ばっかり頭に浮かぶょね……お腹へった！

さすが一揆とかゅってるだけぁって、上質な食料品とかぁんまなぃ。
ぁっても、手にはいんなぃ。

ぜつぼう…。

ギラちゃん、お腹減ると力でなぃし…。
力が元々なぃとか、ぃゎなぃ約束。

そろそろ、防具をこっそり修理する。
こうみぇてもギラちゃん、結構やるんだょ。
武具の手入れとか……食材の調理とか……。

そりゃそうだょね！！
傭兵団にぃたとき永遠のベンチウォーマーだったもんね！！
そりゃ武具の手入れしかすることなぃょね！！
食事当番ばっかり任せられるょね！！！！

かなしみ…。

泣きたくなってきた…。
でもでも、ヴァンエッタさんに褒められて、ぅれしかった。
多分、ほめられたの、数年ぶり、ぐらい。

ギラちゃんは褒められてのびるタイプです。

今まで褒められることが皆無だったのでまったく伸びなかっただけです！！