ヒュン、と両手で挟むように持って袈裟に一閃。
すると　ビキ　と罅割れるような音と共に『両手に増えた』
……一体どんな手品を使ったのか、奇斧は1振りから2振りに増えて奴の手中に収まっている。

驚くほどに鎧の擦れる音のしない足取りのまま、ゆっくりと距離が詰まっていく。

三手の『逃走術』を組んでナナシが浮かぶ。
———　対峙する距離は、やがて三間に迫ろうとしていた。

呵呵ッ。
僅かにひび割れたような笑いが賊から漏れ聞こえるのと、賊の重心が深く落ちたのは同時。

短距離を走るその準備かと思うほどに低く落ちた姿勢は獅子や餓狼のソレ。
地を駆ける音とは思えぬ、低く鐘をついたかのような踏み込みのまま、賊が『跳んだ』。

直線で結んでナナシよりも僅かに上へ。
旋風を引き起こす天狗の団扇を構えるように既に上体は引き絞られ、

跳んだ直後に開いた背面の3対の光翼は、
不吉な紫紺の燐光を伴って空に於いて地の様に姿勢を制御する。


**ACTION!**
このダイスは『行動の優劣』に関するダイスです。差に応じてそれっぽい雰囲気を醸していけたら。
☆別のイメージが御座いましたら無視して問題ないです。

？？？の殺陣・瞬陣・フィアスファング！　 1D100 = 17 ( 17 )
ACTION?　名乗らずのナナシ： 1D100 = 81 ( 81 )

メッセージ画面の数値はころころ変わるので結果画面をご参照ください

などと、意味不明なことを言っている。

どうやら場所の確認はすんだようだ

注がれたスケベ酒をぐいっと飲み、ナナシのコップにも空きがあれば注いでいく。
そして、どこからともなくだされた『プルケ酒』と呼ばれるその酒はドロリとして濃厚な白いお酒だ。
謎の白い液体の正体とは！
アルコール発酵だけでなく乳酸発酵もしているため酸味もあり、風味は日本の酒、どぶろくに近い。
ちなみにリュウゼツランはテキーラの素になる酒の材料である。
この妖精はかなり酒に強そうだ！

半分冗談のような半分本気のような。わりと酒の勢いである。

こちらの妖精は日本という国に興味があるらしい、当然酒にも…。

何か呟いたのは分かったが、内容まではっきりとは聞き取れなかったようだ。
貴女の暗い表情を少し心配そうに覗き込みながらそんな事を言う。

クチではそういいつつも嫌そう、という雰囲気は見て取れない。
馴れ初めについて楽しそうに貴女が語るのを、安心したように聞いて

カカカと笑って冗談か本気かわからない雰囲気。

プリマ は以下を装備！
【自由】 ゆっくりえねりwith異国の紋様（ 装飾 / 87 / 活力1 / 治癒1 / - ）