ふ、二人とも仲良さそうですね、エンブリオと。

ここを抜ければまた砂地だ。また天気が崩れる前に、先を急ごう。

肉はちと遠慮したいチュン

飢えねば哺乳類的なものは食せぬのだ。歯ごたえが少々気持ち悪い

メィレーは、いくつチュン？

我は10日目に一歳チュン

今さっきそう決めたチュン

クルッポー

二つのGを持つ男、自己にありて自己にあらず。仮面、鏡、狂人は二重たる証。力を得たもの、死を得たもの、失われたアウラをナイフで突き刺さすものは学者なり。いや、そうでも──え、えへへ。そ、そうですか？　いや、その、ありがとうございますぅ。人生の励みになりますです。

完全とは球体である。球体は円であり、丸であり、秩序である。世界は球、星は球、遍く全ては球である。理性の循環軌道は鯨のごとき星である──はい。いや、魔法使いは稀有ですけど、普通じゃない魔法使いしかいないので、私はこう、何のとりえも変哲も無い魔法使いなのでこういう格好でなるべくインパクトを稼いでるんです。舐められるので。
聞いたことがあるほかの魔法使いだと、羊の血を朝から晩まで啜っていないと魔力が衰えると言い張って聞かない魔法使いのおじさんとか、ドアノブに秘められた神性を借りて魔法を使うと豪語して家のドアがドアノブだらけのおばさんとか、ある日突然小麦粉関係のものが食べられなくなった若い貴族とか。変人ばっかりで使う魔法も変なので、私は正統派で攻めろって上司が。

うーん……ホントはあんまり言っちゃ駄目なんですけど、秘密ですよ？
私はこの世界にズガガガガのヒュニュニューンをドジャグゴギギャするためにこの世界にですねぇ……。

茂みの中の珊瑚の獣は奇怪にして深紅なる。奇妙な水の池、極地の不可思議は生命の軛から獣の野生を解き放ち……っと、気づかないうちに、ですか？　あなたほどの魔法が使えそうな魔法使いの方でもそんなことがあるんですね……

たべものだー

普通の野生動物などでは研究しがいがないからな…

ふふ、ちょっとは楽しめそうね？

多勢に無勢、それでもいいさ。向かってくるなら相手をしよう。
　　　　　 　　エキスパンド・アンド・エミット　
『カゼヨミ』、展開——放出開始ッ！！

いよぉ。・・・おいちゃん暇なんけど相手してくんね？

この世界は干渉を必要としません。即刻立ち去りなさい。

えへー

さて、魔力を取り出せそうなのはいるかな

ふー、少してこずったわね。

まぁでも、こんなもんよね。

……俺の右眼は、まだ視えている。

おうおうおう、結構いいスジしてんじゃん。

俺はアヴィドってんだ。強ぇ奴は嫌いじゃねぇぜぇー？
ちらほら見かけるが、あんたらみんな一揆の連中だろぉ？
いやぁ大いに結構、存分に暴れてくれると助かるわぁホント！頼りにしてっからよぉ！！

あぁそうそう、ドロワっつー黒髪のお坊ちゃんを見つけたら教えてくんねぇ？？
リーゼロッテとかいう真っ白い美人さん連れてどっかにいると思うんだわ。

アホ親父の言いつけでなぁー、ちょっち・・・・・・・・シメねぇといかんのよォ。

あー、城ならあっちだぜ。大廊下に続いてるからよぉー、坊ちゃん捜索頼むわぁ。

・・・っと、そんじゃなー。死なねぇ程度に頑張れよー。

何かな何かな

これは何かの材料になるかもしれないな…

これは……

使えるものだといいわね？

（ピコン！）お兄、アイテム発見だよ！

お前、そんな機能があったのか……。

よろしくお願いします。

こんな森の中で人に会うとはな。
このあたりの者か、国王の手の者か、我々の同輩か、はたまた野盗の類か…

まあ、少なくともマコトにとっては敵のようだから、我々にとっても敵ということになるのだろうな。

………なんだか…

随分と暗い…というか……ええ。

……今度はあんた達が相手か。
練習試合……で、いいんだよな。宜しく頼む。

——だ、駄目だ……俺はこれ以上……あの男を……ッ！

……眼を、『閉じさせられた』のか……！？

視なければ問題は無い……だがッ！

ユパ、メィレー、ゲオルグ。
面倒かもしれないが……もしもの時は、俺を止めてくれ。

何かを失うくらいの『覚悟』が無きゃあ……前には進めないんだッ！
さぁ、やろうぜ……俺には覚悟は出来ている。
　　　　　 　　エキスパンド・アンド・エミット　
『カゼヨミ』、展開——放出開始ッ！！

『……おい、何をそんなに睨んでいる？
模擬戦だぞ、さっさと構えろ』

練習ばっかり……

お
GAKURANだっけ？

久しぶりに見たぜ
前は着てる奴結構見たんだけどな

よろしくお願いします。