はてさて、今回は袖すり合うも多生の縁、ということで。
お三方とも、宜しくお願いするよ

　エッヒッヒ。ンだよ、若ェ娘さんばっかしで若返る気分ダヨコレ。

ンまあ、よろしくな。邪魔にはならんようにすっかラヨ。

・・・あとそこのキンパツの嬢ちゃん、そっちは平原ダヨ？

二日酔いは辛いらしいが…あいにくとなった事が無いでな。
そこまで気を回せるならば二日酔いにもならぬだろうよ。
一度酔うたら豹変する，というわけでもないのじゃろう？

今はタフさで言えばキエメかアリエスかのォ…
どちらも庇う技を持っているゆえ，是非とも契約したいのじゃが。
どうもノーグル…じゃったかの。そやつに阻まれてしまっての…

うむ，ここのところは欲張りすぎているようじゃ。
水場は相性が悪すぎるからのォ…まさかの連続引き分けじゃったよ。
己の力量を見誤った良い例じゃの。

世界の狭間，ともなると一度迷い込んででられなくケースもあるから注意が必要じゃがな。そこにロマンを求め，あえて探しにゆくツワモノもおるが。

とある仲間とも同じことを話しておったよ。
せめて後2つはふやしたいところじゃが…
その為に，あえて身を引いたエンブリオがでたくらいじゃからなあ。

その分，量産しづらいというデメリットもあるがな。
他の技術も使えばいけるらしいが，そこまでする必要がないそうじゃ。
過度の技術はただの争いの種にしかならぬからの。

そうやって驚いてくれるたァ，こっちも気合入れてきた甲斐があるってもンよ。
…変身というよりは変装だァな。
大きく体格が違うのは，ちィと厳しいが…そうでなけりゃあ，この通りサ。

技というよりは技術だァよ。
その為にゃ，随分といろいろ勉強や経験しなけりゃならねェがな。
下手打ちゃァ…自分が死んじまうからよ。

そこまで喜んでくれるならば，太郎を招いた甲斐もあったというものよ。

(かなり小さな声でぼそりと)
少々割高じゃったがのォ…　主に太郎を異世界へ渡らせるための対価が。

どちらも雲に乗るが，頭に金属の輪をつけているのが妖怪。
そうでないのがキャラクターじゃな。

混同するのは仕方がない，それだけ有名じゃからのぉ。

ああ，そういうところもあったかもしれんな。
人間の身でやってのける者がいると聞く，文字通り世界は広いものじゃのぉ。

(小さくポソッと)
おそらく，あの金色の闘士なんじゃろうなあ…誰じゃ，ルナにその手の話を仕込んだ輩は…

金属でできたものに限っては，ほぼ本物じゃがな。
ニュアンスはそれで同じようなもんじゃ。

俺の頭の中の設計図通りに，身を削って形を作る。
3Dプリンターは，送られた設計図通りにその形を作る。

最近のォ，仲間が気づいたんじゃよ。
…あやつは意図してそういった愚図を演じている節があると。
その，努力を，もうちょっと別の方向に，使って欲しかったわい…

好きこそ物の上手なれとは言うが，その斜め上を地で行った例じゃな。
その方向性で今後も頑張ってどこまで行き着くかを見てみたいものじゃよ。

そこは上手く組み替えるとしよう。
害妖と言えども，基本は害虫とさほど変わらん。
後でデータを送るとしよう，作る際の参考にしておくれ。

違いない，詰まらないと思うことはそれだけの余裕があるということ…か。
そんな余裕のない生であれば，感じることも確かにあるまいよ。
そういう意味では，俺も恵まれているんじゃうの。

もし会うてしまったなら，俺の名を出せば良い。加えて甘い飴の二つでもくれてやっておくれ。そうすればころりと機嫌を良くしてくれようよ。

特徴としては，俺と同じ銀髪で目の色も同じ。
浅葱色の和服に，髪は腰まで伸びていて先を藍色のリボンで結わいでおる。
ころころといつでもにこやか・・・ではあるな。
たまに，本人の背後に鞘に納められた刀が浮いている場合があるが…それは滅多に見ないかもしれん。見たならば，どこか気を抜いている状態じゃろう。

この世界には，来る理由も無い。
会うことは無かろうよ。

そのときは遠慮なく言わせて貰おう。
既知からは，特に対価を要求するつもりもないしのォ。
対価を貰ったとなると，それ以上に返さねば俺の意義に反するからの。

では，成功の暁には御相伴に預かろうかの。
それくらいの役得は合ってもいいじゃろう？

うむ。そういうことだな……ん？ちょっと待て
俺は少年と行動を共にしてい以来、俺と同様の姿に出会ったことはないのだが
それはつまりだれにも望まれてない…だと？？

いやいや、沢山見かけたぞ。ほら、なんだっけアレ…
カエルプリンス！！

違うわ馬鹿者

エンブリオとは使役者にとっては力の象徴。そこから力を行使するにあたっては、より容易な姿であるほうが便利だということだ。

2度と起こらないように王様けちょんけちょんにすれば簡単だぜ

絵本あたりならお似合いだぞ？少年

本なんか読まなくたって生きていけるじゃんよ
こうやって喋れるようになるのだって結構苦労したんだぜ

へぇ、お湯につかって気持ちいいのかぁ
ルナねえちゃん変わってるな

な、格好いいだろ！これ

むう、お互いに褒め合って…俺だけ蚊帳の外な気分だ

ちょっと目のやり場に困るときあるからね。
僕が前衛だから戦闘中は気にならないけど……

一蓮托生……特別な子なの？
別に別れなくても妖精さん友達を増やすのはだめなのかな。

やっぱりそのへん女の子なんだね。
ふふ、自分がそうなったらどうなるのかなー？

ある意味神話なのかな？
アルナちゃん考古学者とか向いてそうだね。

わっ、ど、ドラゴンがいっぱい……？

初めましてのお嬢さん方と頑張ろう…と思っていたのに、面倒な相手のようだね？

まあ出会ってしまったものは仕方がない、何とか頑張るとしようか

なんつーかアレだよな。一揆ってより、城の周辺の治安守ってるだけジャネ？これ？