「侵攻を進めていく上で、契約主の目指す方向性と契約中のエンブリオの能力が
合致しなくなる事は間々ある…複数人で行動しておれば役割分担が明確になるから尚更じゃ。
入れ替わりが激しくなってくる昨今、そこに思い入れという強さに関わらない要素を
考慮の内に含めてくれるのは幸甚な事であろう…たとえそれがネタ要素のためだとしてもな」

「ニンジンといえばウサギにニンジンって王道というかお決まりのパターンだよね。
普段何食べてるの？やっぱりニンジンとかキャベツ齧るわけ？」

「…なるほどな…環境や雰囲気にも向き不向きがあるからのう。
身体を休めるのには適した場所じゃが、マイペースと言うのであればここでも契約主の下でも
然して変わらんじゃろうからの。先程も言ったが、気が向いたらでいいじゃろう」

「興味本位で後をつけられでもしたら一巻の終わり…と言う程大袈裟ではないにしても
少々面倒な事になるからの…万が一があった場合も穏便に済ませられればいいんじゃが。
契約主との関係に影響が出る程にまで必死に守る必要は皆無じゃが
問題の生じぬ範囲で隠し通せるならばそれに越した事はあるまい」

「…己と他者のどちらに金銭を割くかは確かに悩ましいところじゃろうが
有事の際には単独行動を余儀なくされる場合もあるじゃろうし、その時に不便しない程度には
自己の強化を優先してもいいのではないじゃろうか？
ガスティ殿の主がどの位の期間同じ者達と旅路を共にするかどうかが前提にもなるがの」

「しかし金の使い道に悩めるというのはある意味では贅沢な事かもしれんのう。
貧窮していれば選択肢すら与えられぬ事態に陥る可能性だってあるじゃろうし…
そういえば、最近になって調理する事で強力な潜在効果を発揮する食材が
幾らか出回ってきておるようじゃな。装備だけでなく食事の為に金銭を確保しておく事も
可能性として考えておく必要性が出てくるかもしれん」

「いっそ開き直って出された課題を何の苦も無くこなせるようになって
主殿に己の成果を認めさせてしまえばその後が楽になるのではなかろうか…？
目的を見失っている感も若干あるが」

あいぼうとの　しんらい…　うん　それなら　だれにも　まけない
あいぼうの　ひっさつわざの　てつだいが　できるほど　いきが　あうのは　ぼくだけ

ただ　やっぱり　わざが　ほかに　みおとり　するのは　ちょっと　くやしい
せめて　もっと　きたえて　いっしょに　たたかえるように　なれると　いいなあ

うちは　せんりょくを　そろえようと　うろうろ　してたら　ちょっと　でおくれた　かんじ…
まだ　さきは　つづいてそうだし　はやめに　おいつかないと