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一揆参戦 9日目! - Diary |
<< 第8回 第10回 >> |
◆二人の距離◆ 感情を表に出さないようにと努力をし続けた時期が長かったからか、はたまたそれとはまったく別の要因なのか。 全力で剣を振るって一撃をくわえようとするときでさえ、小さく強く息を吐くぐらいしかしない。 それまでの抑制した動きから一転し両手の剣で師匠を狙う。緩急が彼女を惑わすことを期待するが、あっさりとかわされる。 間髪いれずに連続で攻撃していく、フェイントは彼女の前では無意味なので入れない。そういう魔法なのだそうだ。私のを告白した時に教えてもらった。 だから速さを第一に考える、攻撃する先が見えても、それに対応できないだけの速さ。かつて彼女が敗れたというそんな速さを。 ……まぁそう簡単に実現できれば苦労しないんだけどね。 ひらり。そんな擬音が似合う。すぐそこなのに絶対に届かない、それを何度も繰りかえす。 結局今日も一太刀すら届くことなく終ってしまった。 日が落ちて夕方が夜へと姿を変えていく頃、私たちはいつもどおりに稽古の続きをしていた。他の子供達は全員部屋へともどっているとおもう。 昼は座学、夕方に全体での剣術をこなした上で剣を教えてもらっているので、わりとしんどい、でも師匠がそういう仕草を全く見せないので弱音も吐きにくかった。 ちなみにこの時間は戦うための剣術として、主に彼女が考案した二刀流を教えてもらっている。一刀でも十分に強いのに何故二刀流なのかと以前聞いたら「二倍強いから!」とのことだった、さいで。 試合形式の稽古を終えて、今度は型を繰り返したりしていくなかで、師匠からこっち見てといわれて視線を向ける。彼女はそれを確認すると、すっと構え、虚空へ向かい木刀を振るう。 突きから始まり、払い。床を蹴って、半身になりながら再度払う、体をひねり逆なぎして突き、一歩踏み込むと右手首を返して振り下ろし、最後に左手で逆袈裟に斬りつけて制止。都合七連撃。 動きを追えたのはあらかじめその知識があったからだ、なければ流れるような全てを捕えることは出来なかったと思う、私は拍手を送って言う。 「完成したんですね」 「そう! セリナズナゴギョウハコベラホトケノザスズナスズシロ……七草粥!」 「粥はなんか違う気が」 「食らった相手は粥のようにぐちゃぐちゃになる!」 なにそれこわい。ついでに粥好きの人に謝ろう。 師匠は技の名前に植物の名前をつけている、イメージに合った名前をつけやすいとか何とか、ちなみに彼女の所有している二本の剣も金盞花と銀盞花という名前らしい。 頭の中で動きを再現してから、私もそれをなぞってみる。いち、に、さん、し、ご、ろく、なな。空を切ってからため息。数と一緒にはなった剣戟はやはり十分といえる出来ではない。 「やっぱり動きがわかってもらえるのはいいよね、口で説明する手間も省ける」 「わかっても、こんなものですけどね」 「それは練習を繰り返して、だよ。それじゃあ続けようか」 私は頷く、動きがわかるというのは師匠の知識を貰っているからだ。 告白した日。イリスと一緒に道場に着いた私は師匠に説明をした。そのときに師匠のも教えてもらったのは先に記したとおり。 それから数ヶ月がたったけれど、幸いなことに関係を悪くすることもなく、私たちは日々を過ごせている。 その間に図書館にも訪ね、グランから「話の先がわかっても、会話を大事にすることじゃ。ふぉふぉふぉ」と似非仙人風と本人が言うアドバイスを貰った。 ……大丈夫。会話に飢えているのはどちらかといえば私なのだから。 あの日イリスが言った、師匠が知られたくはないかもしれないこと。それについても私たちは上手く対応していたと思う。 私の魔法は無差別に興味と知識を結び付けてしまうけれど、相手がそれを拒否しようとすれば、そうはならないことも教えてもらった。 そのあたりも含めて私たちは話し合い、私は気にしないつもりだったのだけれど、師匠が時を待って話す。ということを決めたので、それに従うことにした。 本当のことを言えば、私はそれを聞かなくても良かった。むしろ聞きたくないといっても良かったかもしれない。 言いたくないこと。その内容が周りの人間が危惧するほどのものなのならば、私が知ってきちんと消化できる自信がなかった。私はまだ彼女にあって二年も経っていない。 私は世界を変えてくれた師匠に依存している。逆に彼女に何も与えられていない。 ならばせめて、この関係がもっと対等になってから、私はそれと向き合いたかった。 そうやっていくら願っていても、狭い世界のうねりはそれを許してはくれなかった。 ◆これから◆
