「………」

初めての——では、ないのやも知れぬが。少なくとも、今、思い出せる記憶にはない——遺跡への潜行。 　相対した何かは、バカンスにきた、などと言っていたが。 　バカンスに来て尚、邪魔をしようというのは、一体、如何様な了見であろうか。 　……斯様な思案の間にも、脳裏を幾度となく過る、テリメインマイケルの面影。

「………」

何にせよ。 　気紛れながら、着いて行く事にした相手は、中々頼りになる。 　なにぶん、貧弱な身の上。素性も定かでないままに、彼を見止めたのは、我ながら慧眼ではなかろうか。 　……手前味噌に浮かぶ、そんな思惑。

「………」

さてしかし、解き放つに応じ、訪ね来る瓶の船の数も、相応に増え。 　気紛れの代償か、抱え持つには些か難儀、そんな様相を呈しつつある。 　……探れる記憶の乏しい今。瓶船の往来する光景を見遣るのみでも、十二分に愉快で。少々、見境いなく、海藻を詰めて放ちと、繰り返したが。 　辿り着いた瓶船の中身を確かめる度、ただただ放流することが、船主らの本懐ではなかろう……と。馳せる想いも、幾ばかりか増す訳で。 　水面を奔る瓶船の勇姿を愉しむも、程々にすべき哉、と。 　腕に抱え持った、瓶船らに視線落とし、思索に呉れるのである……

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

闇は、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。

穏やかな潮の流れに、時に身を任せ、時に原生生物を相手にし、
確実にテリメインの探索へ進んでいた闇は、
前方に大きな泡に包まれたドーム状の建物を発見した。
近くの岩に、建物の名前が彫られているのを確認できるかもしれない。

	テリメイン最先端探索拠点

……どうやらここが、海底探索協会の最先端拠点らしい。
これよりドームから先は、いよいよ未知なる海域が待っているのだろう。

誰も見たことのない財宝。
誰も発見したことのない未知なる生物、海底遺跡。
己の力をつけるため、願いを叶えるため……。

様々な目的を胸に秘め、各地から集まった探索者たちは旅立っていく。

テリメイン最先端探索拠点は、そんな夢を秘めた冒険者たちに、
最先端のスキルストーンやチューンジェムを揃えて販売している。

この拠点より先は、海底探索者協会の目が届かない海域だ。
【海賊】と呼ばれる者たちに襲われる危険性もあるかもしれない。

未知なる海域へ足を踏み入れる前に、ここで十分に準備をしてもいいだろう。

闇は周辺を探索…………。

SSシェルボックス（低）を手に入れた！

闇はSSシェルボックス(低)を購入した。

闇はSSシェルボックス(低)を購入した。

闇はSSシェルボックス(低)を購入した。

闇はTGシェルボックス(低)を購入した。

闇はTGシェルボックス(低)を購入した。

闇は魔力を訓練した。
闇は魔力を訓練した。
闇は魔力を訓練した。
闇は魔力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
闇は魔力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

闇はアイテムNo.12 リフレッシュを私有化！

闇はアイテムNo.13 マジックブレイクを私有化！

スキルNo.1 マジックアロー をアイテムNo.9 魔攻 で改造！
スキルNo.1 マジックアロー に 魔攻 を付加！

マジックアロー に 昏片 と名付けた！

目的の決定