前回の1日目の深夜より少し進んで…
〜参戦六日目〜

その日はいつもより早く目が覚めた気がする
いつもならゆっくりしている時間…だが準備が色々有った

部屋の隅に積み上げられたアオサに目をやりつつそんな事をつぶやいた

荷物を整理しつつ救急キットの用意をする

その手には数個の耳栓らしき物が握られていた

〜数十分後〜

伸びをしつつそんな事をつぶやき、空を見上げる

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E-No667 マリア・イブリス＆E-No691 ヘリヤ・イブリスの日記へ続く

サムズアップがかえってくれば、ほっと笑顔を見せ胸を撫で下ろし。
一度発音してしまえばもう慣れたものなのか不安げな表情は何処へやら。

さて、問題の自分の名前の方は。
微妙な発音の差を口頭では上手く聞き取れず。
そして、苗字を先に、という風習は東方独自のものであると気付くには、…少し、まだ、相手との情報が足りず。

うん、と頷きの仕草を一つ。肯定してしまった。
そういえば話しかけてきた理由を問う手段がない事に気付き、んー、と首を捻り。
……鞄から学生の必須道具、ペンケースを出し。何やらやたら無意味に可愛らしくデコられたペンをそこから更に出せば、ついでに紙も一緒に用意し。

棒人間を二人。一方が何かを喋っているように口を開いて　＼***／みたいな吹き出しもついている。
そして、それをペンでトントンと示し、その後に相手を指差し。

”？”
メモにそう、付け加えてみた。

水辺を歩いていると、銀色の髪の女性に会う。

背負った薙刀を引き出し、構える