最近見つけた『ダルシャナの事典亭』という酒場で、ユール祭をやっていた。
別の言い方をすればクリスマス。


……ちょっと違うところもあるが。
違うところっていうのが、ユール・ボード。死者へ捧げる食事が並べられたテーブルだ。
せっかくなのでマスターに頼み、ブレスベリーウォッカを一杯、そこに置かせてもらった。
ユール・ボードのようなものは、俺の村でもあったが、ここでは随分と静かに食事を捧げるんだな、とふと思う。村では盛大に歌い踊り祝っていたからなぁ。




ボードにウォッカを置く際に、せっかくなので村で歌っていた歌の一遍をつぶやいてみた。死者にその言葉が聞こえたのかどうかは分からないが。



※お借りしました。
コミュNo.204『分割世界事典』

　もっとも、この一揆を無事に終えてからになるだろうが、と心中で思いつつ。

トカゲの炎の渦に、流石にびっくりしたようだ。
スズメも一瞬その場から軽く飛んで逃げた。
しかし、炎が消えるとまた先ほどの場所へやってくる。

火蜥蜴（サラマンダー）を見たのも初めてなら、炎を操るところを見たのも初めてのようだ。

励ましの言葉も結構シュールだった。

というより、ノームは戦闘で何をしているのだろう・・・

なんだか　考え込んでいる。　説明の仕方に困っているのだろうか？

呼ばれもしないのに、謎のエンブリオが現れてスズメの姿を謎の魔物の姿に変えてしまった！
・・・だが、サイズはスズメのままだ！！

可愛く自己紹介しているつもりらしいが、かえって酷い印象を与えそうな感じである。

おかしいとは思った。
と、真顔で頷いている。

思いを馳せるような声。

どこか無邪気な笑顔に釣られて小さく笑いつつ。
続く問いに小首をかしげる。

不思議そうな表情で、パタリパタリと耳を動かしている。

　　　　　　　　　　幻妖な光を放つ木の葉の裏側から、覗きこんでるあなたはだぁれ？

　　　△　　土　▲
　　（　㊤　皿　㊤）　　がしゃーん
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　／│　　塊　　│＼　　　　　　　　　がしゃーん
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