彼・・・そうヴェーナーさんはそう問いかけてきた。

ここは、星屑の小川。襲い掛かってきた兵士を撃退した後のできごとである。

ヴェーナーさんは財団といわれる組織に所属、影ながらこの一揆を支えている人でもある。
だからこそ、この戦いを「戦争」と呼び、「軍人でもない女の子」というのであろう。
彼にとって一揆は、別の視点から見た「戦争」でしかない。「一揆」という抵抗運動ではないのである。

そういう点から見れば、私も同じである。
私にとってこの戦いは「復讐」であり「一揆」ではない。だからこそ、この「一揆」というものには意味はないである。

彼は財団の利益を第一に動くであろう。その為には手段を選ばない気でいることは分かった。
そういう意味では、私の目的を達するには一番いいのかもしれない。どんな手でも使って戦うのだから・・・。
それに二人ともこの「一揆」が終わってしまったら、目的が達しないのだから。

それに・・・。今の自分の体の問題もある。いつ知り合いを切ったとしてもおかしくはない。
一揆軍に参加しているかぎり、そのリスクを負わなければならない。

頭を下げた後、右手を差し出すのであった。




その後、現状持っている竹刀と剣道着では心もとないということで、うつぼっとさんに装備を作ってもらうことになった。
うつぼっとさんは、植物っぽい人間で、器用に武器等を作成してくれる仲間である。
普段は喋らないが話してみると年齢的には近いかもしれない。

と渡されたのは１.５ｍ近い刀・・・あれ・・・片手で使えるくらいの大きさ（１ｍ）って言ったつもりなんだけど・・・

実際持った感触から言えば、両手で持てばどうにか使えるレベル。切るというより、重さを利用してぶった切る感じである。
薪を割る斧のように使えばどうにかはなりそうではあるが・・・。まあ竹刀よりはマシである。

次に服を見て絶句する。胸や背中が大胆に露出したレオタードの上に装甲を纏ったようなデザインだった為である。

しょうがなく着てみるが、どうみても露出狂である。いや、別の世界では、これくらいの露出は当たり前なのかもしれない。
ヴェーナーさんの視線が痛々しく見える。気のせいかもしれないが・・・。

防具に関しては、「すてるす」という機能があり、存在を隠すことができるらしい。

なぜか残念そうではあったが、これで装備は整った。あとは試すだけ・・・。
試す相手が人間でないことを祈るだけである。

いなくなるのが見えるとようやっと安心したのか、その場から背を向けて走っていった。

　女の子を派手に飛ばしてしまってかなり焦っていたが
　

　サニーに気付くと少し落ち着いたようだ
　…が、サニーがあまりにぺこぺこと謝るものだから
　また少し焦って

龍は以前に走り去っていったの女性のことを覚えていた。
隣にいた少女の事は見覚えが無かったが。

龍は少しだけ考えるような様子を見せた。

龍は自分の額の角を指さして言った。

そういって手元のメモ帳をぺらぺらとめくりだす

顔を真っ赤にして、右手を慌てて隠す。なんか凄い恥ずかしがってる。

深呼吸をして息を整える。2度、3度……

そう語るアリスの表情は、年相応に明るく、楽しげである。

貴方にはさっちゃんが笑みを浮かべるてる様に見える

さっちゃんの頭の上に?マークが浮かんでいる···どうやらさっちゃんの思考を読んだエンブリオが変形しているようだ

アムルィは人の温もりに反応した雰囲気はない．
だが，無表情のままだが微かな声をあげる．

そして徐に抱えている怪しげな神像を顔の位置に掲げる．

おそらく目の錯覚だろうが，怪しげな物体が蠢いた印象があたりを包む．

ハルは目線を遠くの方へと向けて考え事をしているようだ。

やさしい笑顔の女性であったが、刀を構えると目の色が変わる

やさしい笑顔の少女であったが、刀を構えると目の色が変わる