よいのです。
神なんてものは自己満足の塊なんですよ。
加護も祟りも結局は自己満足なのだからねっ☆

まあまあ、まるーく治まったということで良しとしようじゃないか！

神と他の生き物の感覚を同じだと思っているようではいかん！
ひ弱な生命体である君たちには寒いかもしれんが、ワイのような高尚な神にとってこの程度の気温はむしろ真夏のようであるといえよう。

へっくし！

呼ぶ？呼ぶって何を？

失礼な。レーヴェタソにはワイの気品が伝わっておらんようで悲しい。
もっと目を凝らしてよく見れば、涙して仰ぎ見るようになるであろうに。

パンツってなんですかって、パンツというたら股間を隠す下着のことですよ。
まさかパンツなんて知らない、私たち穿いてないなんて言うんじゃあるまいな。
その場合は速やかにソースの提供を要求する。

あいや待たれい！
同じ勝負に異存はないが、今回はワイから行かせてもらおう！
そう、ワイは創造神、言わば世界の先駆けとなる神！
さっきは後攻だったもんで調子で無かったのよ！
先攻なら最高の出目が出ちゃったりするのよグフフ……！

オレたちはサイコロの目に従うしかないんだ……！
それーい！
2D6 = 9 ( 4 5 )

お任せください。
私に1ヵ月ほどお預けいただければ、レーヴェタソを立派に教育して差し上げますよ。

そう、一日に一回はツッコまないと禁断症状が出るようにね！

なに？その女王とやら、今弱ってるの？
病気？風邪でも引いてるのかしら？

闇に対抗できる決定的なものがないの？
それじゃ、じりじり追い詰められてしまうじゃないの。

ワイはそんなことしたくないんだけどね！
でも闇にとり憑かれたりしたらやっちゃうんじゃないかな！
全部闇が悪い。

そうですな……。
『全てのものがそれらしく生きられる世界』
とでも言っておきましょうかね。

あるいは『箱舟』でしょうかな。

心当たり……うーん、心当たりなあ……。
そう言われれば……！
幾つか人を地獄に陥れようとする悪意に覚えがある……！

①有名ゲーム会社の名前を騙って怪しいリンクを踏ませようとする迷惑メールが大量に送られてくるようになった。

②ルリアンナと名乗る女に身に覚えのない多額のPS支払を要求された。

③銘菓によるボディアタックが威力を増したが愛が失われ事務的になった。

④理不尽な増税でネット接続料金がアップする。

⑤人斬りの疑いがあった女子高生がいつの間にか幼女化したのにいつまでたってもランドセルを背負ってくれない。マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン

心当たりが多すぎて、どれが闇なのか……。
ま、まさかこれらすべてが闇のせいだというのか！？

おお、召喚？
どんな子が呼び出されるんじゃろ？
楽しみじゃなー！
イケメンやろか?綺麗どころやろか？グフフ！

なんと、妖精界に行っておったのかや！
ゲートキーパーとは凄いものじゃの。閉ざされた界峡を越えるを、いともあっさりしてのける。

ん？　あの子とは、リオンのことかや。
多感な時期じゃからな、そりゃあいろいろあるじゃろうが。
なんぞ、気になる事でもあったかや？

ふむ。妖精の寿命とは、何歳ぐらいなのじゃろうか。
儂も長寿のつもりじゃったが、最近は儂など遥かに超える齢の持ち主に多く出会っておってのう。
長寿とは、何歳からを云うのじゃろうなぁ……。１万歳とか珍しくないらしいしのう……。

それでその里帰りによって、騎士殿の疑いは晴れたのかや。
何か煮え切らぬ返事のようではあるが。

呵々。照れずとも良いではないか。
アレックスはレーヴェが望み、得た、心から信頼を寄せるパートナーなのじゃろう？

遊びに、か。
それは良いが、どこがいいかのう。流石に大人の歓楽街に連れて行くのは気が咎めるし。
一揆吹き荒れる乱世に何があるか……、妖精界より風光明媚な場所があるとは思えぬし……。