◆小事◆ ここの隠れ家は床の劣化が目立っていた。 歩くたびにぎしぎしと音を立てる、足には床が抜けそうな感覚が伝わり、精神的にもよくなかった。 眠っていても誰かが動くとわかる。と言ったのは誰だったか、その前向きさがうらやましい。 僕が扉を開けたとき、小さい部屋には一人しかいなかった。木の机と椅子。深く座り込んだリーダーは姿勢を崩し、くつろいでいるのか酷く疲れているのか、その判別はつかなかった。 「準備のほう進んでいるようだ」 「……そうか」 僕が報告をすると、彼はそう答えるだけだった。やはり疲れているのかもしれない。 そう思うと、何か手に持ったものを見つめて、僕に話しかけてくる。 「グレイ。大事の前の小事。という言葉を知っているかな?」 「大きいなことをなす前には小さいことを気にかけるな、ってことだ」 「そのとおりだ。俺達はどうしてもこの革命を成功させないといけない、それは今だけじゃなく、未来にまでつながることになるからだ」 ほとんど独り言のように彼は言って、僕を見つめる。 「クリスにこの前断られたのを覚えているだろう?」 「……ああ」 本当はその名前に覚えがなかった。ただ唯一彼と共に勧誘に向かったのは覚えていた、この前というかは微妙なところだが 「知らないだろうが、彼女は非常に役に立つ。どうしても仲間に引き入れたかった」 「でも断られた」 「そうだ。だが今はその手段があるように思える」 そういって、手をこちらに出す、見てみると輝くものがそこに握られていた。髪だ。とわかるのに数秒掛かる。 「……金髪だな」 「あぁ、彼女の部屋で拾った。ところで彼女の髪色は覚えているだろう」 「黒だ」 「そうだ、つまりこれは誰か別の人物のものだ。しつこくて悪いがこれは彼女の部屋で拾った」 「誰かあそこに入る者がいるということか」 当たり前の結論を言う、だがそれがなんだというのだ。 「……彼女はわりとマメでね、掃除もしっかりとやるんだが、例えば掃除の後に誰かが入り、これを落としたとすれば」 「まぁ、残るだろうな」 「鈍いぞ。こちらの空気に慣れすぎたか。それは彼女が私室に勝手に入ることを許しているということだろう、この敵が多い世界で」 呆れたように言われる、だがようやく言いたいことがわかった。 「つまり、親しい人物があの道場にいるということか」 「そうだ。それで……俺は少し小事をこなさなければならない、留守を預かってもらえるか?」 僕はそれに頷く。必要な戦力を整えるために彼が動くというのなら、そのフォローにまわるのがスジというものだ。 |
Message |
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ギガヤ(132) からのメッセージ >>
(ぽふん、と音を立てて、もとのリンゴサイズになった)
レフ(412) からのメッセージ >>
スカートの端を軽くつまみ、礼をする。
ゼゼ(510) からのメッセージ >>
あまり歓迎できるものではないが、そうならば仕方があるまい。
感慨に耽るようにトカゲは目を閉じる。
忌々しい愚王め。相手に聞こえるかどうかの小声で、トカゲは呟いた。
ガル(744) からのメッセージ >>
ほのさん(795) からのメッセージ >>
カジャ(1303) からのメッセージ >>
ユキ/ミル/コロ(1519) からのメッセージ >> 少女が頭を下げるのに合わせ軽く会釈をする
アルファ(1520) からのメッセージ >>
全力で走ってきた少女にびっくりして 手近な物の影に隠れた!隠れたが、目はじっとフィーナを見ている。
相手が礼儀正しく名乗り始めたのを見て、恐る恐る顔を出した。 が、距離は縮まない。警戒しているようだ。
延々と剣について語ろうとしたのを、あっと気づいて慌てて口を閉ざす。
ちまちまり(1555) からのメッセージ >>
クスッと笑って
しかし、Σハッとして
リアリ(1653) からのメッセージ >>
完全に伝聞口調なので、あまり変える気はないようだ。
こちらも伝聞口調だが、どこか諦観が漂っている。
* イリス(12) * アリス(337) * クィン(408) * イド(431) * マオ(606) * 紅鈴(1103) * ミハウ(1195) * コトカ(1196) * ハル(1257) * ロイ(1649) * リアリ(1653) * アエレア(1776)
No.16 本 コミュニティに 8 件のメッセージ! No.1320 TRPGで遊びたい。 コミュニティに 24 件のメッセージ! No.1408 突撃メッセ委員会 コミュニティに 46 件のメッセージ! No.99 長編日記倶楽部 コミュニティに 9 件のメッセージ! No.500 日記感想コミュニティ コミュニティに 7 件のメッセージ! No.68 レンタル宣言 コミュニティに 27 件のメッセージ! |
Main Action 1 |
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特にありません。 |
Battle!! |
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攻城戦を開始!
