どうやらボイジャーは何処かへ夜な夜な遊びに行ったらしい。 　　　いつもボイジャーが日誌を書くのに使っている机には、彼にそっくりだが少し幼い風貌の青年がついている。 　　　何やら書き物をしているらしいが・・・。 某月某日　はれ あーやっぱり水の中は苦手だなあ。俺には陸の上の方が性に合ってる。というか人間本来陸上生物なんだから当たり前か。水の中に好んで入りたがる兄さんがどうかしてるだけだ。 こっそり入手しておいたこのスキルストーン、やっぱり役に立った。今日みたいにこっそり兄さんの後を付ける(と言っても兄さんほど泳ぎが巧い訳じゃ無い、というかどっちかって言うと俺は下手な方なんだろう)のも、存外巧くいった。 朝やたらウキウキしながら兄さん宿を出てったから、これは何かあるに違いない、事によるともしかしたら新しい女でも見つけてデートとかなのかもしれない、そう思って俺も急いで真新しい潜水スーツ持って後を追っかけてみた。海辺にはアシュリーさんと例のへんなお掃除ロボットが居た。どうやらデートではないらしい、けど、これは追わない訳にはと覚悟を決めて、兄さん達が潜ってった後少し置いて俺も海に入った。最初の5分ほど溺れかけたのは、まあ、想定内だ。 訓練ついでの練習試合の相手は、すてきなおじさまと星マスクのおばけと女の子だった。ああいうおじさまに踏まれたいなあ、とか思ったりとかしつつ物陰から試合を見てたけど、兄さんひとりになった途端逃げに徹して勝手に溺れた。とは言え、俺だってあんなでかいばけもの星マスクとふたりっきりになったら逃げに徹したくなるかもしれない。溺れる兄さんは可愛かった。ああー、もうちょっと近くで見れたらよかったのになあ！ その後は多分今回のテリメイン探索のお仕事だろうか、遺跡に兄さん達は入ってった。まいける？とかいう謎の生き物(これ連れて帰ったら学会大騒ぎ間違いなしだろうな)に、なまこだ。なまこに女の人の身体がついてるおばけだ。これが二匹も居た。なまこだ。もっかい明記する。なまこだ。ぶにっと踏むと白いにゅるにゅるを吐き出すあれだ。 さぁやれ！兄さんをやれ！兄さんの顔に思いっきり　[-以下見るに堪えない文字列が乱雑にパッションに任せたペンの勢いで書かれている-] [休憩中] はあ。いけないいけない。結論から言うと、兄さん達の敵じゃなかった。そろそろ帰る、と聞こえたので、その後は見つからない内に急いで宿に帰った・・・勿論、陸に上がる前に5分ほど溺れた。 帰ってきて兄さん、俺へのお土産もなんにもなしに変な箱を二種類買ってきた。しぇるぼっくすとか言う、石の出るくじみたいな箱らしい。ついにギャンブルにまで手を出したかこのクソ兄貴。鼻歌交じりに開けて、勝手に真っ白な灰になってた。灰よ舞えよ。 それから兄さん、暫くえぐえぐ泣きながらやけ酒をあおって、それから気を取り直した様に遊びに出かけて、今こうやって俺ひとりでこっちはこっちの日記を書いてる、って訳だ。 あ！しまった！へんないきもので思い出した、家のにゃーの餌そろそろなくなるんじゃないか！？ こうしちゃいられない、深夜の便で帰らないと、にゃーが飢え死にしちゃうじゃないか！ ああーごめんねにゃー、今帰るからね！！ 　　　青年は手帳をいそいそとリュックにしまい込み、ばたばたと帰りの身支度を始めた。 　　　部屋を去り際、何か思い出した様に立ち止まり、机に戻るとメモを破き、書き置きを残した。 　にゃーが心配なので帰ります。あんまり飲み過ぎたらダメですよ。 　また帰ってきますから、部屋に女は連れ込まない事。連れ込んだらベッドに縫い針仕込みますから。 　それじゃあしばらくの間ですが、ひとりで頑張ってくださいね。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ケプラーより。

ボイジャーはアイテムNo.3 海ブドウ を使用した。

器用が3上がった！

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

ボイジャーは、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。

穏やかな潮の流れに、時に身を任せ、時に原生生物を相手にし、
確実にテリメインの探索へ進んでいたボイジャーは、
前方に大きな泡に包まれたドーム状の建物を発見した。
近くの岩に、建物の名前が彫られているのを確認できるかもしれない。

	テリメイン最先端探索拠点

……どうやらここが、海底探索協会の最先端拠点らしい。
これよりドームから先は、いよいよ未知なる海域が待っているのだろう。

誰も見たことのない財宝。
誰も発見したことのない未知なる生物、海底遺跡。
己の力をつけるため、願いを叶えるため……。

様々な目的を胸に秘め、各地から集まった探索者たちは旅立っていく。

テリメイン最先端探索拠点は、そんな夢を秘めた冒険者たちに、
最先端のスキルストーンやチューンジェムを揃えて販売している。

この拠点より先は、海底探索者協会の目が届かない海域だ。
【海賊】と呼ばれる者たちに襲われる危険性もあるかもしれない。

未知なる海域へ足を踏み入れる前に、ここで十分に準備をしてもいいだろう。

ボイジャーは周辺を探索…………。

TGシェルボックス（低）を手に入れた！

ボイジャーはSSシェルボックス(低)を購入した。

ボイジャーはSSシェルボックス(低)を購入した。

ボイジャーはSSシェルボックス(低)を購入した。

ボイジャーはSSシェルボックス(低)を購入した。

ボイジャーはリングを購入した。

ボイジャーは魔力を訓練した。
ボイジャーは魔力を訓練した。
ボイジャーは敏捷を訓練した。
ボイジャーは精神を訓練した。
ボイジャーは精神を訓練した。

潮騒の指輪 に 魔導力強化 を実行！
潮騒の指輪 の 魔導攻撃力 を 1回強化した。

スイムスーツ に 回避力強化 を実行！
スイムスーツ の 物理回避、魔導回避 を 1回強化した。

ボイジャーはアイテムNo.5 ブレスを私有化！

スキルNo.3 スイムアップ をアイテムNo.8 魔攻 で改造！
スキルNo.3 スイムアップ に 魔攻 を付加！

スイムアップ に アトランティカ式戦闘魔術「neiqigong」 と名付けた！

目的の決定