○○月××日　晴れ ------------------------------- 海中遺跡探索第一日目。 遺跡内を調べている最中にナマコやヒトデに人体がついている様な生物に襲われたが、特に難なく追い払った。 初めて海中を進む体験に胸が躍って、書ききれない位に感動したはずなのだが、その後の出来事のお陰で正直何も思い出せない……。 ------------------------------- 探索が終わり海上に戻るともう夕方で、今日はコルセアが夕飯を振舞うと張り切って支度を始めた。 度々食料の買出しをせずに済むよう、缶詰等の保存食品を大量に備蓄しておいたそうだ。 （この時は海上レストランやデリバリーなどが充実している事は知らなかった） 学園側が頼んだであろう移動手段と護衛以外にも食のサービスまで提供されるとは予想外だったので、この時は感謝の気持ちでいっぱいだったのだ。 夕食に用意された缶詰は、確か「アーシドアレンケ」と言い、コルセアが暮らす地方で作られる魚の缶詰らしい。 目の前に置かれたそれは私が知っている缶詰の形状より、やや膨張していた。そして隣に水を張った桶が置かれた。 コルセア曰く「開封するのにひと手間いる」との事で、缶を水中に沈めゆっくりと蓋を開く様子を興味深く私達は眺めていた。 缶の膨張は、内部にガスが溜まっていることが原因らしく、切込みをいれると同時にゴポゴポとガスが溢れてきたのだが、 これは本当に食物から発せられる香りなのか？？という程臭かったのだ。 あまりに強烈な香りにその後の事や肝心の缶詰の味は殆ど覚えていない……。 せっかく振舞われたものを粗末にしてはいけないと促されるままに食べた記憶はある。 コルセアには申し訳ないが、鼻から抜ける風味はこの世のものとは思えなかった。 シアノさんと相談して、本格的に探索が進行する前に早急に食料の買いだしを行う必要がある……。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

メルヴィーは、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。

穏やかな潮の流れに、時に身を任せ、時に原生生物を相手にし、
確実にテリメインの探索へ進んでいたメルヴィーは、
前方に大きな泡に包まれたドーム状の建物を発見した。
近くの岩に、建物の名前が彫られているのを確認できるかもしれない。

	テリメイン最先端探索拠点

……どうやらここが、海底探索協会の最先端拠点らしい。
これよりドームから先は、いよいよ未知なる海域が待っているのだろう。

誰も見たことのない財宝。
誰も発見したことのない未知なる生物、海底遺跡。
己の力をつけるため、願いを叶えるため……。

様々な目的を胸に秘め、各地から集まった探索者たちは旅立っていく。

テリメイン最先端探索拠点は、そんな夢を秘めた冒険者たちに、
最先端のスキルストーンやチューンジェムを揃えて販売している。

この拠点より先は、海底探索者協会の目が届かない海域だ。
【海賊】と呼ばれる者たちに襲われる危険性もあるかもしれない。

未知なる海域へ足を踏み入れる前に、ここで十分に準備をしてもいいだろう。

メルヴィーは周辺を探索…………。

海ブドウを手に入れた！

メルヴィーはSSシェルボックス(低)を購入した。

メルヴィーはSSシェルボックス(低)を購入した。

メルヴィーはSSシェルボックス(低)を購入した。

メルヴィーはSSシェルボックス(低)を購入した。

メルヴィーは精神を訓練した。
メルヴィーは精神を訓練した。
メルヴィーは精神を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
メルヴィーは体力を訓練した。
メルヴィーは体力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

メルヴィーはアイテムNo.4 スラッシュを私有化！

メルヴィーはアイテムNo.5 リフレッシュを私有化！

目的の決定