クリサンセマムはそのままに、首から提げたダンデライオンを引き抜き、構える
フィーナ は以下を装備!
【防具】 純白マント( 服 / 133 / 機敏1 / - / - ) 【装飾】 護剣ダンデライオン( 装飾 / 117 / 加速1 / - / - ) 【特殊】 ラルフ人形( 特殊 / 30 / 復活1 / - / - ) フィーナの技術2! フィーナのTECが上昇! フィーナの機敏1! フィーナのAGIが上昇! フィーナの光強化! フィーナの光特性が増加! ベルフィの体力3! ベルフィのMSPが 139 上昇!SPが 139 上昇! ベルフィの魔攻1! ベルフィのINTが上昇! 帝王イカの活力3! 帝王イカのMHPが 2671 上昇!HPが 2671 上昇! 帝王イカの体力3! 帝王イカのMSPが 183 上昇!SPが 183 上昇! 帝王イカの物攻2! 帝王イカのSTRが上昇! |
▼フィーナの行動!
ダンデライオンの切っ先にともった光が大きく発光する シャイン!!Critical Hit!! Critical Hit!! 帝王イカに 238 のダメージ! 1 行動の間、帝王イカはTEC15%弱化! 1 行動の間、帝王イカはAGI15%弱化! ▼帝王イカの行動![TEC-15%:1][AGI-15%:1]
フィーナに 1889 のダメージ!
帝王イカのHPが 188 回復!
帝王イカのSPが 18 回復! ( 帝王イカのTEC-15%が消滅!AGI-15%が消滅! ) ▼ベルフィの行動!
ベルフィに魔の詠唱を付加! ベルフィに魔の代償を付加! |
▼フィーナの行動!
ダンデライオンの切っ先にともった光が大きく発光する シャイン!!
帝王イカに 214 のダメージ! 1 行動の間、帝王イカはTEC15%弱化! 1 行動の間、帝王イカはAGI15%弱化! ▼帝王イカの行動![TEC-15%:1][AGI-15%:1]
フィーナに 2046 のダメージ!
帝王イカのHPが 204 回復!
帝王イカのSPが 20 回復! ( 帝王イカのTEC-15%が消滅!AGI-15%が消滅! ) ベルフィの魔の詠唱! ベルフィのINTが増加! ▼ベルフィの行動!
ベルフィのSPが 40 回復! ベルフィに反射を2追加! |
▼フィーナの行動!
ダンデライオンの切っ先にともった光が大きく発光する シャイン!!Critical Hit!! 帝王イカに 209 のダメージ! 1 行動の間、帝王イカはTEC15%弱化! 1 行動の間、帝王イカはAGI15%弱化! ▼フィーナの連続行動!
ダンデライオンの切っ先にともった光が大きく発光する シャイン!!
帝王イカに 226 のダメージ! 帝王イカのTEC15%弱化が残り 2 行動に延長! 帝王イカのAGI15%弱化が残り 2 行動に延長! ▼帝王イカの行動![TEC-15%:2][AGI-15%:2]
フィーナに 2008 のダメージ!
帝王イカのHPが 200 回復!
帝王イカのSPが 20 回復! ベルフィの魔の詠唱! ベルフィのINTが増加! ▼ベルフィの行動![反射:1]
ベルフィのSPが 40 回復! ベルフィに反射を1追加! フィーナの復活1! フィーナのHPが 1627 回復! フィーナのSPが 40 回復! フィーナの復活1が消滅! |
ダンデライオンの切っ先にともった光が大きく発光する シャイン!!
