名前、早乙女　二愛（さおとめ　にあ）略して「サニー」
年齢、１７歳（ただ、見た目はもう少し下に見える顔かわいい）
性別、女性
種族、鬼娘（左右の瞳（オッドアイ）と角が生えている人間）



身長は160cmで細身、胸は大きめ
額より上に生えた小さい２本の角と右目が赤、左目が青の瞳が特徴
髪は銀色で長く、後ろでしばってポニテにしている。
腰には刀を下げている
服装は以前までは剣道着っぽいものを着ていたが、異世界より来た人よりいただいた服が気に入りそれを大事に着ている



人は彼女を姿を見たときこう呼んでいる。「角つきの人ならずもの（鬼）」と

試衛館という農民が集まる剣術道場の指南役をやっていた父（人間）と、その母（人間）の間に生まれる。
ただ、その姿は額の上に２つの角が生えており、目は右目が赤、左目は緑と人とはかけ離れたものであった。
その理由は分からない。一族にそのようなものがいたのか、悪魔が何かしらやったのか、誰もわからない。
その姿を見た母は、数日後自分を責めて自殺。父は人に子供の姿を見せるわけにもいかず、
指南役を辞任をし、山奥へと２人で住むことになる。

その後１０年、父に剣を教わり安息な時期を過ごしていたが、父は王の軍勢に捕らえられ処刑される。
「悪魔の子を育て反逆を企てるもの」という理由で。
後の新王となる一派が、この時期農民の中で一揆が起きたとき、中心人物になる人を粛清してた時期と重なるのは、
偶然ではないであろう。

彼女も殺されるはずであったが幹部が金になると思い、処刑したことにして奴隷商人に横流しされてしまう。
その後の３年は、最悪のものであった。
奴隷、ペット、見世物、愛玩具・・・と人として扱いされることがなく、何度死のうと考えたか分からなかった。

そんな人としての感情がなくなりかけたとき、一人の剣士に助けられる。
悪徳商人を粛清したその剣士は、自分の父に剣を教わった弟子であり、自分の存在も手紙で知っていた数少ない人物の一人であった。
剣士は、彼女を養女として向かい入れ、父がいた道場へと向かい入れる。
彼女も、右目と角を包帯で隠し、人として安息を得るのであった。

その４年間は人として過ごし、人としての幸せを得ていた。父より教わりし剣の修行も、家事も、仕事もなんでもやった。
人である証があれば、なんでもよかった。幸せであった。
そんなとき、新たな王が誕生した後に試衛館に仕官の話が浮上する。
元々農民が剣術を習い、一発当てて士官を目指していたものが多く集まった剣術道場である。仕官を断るものは誰もいなかった。
だが、それが間違いであった。
王城へ家族と一緒に入ると、王への反逆の罪として家族共々死刑が言い渡され、なぶり殺しにあう。
彼女も一度は死んだはずであったが、後で一人だけ生き残る。
この人ならずの体のせいなのか、神のいたずらだったのかは分からない。ただ、死ぬよりもキツイであろう人生をまた言い渡される。

彼女は２度の幸せを引き裂いた王を恨み復讐を誓う。そう、たとえこの手が血に濡れようとも・・・



この世界の人と人の間に生まれた、人ならずもの
王を倒し、復讐を果たすことが目的であり、そのためには何をやっても構わないとは思っている。
今回手を組んだ人達は、腕が立つのが第一理由である為、相手の目的・行動等は気にしていない。
ただ、今後絡んでいく上で、もう少し踏み込んでは行きたいとは思っている。
裏切られるのはこれ以上味わいたくない為である。

普段は普通の女性であるが刀を抜くと意識がなくなり、別のものに奪われる。そのものが何であるかは自分でもわかっておらず、練習試合等ではそのようなことはない。
あくまで命のやり取りをするときのみであるが・・・。
自分でもこの力に飲み込まれる・・・そんな気が最近してしょうがない

プロフの絵はNo.8 あんあんあんあー様に書いていただきました。ありがとうございます。