さて、この航海で最初になる戦闘も見事なチームワーク？で無事勝利を納め アタシたちの船旅は順調なスタートを切ることができた。 とりあえず夕飯を作らなければならない。 何がいいかな。保存のきく食料は出来るだけ多く積んでおいたが、なるべく足の早いものから使っていったほうがいい。 そういや二人は何が好きなのかな。聴くのを忘れていた。 まぁ、海洋なんちゃら学科の学生さんなんだから海好きだろ。海産物決定。

	コルセア
	「っていうとまぁ最初は歓迎の意味もこめてアレしかないね・・・。」

アタシは船室から例の缶詰をたくさん持ってくる。 こいつはアタシの大好物なのだ。 『アーシドアレンケ』 アタシの故郷の言葉で、『ニシンの塩漬け』の意味だ。 文字通りニシンを塩漬けにして発酵させた缶詰で、死ぬほどうまい。 あまりの美味しさに鼻が曲がりそうになるので癖になるものは後をたたない。 アタシもその一人だ。 どれくらい美味しいかっていうと、過去アタシがこいつを振る舞った人は ほぼ例外なく美味しさのあまり床につっぷしたり椅子から転げ落ちたりするほどだった。 中には絶叫して海に飛び込んだ客もいたな。あれは助けるのが大変だった。 ただ、発酵食品なのでちょっと匂いが強く、服に匂いが残ったりするのが難点なんだけど、 これはまぁ食べた後で体じゅうに数種類の香水をぶちまけておけば大丈夫。 美味しいものを食べたうえ、食べたあとは香水で体には素敵な香りが残るという二度おいしい代物だ。 稀にその素敵な匂いとアタシの魅力にやられて、照れ隠しに「コルセア臭い」とか言ってくる輩もいるが まったく、そんなに恥ずかしがらずに普通に素敵な匂いがするねって言えばいいのにね。 海の男共は女の扱いがヘタクソでいけない。 これは主に卵などの可食部分以外は廃棄し、残った部分をパンなどにのせて食べるのが主流だ。 で、普通のパンなどで食べれればそれがベストなのだが、やはり長い航海にもっていく食料として普通のパンは適切ではない。 なので、通常二度焼きしたビスケットと呼ばれるクッソ硬いパンをスープなどに浸して食べるのだが・・・。

	コルセア
	「これはアタシの求める本当の海のパンではないんだよな。」

こんなものではない。硬さが足りない。もっと水分を抜かなければまだまだ保存性が足りないと思うのだ。 いつかアタシの求める本当の海のパン・・・最強の硬度を誇るパンと出会えればいいんだけど。 とりあえず今回はアタシが独自のレシピで三度焼き処理したパンをたくさん積んである。 これは硬くて美味しいぞー！気をつけて食べないと前歯が折れちゃうかもしれないからそこだけ気をつけてね！ あと、航海の食生活で最も警戒せねばならないのが、ご存じ壊血病だ。 とにかく野菜類の摂取には気を払わねばならないので、出来るだけ毎日少しずつでも青物を食べさせねばならない。 今回も出来るだけ多くのキャベツや葉物を樽に漬け込んできたが、多分最後までは持たないだろう。 やっぱりこれも保存性優先で通常より多めの塩をぶち込んでおいた。 どこかの港でコマめに野菜を補給していかないとな。陸地の少ない世界って聞いてるので、港はあっても農作物が どれくらい流通してるかは不安だ。人がそこに生活してる以上、なくはないだろうけど、あんまり高くないといいなぁ。 いや、冒険者が増えてると聞いた以上、ある程度は高騰してると考えておくべきだろう。 そうなると貯蓄にも気をつけていこう。経費として大学の教授からはある程度の額を預かってはいるが、油断はならない。

	コルセア
	「えー、そんな感じで今日のメニューはこんな感じ！」

・コルセア一押し！アーシドアレンケ（殺人的に臭い） ・コルセア特製！三度焼きパン（くっそ硬い） ・コルセア謹製！キャベツの漬物（くっそしょっぱい） これぞ海の男の食事よ！おまけにコルセアの愛情も詰まってるんだからこれが美味しくないわけがない！ 学生さんたちよ！遠慮はいらない、一杯食べてくれよな！！ どうせそのうち食料事情的に食べれるものも少なくなってくるのだ。 食材が新鮮で豊富な今のうちに、是非とも精をつけておいてほしいね。

	コルセア
	「しかし・・・」

今回の航海は不慣れな学生さん達にあまりひもじい思いをさせたくないという考えのあまり、 つい食料を積み込みすぎてしまった。正直大分オーバーウェイト気味だ。 おかげで風が十分な日でも船速が若干こころもとない。

	コルセア
	「いや、一般的な船よりは十分速くはあるのだけど・・・。この子の本気はこんなもんじゃないはずだ。」

このタイミングで万が一同業・・・海賊にでも鉢合わせたらちょっと逃げ切れる自信がないな。 そういう事態に陥らないように、周辺情報には常にいつも以上の警戒をはっておこう。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

コルセアは、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。

穏やかな潮の流れに、時に身を任せ、時に原生生物を相手にし、
確実にテリメインの探索へ進んでいたコルセアは、
前方に大きな泡に包まれたドーム状の建物を発見した。
近くの岩に、建物の名前が彫られているのを確認できるかもしれない。

	テリメイン最先端探索拠点

……どうやらここが、海底探索協会の最先端拠点らしい。
これよりドームから先は、いよいよ未知なる海域が待っているのだろう。

誰も見たことのない財宝。
誰も発見したことのない未知なる生物、海底遺跡。
己の力をつけるため、願いを叶えるため……。

様々な目的を胸に秘め、各地から集まった探索者たちは旅立っていく。

テリメイン最先端探索拠点は、そんな夢を秘めた冒険者たちに、
最先端のスキルストーンやチューンジェムを揃えて販売している。

この拠点より先は、海底探索者協会の目が届かない海域だ。
【海賊】と呼ばれる者たちに襲われる危険性もあるかもしれない。

未知なる海域へ足を踏み入れる前に、ここで十分に準備をしてもいいだろう。

コルセアは周辺を探索…………。

シェルボックス（低）を手に入れた！

コルセアはSSシェルボックス(低)を購入した。

コルセアはSSシェルボックス(低)を購入した。

コルセアはSSシェルボックス(低)を購入した。

コルセアはSSシェルボックス(低)を購入した。

コルセアはSSシェルボックス(低)を購入した。

コルセアは体力を訓練した。
コルセアは体力を訓練した。
コルセアは体力を訓練した。
コルセアは体力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。
コルセアは体力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

ビキニレザーアーマー に 物攻力強化 を実行！
ビキニレザーアーマー の 物理攻撃力 を 4回強化した。

コルセアはアイテムNo.5 ドルフィンキックを私有化！

コルセアはアイテムNo.6 ブレスを私有化！

コルセアはアイテムNo.9 マジックブレイクを私有化！

目的の決定