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探索45日目 基本行動の宣言を確認しました。 「取引行動」の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「闘技大会」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 「楽器作製」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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「よォ。なにぼっとしてやがるんだァ?」 え? あれ? ハッとしてトレイを握りなおす。見回すと見慣れた南瓜の涙亭の内装。カウンター席に座った船長さんが、私を見て不思議そうに聞いた。 すぐに、『なんでもないです』って書いてメモをテーブルに滑らせた。あんまり話してるとレオノールさんが気にするかなとか考えてしまって、自意識過剰だなって自己嫌悪する。別に、船長さんだってレオノールさんだって、私が話してるくらいじゃ気にしないよね。……それはそれで、やっぱりもう脈ないんだなあって、突きつけられた気がして、少しだけ胸が疼いた。未練だなあ。 「……覚えてるよな、この前の探索の事」 船長さんは、私の葛藤なんて知ってか知らずか、それとも興味ないのか、言葉を続ける。ちょうどそのことを考えてたから、少し身構えてしまう。あの時の事、後悔はしてないけど、やっぱり、私のやり方とか考え方の押し付けで船長さんに迷惑をかけたことには変わりないんだよね。 「あんな事続けてたらユウテメエ本当に死ぬぞ?」 わかってんのか? と船長さんが凄んで見せた。 こういうときの船長さんは怖い。有無を言わせない迫力があると思う。でも、今日はちょっと違った。釘を刺しながら、目が少しだけ笑ってるのがわかった。 何も言えずに私が立ちすくんでると、船長さんは頭を掻く。 「でも、すげェとも思うよ。本当に誰も殺さずに切り抜けやがった。ずっと一人であァやってきたんだろ?」 真似できねェよ。 船長さんは、そういうと、ようやくカウンターに向き直った。 どうなのかな? って思う。 私はなにかしかな? って。 15隊を退けたのも、誰も殺さなかったのも、私じゃなくって、船長さんだ。 私はただ、船長さんの邪魔をしただけ。 結果的にうまくいったけど、やっぱり、運が良かっただけなのかも。 何も殺したくないし傷つけたくないなんてのは、ただの甘えなんだよね。だって、私は飲食店で働いている。こんな島に連れて来られて、何とか生きていかなくちゃいけない。何の殺生もしないなんて無理だもん。私一人だけ、綺麗な体してますなんて顔してたって、現実は変わらないわけで。 この島に探索に来ている人達は、みんな何かを探してる。友達になれるうちはいいけれど、あの兵隊さん達みたいに対立することになったら、やっぱり、何処かの場面では船長さんみたいに覚悟を決めないといけない。 この島に対して、どういうスタンスを持てば正しいんだろう? ……案外、決めなくてもいいのかも。 こうじゃなくちゃいけないとか、こうじゃないと生きていけないとか、そういうものに対して負い目を感じなくてもいいのかも。 人に誇れるような信念じゃないし、誰かにこうじゃないといけないって胸を張っていえるような決意でもないけど、怪我させたくないなあと思ったり、殺生は嫌だなあって思ったら、全力で逃げててもいいのかも。 「オマエ、またややこしい事考えてんだろ?」 いつの間にか船長さんが呆れた顔をしてこちらを見上げていた。 「そんなにぼーっとしてると、こわァい店長さんに怒られるぜ」 厨房をちらっと見ると、ティアさんがそれはそれはこわーい顔をして、私たちを見てた。 「ほれ、注文」 え、あー、はい! 注文をもらって、急いで厨房に流す。 「エイテン、何を話していたんだ?」 背後でレオノールさんが通り際に船長さんに声をかけていた。 もしかして、嫉妬したのかなって思って、微かに浮かんだ優越感を打ち消した。余りにも矮小で情けない、小さな小さな優越感。 「あァ。今度酒奢れよ。俺にはその権利があるだろって話をしてたのさ」 えーと、……そうなのかな。 「……ほどほどにしとけよ」 レオノールさんが呆れた声を出した。 気まずい気まずいって思っていたけれど、船長さんもレオノールさんも大人だと思う。実は、年齢は全く一緒なんだけど。 大騒ぎしてるのは私だけで、二人とも全然いつもどおり。動揺してたり、気まずそうに眉をひそめたりもしない。なんとなく、見えづらい、でも、確かな信頼感みたいなものが二人にあるような気がして、その眩しさに目を細めた。 いいわけとか、負け惜しみに聞こえるかもしれないけど、私はそのとき初めて、気持ちのいい嫉妬もあるんだなあって思っていたんだ。 「はるかちゃんいますか!?」 バイトリーダーのリーチャさんが駆け込んできたのはそんなときだった。 リーチャさんは息せき切ってお店に飛び込んでくると、ティアさんが何も言わずに用意したお水をぐいっと飲み干した。いつもなら、お客さんに気を使って従業員用の裏口から入ってくるんだけど、そんな余裕もなかったみたい。