Critical Hit!! 帝王イカに 237 のダメージ! 帝王イカのTEC15%弱化が残り 2 行動に延長! 帝王イカのAGI15%弱化が残り 2 行動に延長! ▼帝王イカの行動![TEC-15%:2][AGI-15%:2]
フィーナに 2007 のダメージ!
帝王イカのHPが 200 回復!
帝王イカのSPが 20 回復! ▼帝王イカの連続行動!
フィーナに 1929 のダメージ!
帝王イカのHPが 192 回復!
帝王イカのSPが 19 回復! ベルフィの魔の詠唱! ベルフィのINTが増加! ▼ベルフィの行動![反射:1]
ベルフィのSPが 40 回復! ベルフィに反射を1追加!
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▼帝王イカの行動![TEC-15%:1][AGI-15%:1]
Critical Hit!! Critical Hit!! Critical Hit!! ベルフィに 6312 のダメージ!
帝王イカのHPが 631 回復!
帝王イカのSPが 59 回復!
ベルフィのINTが減少! ( 帝王イカのTEC-15%が消滅!AGI-15%が消滅! ) ベルフィの魔の詠唱! ベルフィのINTが増加! ▼ベルフィの行動![反射:1]
ベルフィのSPが 40 回復! ベルフィに反射を1追加!
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You can't advance... |
進攻に失敗した・・・・・ |
DUEL!! |
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練習試合を開始!
フィーナ は以下を装備!
【防具】 純白マント( 服 / 133 / 機敏1 / - / - ) 【装飾】 護剣ダンデライオン( 装飾 / 117 / 加速1 / - / - ) 【特殊】 ラルフ人形( 特殊 / 30 / 復活1 / - / - ) アリス は以下を装備!
【防具】 ゴスロリ服( 服 / 20 / - / 防御1 / - ) 【装飾】 赤いリボン( 装飾 / 20 / - / 体力1 / - ) アリスの防御1! アリスのVITが上昇! アリスのMNDが上昇! アリスの体力1! アリスのMSPが 62 上昇!SPが 62 上昇! アリスのAGIUP! アリスのAGIが増加! アリスのMSPUP! アリスのMSPが 48 増加!SPが 48 上昇! フィーナの技術2! フィーナのTECが上昇! フィーナの機敏1! フィーナのAGIが上昇! フィーナの光強化! フィーナの光特性が増加! |
▼フィーナの行動!
赤く光る短剣で突く パラライズ!!Critical Hit!! アリスに 442 のダメージ! アリスに麻痺を1追加! ▼アリスの行動![麻痺:1]
フィーナに 135 のダメージ! アリスのHPが 114 回復! ( アリスの麻痺が解消! ) |
▼フィーナの行動!
Critical Hit!! Critical Hit!! アリスに 915 のダメージ! ▼アリスの行動!
アリスのINTが増加! アリスのAGIが増加! |
▼フィーナの行動!
アリスに 895 のダメージ! アリスに祝福を1追加! ▼フィーナの連続行動!
アリスに 1721 のダメージ! アリスは麻痺に抵抗!
アリスのINTが増加! アリスのAGIが増加! ▼アリスの連続行動!
アリスのINTが増加! アリスのAGIが増加! ( アリスの祝福が消滅! ) |
▼フィーナの行動!
Critical Hit!! Critical Hit!! アリスに 916 のダメージ!
▼アリスの行動!
アリスのINTが増加! アリスのAGIが増加!
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Main Action 2 |
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特にありません。
[物Lv.10]マーメイド を成長させました!(Lv.10→11、CP-10) [物Lv.11]マーメイド を成長させました!(Lv.11→12、CP-11) [物Lv.12]マーメイド を成長させました!(Lv.12→13、CP-12) [物Lv.13]マーメイド を成長させました!(Lv.13→14、CP-13)
特にありません。
特にありません。
紅色の生命の華が成長し、新たな絆を紡ぐ・・・ CPが 30 増加! |
Let's Ikki !! |
フィーナ(159) は [砂地]枯れた土地 【進攻度1】(好戦度+1) を選択しました!
城壁内の片側は、不自然なまでに枯れ果てた大地が広がっている。 一面砂漠と化していて、気候すらも変わっている。
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Next Battle |
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DUEL!! |
Area Message !! |
Character Data |
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