｡o( …マジでどうやったんだこれ。
　　 そんじょそこらの回復術じゃないだろどう考えても…
　　 スヴェルナさんか？その手の術式使えないと思ってたんだけど… )

｡o( …でも、意識を失っていたはずなのに
　　 スヴェルナさんの声が聞こえたような気がする。…いや、もっと沢山の…
　　 …祈り、神聖魔法？…違うな、何だ…？)

｡o( …ま、これはサンタナに聞こう。こっちも気になるが、もう一つ… )

｡o( …エキュオスである私が、何故消えない…？
　　 マナは全て放出したんだ…島が完全に沈んでマナの供給源が断たれた今
　　 即座に消滅してもおかしくないはずなのに… )

｡o( 結晶体の力、ってやつなのかな。
　　 というかもう、そうだとしか考えられないけど。
　　 …結局、私の力だけではどうにもならなかった、というわけか…？)

フレイド「サンタナ、ちょっといいスか？」

「…はい、何でしょう？」

フレイド「…俺、どうやって助かったんスか？」

「……」

「…スヴェルナさんが助けて下さったんです。
　島が水没する時も、フレイドさんに肩を貸してくれたし
　フレイドさんが意識を取り戻したのも…、…スヴェルナさんの力のお陰なんですよ。」

フレイド「そうだったんスか…で、具体的にどんな術や道具を使ったんスか？
意識回復どころか蓄積されてたマナまで消えてるみたいだし
何を用いたにしろ相当高度だと思うんスけど。…サンタナ傍にいたんスよね？」

「……。申し訳ありませんが、私もよく分からなかったんです。
　でも彼女が助けてくれたのは事実ですよ。
　ちゃんとお礼言って下さいね？命の恩人なんですから。」

「…ところで、これからどうするつもりです？」

フレイド「うーん…まぁ、まずは拠点登録してる町に戻るッスよ。まだ登録証生きてるし。
この辺、多分エルタ港の近くだろうからそんなにかからないッスね。
戻ったら…次の手でも考えるッスか。今度は王都の方にも足運ばなきゃかなあ…」

「…切り替え早いなあ…まぁ、やる気は十分みたいですね。」

フレイド「ボケッとしてても仕方ないッスから。
島はあくまで通過点ッスよ、通過点。おれたちのぼうけんはこれからだ！」

｡o( …島があんなになった手前、突っ込めない… )

｡o( …まぁ、フレイドさんらしい、か。
　　 やっぱりフレイドさんはそうでなくちゃ。)

「あ、そうだフレイドさん。あなたにお渡しするものが。」

フレイド「…え、何コレ？重箱…弁当スか？
ああ、先日の夕食…？律儀ッスねえ、何も今出さなくても。」

「いいえ、これはサメクさんからです。ほら、いつぞやの…」

フレイド「あっ…あー。そうか…じゃあ遠慮なく頂くとするッスかね。
(ｶﾊﾟｯ)…ほう、これは美味そうだ。サメクさんも多分こっちに着てるだろうし
日が落ちる前に探して礼を言いにいかにゃならんッスね。」

「…。ちゃんと全部食べて下さいね。全部。」

イル(667)からのメッセージ：
「そうですね、殆ど依頼が途切れませんでしたから、なかなか繁盛していたと思いますよ。
　……ま、依頼の量に関しては、私の腕というより“転送”の敷布のお陰ですけれども」

「……他の地域に、統一された“イメージ”を持つ事により保たれている島がある、そう聞いたことがあります。
　そのイメージで形成された島では、人によって辿る道筋が違い、認識もまた異なる……
　ですが、道を違えば全く別の空間になるという訳でもなく、他の道を歩んだ冒険者同士が会ったり話したりする事もできる」
「遺跡の冒険者の多様さからすると、様々な地方に招待状を出したようですし、
　人の数だけ心は違うもの、持ち得るイメージも人によって異なります。
　この遺跡島も、認識が個人々々の持つイメージに強く依存する場所なのかもしれませんね」

「ああ、貴方は確か、フレイド様と一緒に居た……。
　いえ、こちらこそありがとうございました。
　私としてもいい気分転換になりましたし、そう仰って頂けたなら何よりです」

