『異世界にきたモブの俺が海底探索者協会のオートマッチング機能をためしに使用したらウニとクリに挟まれるわけがない　第三話　右手にウニを左手にクリを。』 あらすじ。 ありさわくんがモブを拾った。

	モブ夫
	「「なるほど、海底ケーブルねぇ。」 簡易の食料として出されたカップ麺カレー味（他にはシーフードがあったがそれを食べる気にはならなかった。）をすすりながら、有澤青年の話を聞く。」

海底ケーブルを引くための調査派遣、にしてはこんな青年一人を先遣とはいえ送り出すのは変な会社だなぁ。 とおもいつつ、その判断のおかげでカレー味を食えてる自分はそこに深く言及する気は起きなかった。

	ありさわくん
	「そういうわけでして、こちらで人員を集めたいのですが・・・」

すこしばかりこちらを見つめてくる。やめろ、確かに整った顔立ちだが男に見つめられてどきどきする趣味はない。　ノーホモである。

	ありさわくん
	「こちらで生活するにもイロイロいるでしょう、手伝ってもらえるなら・・・いい条件を出せますよ。」

なるほど、値踏みか。　よかったよかった。 とはいえ・・・

	もぶ夫
	「とはいえ、戦闘技術も機械操作もあまり得意ではないよ。 自分にできることなどあるだろうか。」

	ありさわくん
	「こちらで用意したものをつけて海を泳いでもらうだけで結構ですよ、 もぐるためのものなら探索者協会でもらえるでしょう。」

	もぶ夫
	「なるほど、そういうものをつかうわけか。」

自分はイロイロ聴いたことを思い出していた、探索者協会についても聞いたがたしかに入っておいたら便宜はありそうだ。

	もぶ夫
	「まぁ、ＯＫ、乗ろう…　のたれじぬよりはいいだろ、細かい契約といこうじゃないか。」

こうして、彼と契約した。　はれてお手伝いさんだ。　ニートよりはいい身分だな。 で、しばらくあと一時報告のために一度帰るということらしいんで見送りにいったときの話。

	ありさわくん
	「海は深く、危険です。　サメやら変な海中生物もいるでしょう。　だから。 リボルバーの拳銃のようなものと、弾のはいった箱を投げ渡してきた。」

	ありさわくん
	「つかいかたは簡単です、敵を撃て。　以上ですよ。」

	もぶ夫
	「ありがと、護身用にはなるな。」

手に持って感覚を確かめる、妙にフィットするな。　おちつくおちつく。

	ありさわくん
	「あとは、もしかしたらですが人と対峙する事もあるでしょう。　海に魅せられた知能指数の低いかたがたもいますから。 その時も、あなたの判断で、敵を撃ってください。 殺さない程度には調節している品ですから。」

	もぶ夫
	「その機会はないほうがいいな、幾ら殺さなくても気持ちはよくないし。　まぁ、きもには命じとくさ。」

	ありさわくん
	「ま、戦闘になればこちらもスキルストーンをジャックしてオペレートしますよ。 では、七つの海に挑むあなたに、ご武運を。」

そういって、何かに乗って行ってしまった。 そういう話。　で、探索者協会でオークさんがおぼれるのを眺めて冒険に出ようってところで。

	もぶ夫
	「なるほど、世の中には俺みたいなあまり者が結構数いるわけか。 確かに口裏合わせれるお仲間がいる人のほうが少ないわな。」

そういいながら無人の窓口に向かう 探索者オートマッチング機能、ランダムで登録してある探索者同士でＰＴを組んでくれるというすごいやつだ。 一匹狼でもない俺は、なんつーか物心でそれに登録してしまい。

	もぶ夫
	「右、ウニ、よし。」

右にはウニがいて

	もぶ夫
	「左、クリ、よし。」

左にはクリがいるのだ

	もぶ夫
	「センター、自分、よし。」

めっちゃ後悔している。 第三話　右手にウニを左手にクリを。　おしまい //追記

	ありさわくん
	「ああ、私的な案件なのですが。　この番号の方に接触してもらえますか？」

	もぶ夫
	「なぜだ、まぁかまわないが・・・　ん、女子なのか。　ホの字？」

	ありさわくん
	「違いますよ、というかこれでも嫁がいます。」

	もぶ夫
	「　　三・｀ヮ・´＜なにこいつ、爆死しろ」

	ありさわくん
	「物騒なこといわないでください、まぁよろしく頼みます。   　　　   　　　   　　　   　　　 　　　　  　　　　　　　  　　　　　  　　　　　  　　　  　 　　 　 　 　　 　 　　 　 　　  　 　　　　さん」

	もぶ夫
	「　　三・｀ヮ・´＜サイコロアートで話すな！」

モブオさんはアイテムNo.7 シェルボックス（低） を使用した。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

バカンス

青く輝く海ッ！
申し訳程度に残った陸地の真っ白い砂浜ッ！
キンキンキラキラと照りつける太陽ッ！！！

そう、ここはバカンスにピッタリ夢の世界、テリメイン！
水着の美男美女ッ！
トロピカルな熱帯魚と珊瑚礁ッ！

さあ心ゆくまで羽を伸ばし、
この穏やかなる海セルリアンを全力で堪能するのだッ！

しかし注意せよッ！　穏やかな海域とはいえ、未知なる生物が居ないとも限らないッ！
そんな障害なんぞ乗り越え、全力でバカンス出来る、
モブオさんのユートピアを今こそ探し出すのだッ！

のびのび楽しくバカンスしていたところに、一報が入ったぞ！
【テリメイン最先端探索協会】と呼ばれる、
海底探索者協会の最前線の施設に探索者が到達した、との知らせであるッ！

どうやら、そこまでのルートは探索者たちが確保している。
モブオさんもさらなるバカンス充実（バカ充）のため、そちらに足を延ばしてみよう！
どうやらその施設には、先へ進む者たちのために
最新のスキルストーンやチューンジェム、
その他魅力的な意味のない置物やタペストリー、キーホルダー諸々を取り扱っているそうだッ！！
ここらでバカンスお待ちかねのショッピングと洒落込むのも良いだろうッ！

おみやげはお小遣いから買うといいぞ！！

モブオさんは周辺を探索…………。

シェルボックス（低）を手に入れた！

モブオさんはリングを購入した。

モブオさんは魔力を訓練した。
モブオさんは魔力を訓練した。
モブオさんは魔力を訓練した。

モブットスーツ に 回避力強化 を実行！
モブットスーツ の 物理回避、魔導回避 を 4回強化した。
装備名を 流れるモブットスーツ に変更！

モブオさんはアイテムNo.3 マジックブレイクを私有化！

モブオさんはアイテムNo.8 グラビウォーターを私有化！

目的の決定