遅れて、入り口の扉がばたんと小さくない音を立てた。 「いた!」 リーチャさんは私を見つけると 「港に日本行きの船が来てるの! はるかちゃん、帰れるんだよ!」 なんて、お客さんお構いなしに店内に響き渡る声をあげたんだ。 ◇ 「それって、いつ出航なの?」 いつの間にかティアさんがホールに来てリーチャさんに質問してた。 私はただ混乱するばかりで、二人で話すリーチャさんとティアさんを見つめるだけだった。 「えっと、……今日って言ってました」 今日? 今日って、今日だよね? 「はるかちゃん、今日はもう仕事終わり、すぐに支度しなさい」 え? だって、そんな急に。 「帰りたくないの?」 ごめんなさい、わからないんです。 船なんてもう来ないと思ってたから。 帰る場所なんてもうないと思って、それに少し、安心してたから。 ここでの生活に慣れてきてたから。 また、日本に帰っても、私の居場所なんて……どこにも無い気がして。 「いろいろあるかもしれないけど、もしかしたらこれが最後のチャンスかもしれないよ? 約束してあげる。私たちとは必ずまた会える。だから、帰れる内に帰りなさい」 今日なんて、何でそんな急なの? 誰かの手が背中を押した。たたらを踏んで足を踏み出す。船長さんだ。 「波が来ちまったら乗るしかねェな。ユウ、楽しかったぜ」 そんなあっさり。 「前から思ってたんだけどなァ。ユウ、この島には向かねェよ。戻れるなら戻ったほうがいい」 向いてるとか向いてないとか、この島に居たい気持ちとは無関係でしょう? 「……はるかちゃん」 リーチャさんが、俯いてた。 レオノールさんが、じっと私を見ていた。お前の判断に任せる。そういう態度だった。 結論なんて出そうになかった。こんな気持ちになるくらいなら、ずっと船なんて来ないで、緩やかに諦めさせてくれればよかったのに。 『戻ったほうが、良いですか?』 そう書いたとき、私はどんな顔をしていたかよくわからない。 「……良いとか悪いとかじゃ……」言いかけた言葉を飲み込んで、ティアさんは、私をしっかりと見つめた。 それから、はっきりと「帰りなさい。はるかちゃん」って、そう口にしたんだ。 「さよなら。またね」 それを言ったのが誰だったか、よく、覚えてない。 ずっと芝居の勉強ばかりしてきた。 だから、こういう時どういう顔をすればいいのかわかってた。 笑顔を浮かべて、誰にも心配かけないで、お世話になりましたって伝えて、頭を下げればいいって。 でも、私はほんとぐちゃぐちゃで。 日本に帰れるって言うのに、嬉しいのか悲しいのか、それすら全然わからずに、ただ流されるままに船に乗り込んでいた。
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Message |
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ヒメナ(576)からのメッセージ: ヒメナ「…ですから…お…なんていいですよ? なんだろう、これ」
ヒメナ「パパとママのおてがみかなぁ
『げんきですか?ごはんをつくってまってるよ』
ヒメナ「これでいいかな
みゆき(598)からのメッセージ:
夜翔る妖しの風・シア(626)からのメッセージ:
アレフ(869)からのメッセージ:
アレフ「…そう言う事であれば冒険者であろうと、冒険者でなかろうと気にせずとも良いと思います。冒険者になったからと言って役者の自分が消えてしまうわけではないでしょう?」
アレフ「まぁ…両立することは難しいのかもしれませんが…積み上げてきたものがあるならば小さくなりはしても、消えてしまうようなものではないと思います。」
アレフ「発声練習ですか…『あめんぼあかいな あいうえおー。』とか、発声するのでしたか?」
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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長編日記倶楽部 |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
突撃メッセ委員会 |
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Fairy's INN |
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町屋商店 |
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魔法陣『灰色の草原』 |
タカシ(571)からのメッセージ: 「……ベルクレア。 ベルクレア、ですか。 私達には聞いたことの無い国名ですが、とりあえず 後で調べてみることとしましょう。 若干ミアさんと、ゆらさんの保護者の方の間で認識にずれも あるようですが、島に駐屯する警察も、おそらくはその国のものということになるのでしょう」
「ふむ…… 招待状。 それがそうなのですね、いちおうお二人の分、拝見させて頂いても?」
「……なるほど。 島全体を使った大規模なレクリエーションが行われている、ということ
リリ(18)が話しかけた:
町屋(478)からのメッセージ:
村娘(1348)からのメッセージ:
ゆらゆら(1811)からのメッセージ:
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自キャラが絶対言わない事を言わせるコミュ |
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NANDEMO許可! |
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レンタル宣言 |
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文章が好き! |
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普通。 |
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かぼちゃの涙亭 〜休憩中〜 |
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Main |
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ロスト(192)からの生産行動を許可しました。 グラック(1511)からの生産行動を許可しました。
アンダー・ザ・スターライト に技回数を 2 振り分けました!
現在の体調は いい感じ!
【第50回更新からの闘技大会参加メンバー】 闘 技 大 会 に参加中です!
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訓練により 魅力 が 42 上昇しました!(能力CP - 80 ) 訓練により 体格 が 17 上昇しました!(能力CP - 26 ) 訓練により 魅惑 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 30 ) 訓練により 魅惑 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 31 ) 訓練により 魅惑 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 32 ) 訓練により 魅惑 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 33 ) 訓練により 魅惑 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 34 ) 訓練により 魅惑 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 35 )
ヤドカリ(195)から 50 PS 受け取りました。
アラト(811)から 100 PS 受け取りました。
てぶくろん(929)から 1000 PS 受け取りました。
リーチャ(1379)から 400 PS 受け取りました。
リコ&櫻香(620)に 900 PS 渡しました。
車庫/イナバ(2174)から 100 PS 受け取りました。
チェア(114)に あめだま を渡しました。
普通の保存食 を買いました。(- 150 PS)
ロスト(192)に、 アルミ缶 から 簡単お手軽、はじめての防御4 という 魔石 を作製してもらいました。(- 80 PS)
グラック(1511)に、 魔法樹の欠片 から お手軽編み物、治癒2 という 防具 を作製してもらいました。(- 100 PS)
車庫/イナバ(2174)の所持する 林檎 から 音叉ロンギヌス という 楽器 を作製しました。 B2F P-2 魔法陣〔カラメル鉱山〕 に移動しました!
Q-2 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
セリン(563)の声が届いた: ぎゅむむむ ポン! ポン! セリン「……ぬぅ。時間切れか。」
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Next Battle |
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B2F T-2 / 床
通常戦が発生!
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Data (第45回 第47回) |
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ENo.1739 牧野瀬 悠(まきのせ はるか) |
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* 単独行動中 * |
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[PL] ぼり |
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