動物園か遊園地にでも行ってみるかや？

——ふうむ、やはり解らぬのう。
育てるというからには、その女王の魔力の欠片は、誰かの命に宿るものなのじゃろうか。

いや、の？　欠片だけが大切であれば、あらゆる世界に散らす必要はないと思うてな。
ゲートキーパーも、導きの妖精が苦労して探し当てたものなのじゃろう？
更にそこから、欠片を探さねばならんわ、途中で消息が途絶えるわでは、苛酷過ぎる気がしての。

ああ、そうか。
そなたらは、このメルンテーゼの地に欠片があると気づいて、追い駆けている最中であるのか。

俺、あいつの礼儀の対象に入ってないよ。挨拶より先に罵倒されたし…俺の周りの女の人ってなんであんなのばっかり…。（がっくり肩を落とし）

アレックスさんか。貴女はこの世界の住民かな。妖精界の事情でかなり急な任命だったと思うのだけれども、もう随分手慣れているように見えるよ。

そして、君がレーヴェ君だね。騎士バニアが話を通してくれていたのか。俺もレーヴェ君のお名前は聞いていたのだけれど、城にいない時もあったからすれ違ってしまっていたみたいだ。衛士といっても平和な妖精界じゃ半分飾りのようなものだったからね。客人の応対や観光ガイドのような仕事が多かったんだ。

俺は誠に恥ずかしながら先の襲撃で妖精界を護れなかった上に負傷してしまってね。陛下の御心遣いで療養を兼ねてこの世界に派遣されたんだ。まだ一揆が起こる前にね。今は御蔭様で傷も癒えたよ。
ゲートキーパーには色々な事でお世話になった。何かあれば是非お手伝いしたいと思う。
そして、こちらもお力添えいただけると大変心強い。なにしろこの“運命の星（仮）”は導くのに骨が折れそうだからね。

ホントダナー。すげぇ楽しそうで俺泣きそうだよこのやろう。
（にやにや笑う友人を肘で軽くこづき）

まったく、そこの鳥人は放っておけばよく囀るな。
お前の戦っているところを見てみたけれど型もへったくれもなくてめちゃくちゃだよ。見よう見真似で覚えたらしき小細工はしてるみたいだけど、あれじゃあその辺のチンピラの喧嘩と一緒だ。
まぁ、力の相性は悪くないのが救いかな。

やっぱりレーヴェ君も感じるかい？
はっきりした形ではないのだけれども…霧のような感じかな。空気に混ざるように“闇”の気配がするね。そうそう。城に近づくにつれ徐々に濃度が増している。この世界の王はやはり闇に魅入られているのかもしれない。
それと……一揆で人々は疲弊していく。それぞれの人の心の中で負の感情がさらに強くなるだろう。
もしかすると、王だけでなく、この一揆自体が新たな“闇”を産み落としてはいないかと…。少し気掛かりなんだ。杞憂なら良いのだけれども…。

地下牢……なんだかね。

………戦闘行動に入る。

私の力をお望みか？ならば私を蹂躙してみるがいい。

私の力をお望みか？ならば私を蹂躙してみるがいい。

この水域は我等の物だ。何人にも譲りはしない。

……君を。君たちを護ろう。

敵個体の戦闘不能を確認。

はい、お疲れ様ー。

何とかなりましたね！

進行方向に大きな障害なし。

退屈になるってことよね……。何か起こらないかしら。

トラブルを願わないでください……。

うーん、まぁ、仕方ないから先へ行くかい。

……捜索完了、該当あり。

ご苦労さま。さて、何かしらね。

使えるかね、これ。

はじめましょうか。

えっと・・・
よろしくお願いします〜

よろしくぅ

敵個体の戦闘不能を確認。