とりあえず…私達はまずは装備を整えつつ…
ルートを変えてみて修行してみることにしたのであった…

そしてそこに住んであるであろう…
ミニドラゴンと虹色に輝く変な貝殻と変なスライムがいた。

私の一族は神竜族の血をひいてるので、ある意味親近感がわいた。

正直カツカツな所もあったので私自身は見送りにした。
まぁ…仲間が契約するだろうし私が契約するまでもないか…。


そういえば変な事…いや奇妙な事かしら…？
そんなことが起きたので追記しておこうかしら。

偽ちゃんがめちゃくちゃになっていた。
一体何があったし。というか情緒不安定不安定な所は
あるような気がしたけど…まさかドラゴンを見ただけであそこまで
しゃべりまくるとは…もしかしてドラゴンフェッチーって奴かしら？

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フェー「かぁっ気持ちわりぃ！」
ディア「やだおめぇ！うわっ！」

私のエンブリオであろうフェアリーのフェーとデビルのディアが思ったことをはっきり言ったようだ。
しかもはっきりっと大きい声で…。てか台詞がどこの野菜人よ。
私も若干内心は思ってたけど、口に出すのは正直どうかと思う。
というか口に出したらキュリテさんに半殺しにされる事を知ってる私は大抵は黙る。
フレーズちゃんやミルティーユちゃん相手でも同じである。下手な事は言わない方が良い。

とりあえず…私は…

と適当に岩盤に押し付けてお仕置きしておいた。
なぁに私もされたことがある。たまにはする側になってもいいだろう。

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それにしてもあのミニドラゴンってすばしっこそうね。
強いかどうかは私にはイマイチ分からないけど…。

しかし…あの貝殻…帆立みたいな形をしてるけど…
食べられるのかしら…？今度調理をお願いしてみようかしら…？
ちょうど魚介類も食べたくなったし。

そして戦闘が終わった後…偽ちゃんがその倒したであろうミニドラゴンを
撫でて…なんか波長が合うドラゴンとか言ってたけど…よかったわね。

「ほらねぇ、あなたもそう思うでしょ？」

その瞬間私のエンブリオが…

フェー「かぁっ気持ちわりぃ！」
ディア「やだおめぇ！うわっ！」

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あの2匹は倒れたミニドラゴンの陰になってしゃべっていた…。

とりあえず私はものすごい速さで2匹のそれに近づき…

とりあえずお約束のお仕置きでもしておいた！
まったくフレーズちゃんの気持ちって奴が分かった気がするわ…。

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そう心に誓う私であった…。
仲間内でギスギスするのも不味いしね…。
ミルティーユちゃんみたいに病まれても困るしね…。

といいつつ一人ごちった…。

ふと思ったけど…あのミニドラゴン…ユキヒメさんも契約するようだけど…
出てきたミニドラゴンは確か1体のはず…？どうやって2人と契約して使徒するのかしらね？
この辺謎が多いわね…エンブリオ…。まぁメタいことを言えばこうじゃないと不味いしね。


そういえば…次回の行先は私達は森へ行くけど…
偽ちゃんだけは他の人に連れられて別の場所へ行くそうね。
まぁ分割して位置情報を得るのも悪くないわね。

帰ってきたときには私たちはその位置を教えてもらい、
私達は森の位置を教えることができるしね。
問題は私達3人でやれるかしら…？いややれるじゃないやるのよ！

そういえばあの森はユニコーンがいるらしい。

その角は解毒作用があるらしい。すごいわね。
ミィナちゃんやユキヒメさんはどうなんだろう…？

そう考えながら私は森を見据えていた…。

ユキヒメさんにお仕置き喰らいそうな気がしたし、黙っておこう…。
しかし…聖獣がいる森ってある意味すごいわね…。

そう思いながら私は日記を閉じた。

敵を前にあたりをきょろきょろ

どうやら彼女にはユニコーンの姿が見えていないようだ

シトロンが投げつけたカエルが、丁度パッチーの頭に乗っかった。

パクッ

にこやかだが、感情の読めない笑みであと一歩の間合いまで歩いてくる

どこで聞いたのか、挨拶してからクッキーをついばみ始めた。

一口つついては、頭をあげてシトロンを見上げる。
どうやら感動しているようだ。

さすがに無理難題である。

相変わらず言葉遣いが独特すぎるようだ。
そして何より、この鳥はどうやらメンタル面が凄い柔らかいようだ。
豆腐メンタルとか言わない。

大分イライラしているようだ。

突然のアームロックになすすべもなくかかって痛みに悶える。

必死で抜けだそうとするものの年下の女の子にも悲しいかな力でかなっていないようだ。

エンブリオに呼びかけると、地面から巨大な岩の腕が出現し、無理やりシトロンを引き離した。
腕が抜ける時もすごい痛かった。
ガンガン痛む頭を押さえながらよろめき、呻くように言葉を吐きだす。

ごにょごにょいっているが戦闘終了後に反省点は沢山あった。それに同じ作戦をとっていても
自分にもっと体力があれば倒れなかったはず、ということはプライドが邪魔して認められない。

少女は少し首をかしげて、

そう言い、恥ずかしげに口元を覆い、苦笑する。

眠そうに瞼をこすりながらふらついている。

※詳細は日記にて※