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○月△日　朝
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　今日はすごく良い天気。
　この間の体調不良はなんだったんだろうっていうくらい、身体の調子も良い。
　やっぱり、ただ疲れてただけだったのかも。




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○月×日　深夜
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『・・・・・・』

　たんぽぽ荘の一室、すうすうと可愛い寝息をたてながらクーリアは眠っている。

『・・・リア・・・・・・・・・』

『・・・・・・・・・クーリア・・・！』

　眠たい目を擦りながら、上体を起こすと、そこには—

　ぺたぺたと触ってみると、たしかにシ・ドゥと同じ触り心地なような…

　ぽんっと奇妙な音を立てて、シ・ドゥの姿が消える。

　ロッテはクーリアにギュッと抱きついた！

　

　

　

待て。別に私はそういう趣味ではない。
というよりも異種族としての特徴に興味があっただけだ。
なんというか、触ろうだなんて言うつもりは。

……とはいえ、言ってしまったものはしかたがない。

何が何だか分からないが、クーリアさんだって了承してくれたのだ。
逆に今ここで変に取りやめたほうが、彼女に怪しまれてしまいかねないだろう。
そうだ、そうに違いない。断じて女の子の角を触ってうれしいだなんてそんな。

などと考えながら、ゆっくり彼女の頭上の角へ、手を伸ばす。

　互いの暫くの沈黙を経てようやくマキリは伝わっていないことに気づいたようだ。
　

クーリアが落ち着くのを待ってから、見解を告げる

そういい始めた途端声色を変えて…

そういい終わると…声の調子を戻した。

それから何か重ねて聞きかけたが、
逆に不思議そうにしているクーリアの様子に、

切り込むでもなくただ自然に、一言、そう問うた。

少し落ち着いたころ、また話を続ける

　ロッテはクーリアの手をやさしくとった