「しかし、療養、ですか。
　こんな事になってしまいましたし、大事無ければいいのですが」

（――あの様子はただの疲労だとは到底思えなかったのだが、無事だろうか）

「……私は海岸の側の街に少しの間滞在する予定ですので、また連絡を頂けますか。
　もし私が街を出た後であれば――（連絡先の書かれた紙片を差し出し）こちらへ」
「色々と伺いたい事もありますし、何より、まだ遺跡の中で助けて頂いた借りを返していないのですから。
　……では、よろしくお願いしますね、サンタナ様」

サク(772)からのメッセージ：
サク「あら、サンタナ君？ なんだか随分勇ましい格好しているわね。バンダナ、似合っているわよ」

サク「……ああ、それだとあの後も遺跡内に留まってたのね？ もう、バカなんだから。私も人の事言えないけど。
……今直ぐにご飯でも作りに行ってあげるべきなんだろうけれど、こっちも事情が事情だから――あ、そうだ」
サク「この前作ったおかゆ、気に入ってくれていたみたいだし、あなたにレシピは渡しておくからさ。
もし行けられなかったら、サンタナ君が作ってあげてくれるかな。無茶言ってごめんね？」
そういって折りたたんだ紙切れを手渡した。

サク「あ、確認はちょっと待っ……三段目は〜…機嫌斜めってるのよってメッセージだったんだけど…あっははは」

サク「ありがとう。これは放っといても治るだろうし、大丈夫よ。無茶は…程ほどにしておくわ」

サク「………さぁ、どうなるのかしら。仮に打ち倒したとしても、失ったものが戻る保証も無いし…」

サク「…その様子だと、フレイド君、随分具合が悪いのね。
彼が選んだ道を後悔していなければ良いのだけれども……」

サク「でもそれは――いえ。あなたまで倒れたりしないでね。
ああ、フレイド君が起きたら、こう伝えておいてくれるかな。
『そういう女泣かせな性格なんとかなさいな、このオバカさん』って」

――冒険者が集められた遺跡外の一角。眉間に皺をこれでもかと寄せ、不機嫌と焦燥を隠そうともせず、辺りを見渡している。

サク「……あ、サンタナ君！ アブドルさんを――いや、……」
サク「……あなたは身体がそんなにも小さいのだから、背負ったものに潰されないように、気をつけて」
そういって踵を返そうとしたところで、衣類が水着に変わった！
何か叫んでいたが、掠れた声からはその内容の判別はつかない。
腰にかかった赤地に白水玉の浮き輪がなんとも無気味だ。

――そして、水流が全て洗い流していった。

緋色の狐(1383)はお気楽極楽♪：
「わふ☆　お料理、作ってくれてありがとなのです♪
帰りの旅路のお弁当にしますね☆」
嬉しそうに尻尾を振る狐

「あ、そだ…　これ、どうぞ♪」　

そう言うと、狐は一輪の福寿草を差し出した

ゆらゆら(1811)からのメッセージ：
(いつの間にか荷物に紛れ込んでいた封筒）

シャノン「なにやら大変なことになられていたようですが、無事帰ることはできたでしょうか？　こちら、二人とも流されましたが無事です」

ゆら「一回目の闘技大会、出会いは偶然でしたがお話にお付き合いいただきありがとう御座いました。　また、いつかどこかでお会いしましょう」

（封筒にはウルフリングとmousquirrelの小さなぬいぐるみが添えられている）

スヴェルナとシク(2082)からのメッセージ：
「ん・・・。きっとそれはね、フレイドさんが諦めてなかったからだと思いますよ。
　島が没したのも理由の一つだし、こちらも二人協力して色々やりましたけど・・・。
　でもね、当の本人が生きたいって願わなきゃ、叶わないんだもの。」

「私たちが見つけたマナの取り除き方もそう。サンタナさんの力添えも。
　この人と一緒に生きたいんだ、って願ったから、叶えられたと思う・・・。
　誰かを想う力って、すごいんですよ？ ・・・今はそれでいいじゃない。」

「あ、シクは・・・ふふ、多分女の子のところかしら。流されてる間、探しに行ってたみたいだから。
　それと、あの子から伝言。
”土産は確かに渡したからな、大事にしろよ。”
・・・ですって。
　にやっと笑いながら言ってたけれど。」

「起こしてもいいけど・・・って、もう。」

「私らは・・・故郷はもう、無いも同然というか。帰っても居場所はないから・・・。
　だからね、弟とは話してあるの。体が元に戻ったら、二人それぞれの好きなように生きようって。
　シクは、旅に出るって言ってた。自分に何ができるか挑みたいって。私は・・・・・・。」

