距離を取られればあうあう！と追いすがり

だからといって、お酒ばっかり飲んでいる鬼が誰かに好かれやすいかどうかは、別なのですが

かみさまの呪い、というような事に関しては、さもありなん。という様子。

そんな連中とは、当然美味しいお酒も飲めやしません。と、カレー妖精の言葉に追従するように。

アムルからの挨拶を受ければ、龍ゑは恭しく御辞儀

それでは、ノノ様をお手伝いして参ります、と。かっちりとご挨拶をしてカレー妖精の方へ。

料理が苦手なイメージが？という事には、すい。と腕をまくって見せる。

龍ゑとカレー妖精からスパイスを受け取り、煮立っている鍋の中に投入！！
その時、一瞬虎鬼の赤い瞳が怪しく光ったような気が…？

【 1D100 = 54 ( 54 ) ：出目にて判定】
1=鍋から奇妙な生命体が誕生
2〜10=蠢く紫色の奇妙なカレーが誕生
11〜50=普通のカレーさんが出来ました
51〜90=大変美味しくできました！
91〜99=プロ級では無いか、この味は…！？
100=そして宇宙へ

アムルが撫でやすいように膝を屈めますが、あることに気付きます。

かつては頭一つ分以上の身長差のあった二人でしたが、
いつの間にか、顔の高さもあまり変わらない程度になっているのでした。


　+ + +

物陰の隙間に逃げ込んでしまった蜘蛛を、視線で追いかけつつ。

そうして、時折撫でてもらったりもしつつ、ミオは最後まで物語を聞くのでした。

　+ + +

アムルが近付き、手を伸ばし、抱きしめようとしても、異形の姿をしたミオは動きません。
抱きしめたそれは冷たく、腐りかけた臓物のような感触がします。

断じて人間の声ではない、しかし、少女の声色の面影を残したその異音は、
冒涜的なまでに言葉じみた韻律で、アムルに囁きかけてきます。

その囁きの方に顔を向ければ、人型ではあり得ない箇所から突き出た腕の先に、
大きな鎌の刃がゆらゆらと揺れています。
そして、周囲を見渡せば、アムルを貫こうと音も無く放たれたであろう大きな異形の黒い棘が、
アムルに当たらないよう、歪に捻じ曲がって、幾本も地面に突き立てられているのでした。

アムルの言葉を聞いて

欲しい生地があれば是非言って欲しいと続けた。


■

素敵なことだといわれて少し頬を赤らめて照れている様子。

ふわもこ達は嬉しそうだ。

渋めのお茶があると嬉しい、と付け加える。

　
　　　　　 軽い口調で言うものの、気を静めようとして肩を叩いたり、笑って誤魔化す事はしない。
　　　　　　それでもつい口元を抑えて微笑みながら、ごめんなさいねと軽く会釈した。　

　
　　　　　 視線を合わせて話を聞くと、ぺこりとお辞儀するのに合わせてゆっくり深く頷いた。　

　
　　　　　 鷹揚に片手を挙げて、人込みに紛れる姿をずっと見送った。