記録.02　記入者：？？？ ここはどこ？　　　　　　狭間？ ここは狭間の世界。　　そう、世界と世界の間隙。存在しない世界。《海》と呼ばれる空間。 　 海……そうだ、他の二人は？　　　　　　　　　　　　　　　　そう……それなら、よかったや。 あの二人なら大丈夫。無事に目的の場所に辿りつけたわ。　…… ねえ。　　これから、どうしようか。 なあに？　……3e25960a79dbc69b674cd4ec67a72c62 　 え？ 既に『彼ら』も勘付いているだろうから、助けが来るまでを凌ぐために私の力を使いなさい。 これ、凄い規模……寿命は短いけれど、小さな世界を生み出すなんて…… 狭間に世界を紡ぐ術、始原にして終焉なる魔女の力、8の那由他に分けられたこの身であろうとも、この程度の規模の世界生成は造作も無いのよ。 …… 遺跡　──Chapter.3 穏やかな海に沈む。青く青く、ただ青く。 《テリメイン》には噂がある。 曰く、お宝が大量にある。 曰く、未知の生物が大量にいる。 曰く、とある遺跡には全てを統べる事のできる魔法がある。 しかし……

	サフィア
	「流石に「世界そのもの」に多大な影響を与えるようなモノがあるとは思えませんがねぇ……」

──正直なところ、「お上の意向」と言うものは全く判らない。 そもそも、開拓の進んでいない世界というのもまだ幾つか残っている。なのに何故、こうした外世界へと手を伸ばす事になったのか。

	サフィア
	「タレコミ、でしょうかね……。考えられる要因としては。それでも、一体何者が。という疑問は残りますが……」

……深く考えていても仕方がない。そういうことにしておこう。 さて、この世界では初となる本格的な戦闘。一切の問題もなく無事に終えることが出来た。 スキルストーンの感覚の方も大体掴めてきたので、次は更に上手く立ち回れるはずだ。 ……あぁ、そうだ。メッセージが何通か届いていたんだっけ。 いくつかは宛先不明のモノだったが、一通は僕へ直接宛てられたモノ。これはしっかり返さないとね。 …… 幕外Ⅰ　──生物回想

テリメインマイケル 　遺跡で遭遇した棒人間のような奇妙な生物。 　危なそうな爆弾を持ってますが、海中で使えると思ったのでしょうか……？ 　棒人間らしく千切れやすいが再生もまた早い模様。

幕外Ⅱ　──Sandbox □□□□ □④□□ □□□□ □□□□

サフィアはアイテムNo.8 焼き魚 を使用した。

敏捷が3上がった！

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

サフィアは、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。