「私は・・・フレイドさん。もしお邪魔でなければ、あなたと、一緒にいたい・・・です。
　目的のものを探して、あなたの郷里に帰った後も、ずっと――ずっと！
　どんなに難しくても、一緒に、いたいです・・・！」

「だって、あなたは私に、人として生きる未来を信じさせてくれたから・・・。
　マナに侵された体で、名前だって贋物で、いつ、ひとの姿を棄てることになるか怯えていた私に・・・。
　この先も、生きていこうって思わせてくれたから。」

「そして今、生き残って、こうやって気持ちを受け止められる。
　　だから私もね、フレイドさん・・・ありがとう、愛してますっ！」
　――ぎゅっと抱きついて、鼻先に唇をそっと寄せました。

グラン(2124)からのメッセージ：
グラン「ふむ。全ては流され…そして旅は終わる、か。」

グラン「そのまま水葬にだけはならぬようにな。ここで終われば…詰まらんぞ。 では、さらばだ。世話になった。」

　第三部　完

ジャック(471)からのメッセージ：
ジャック「コミュニティお疲れ様でした！今までディ・モールト・グラッツェ！」

残光の幻槍ソク(518)からのメッセージ：
残光の幻槍ソク「次の世界は何週目になるんだ……？」

要(1593)からのメッセージ：
要「負けたッ！第３期完！」

ItemNo.10 贅沢な保存食 を捨てました。

現在の体調は いい感じ！
大丈夫！いつも通りだね☆

武具に ☆ダガー『シュラウド』 を装備！
防具に サイバー・ヴェストメント を装備！
装飾に シルバー・リング を装備！
自由に ☆ダガー『ヴェスティエヴィンディ』 を装備！

技 千斬り を修得しました！

緋色の狐(1383)に 200 PS 渡しました。

GREAT保存食 を買いました。(- 600 PS)
GREAT保存食 を買いました。(- 600 PS)

アラト(811)の所持する 白竜の骨髄 を料理しようとしましたがそれが食材ではないことに気付きました。
スヴェルナとシク(2082)の所持する GREAT保存食 を料理し、 コールド・パスタ(シーフード) をつくりました。
緋色の狐(1383)の所持する 普通の保存食 を料理し、 コア をつくりました。

【合言葉＆場所チェック】
　スヴェルナとシク(2082)と一致しました！
スヴェルナとシク(2082) とパーティを結成！
パーティ名： 新たな旅路を進むもの

【遺跡外でまったりしてます】
　HP/SP/持久が全回復しました！
　体調が"いい感じ"まで回復しました！
技回数が全て０になりました、技回数を振り直してください。

【成長】
能力CP が 105 増加！
戦闘CP が 103 増加！
生産CP が 18 増加！
上位CP が 78 増加！
NP が 1 増加！

ザエル 短い金髪に紅い瞳の男。見るからに柄が悪い。 タンクトップを着て、隊の黒い制服を乱雑に腰に巻いている。

　「・・・・・・というわけでこの話はこれで終わりだッ！！

　　次作は９月中に公開予定だそうだから

　　この場所はそれまでは残しておいてやる、ありがたく思うんだなッ！

　　宣言画面もすみかも普通に使える状態だ。

　　次作の情報はトップページにぼちぼち現れるらしい。

　　どうせ奴の気まぐれで頻度はアテにならねぇがな。

　　・・・さて、伝えることは伝えた。お前の夢の中にでも戻るとしよう。

　　ハハハッ！！しばらくは良い夢ばかりだなァおいぃッ！！」

アルミ・カーン アルミ缶に手足が生えたような存在。缶の中には主にげそが入っている。中を覗くと照れながら怒る。

　

　「いやぁ実に長かったなぁ諸君。予定より1.5倍も長くなってしまった。

　　とりあえずお疲れ様といったところか。

　　そして長丁場へのお付き合い、とてもとても感謝している。

　　次の世界はこれほど長くならぬようにするつもりだが、

　　どうせ奴の気まぐれだ、アテにはならないかもしれんな。」

エンジェル 天界に住んでいると見せかけて実はただの有翼人。と見せかけて実は翼も飾り。 片付けが苦手。

　

　「そんなわけで次作も時間あったら参加しちゃえばいいと思うよーっ！！

　　時間あったらだからねー？そこおねーさんとの約束だぁっ！！

　　最後まで参加してくれてほんとありがとぉーっ！！」