Day/9.0

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おげんきですか？

　もし　さいこうしんに　であったら、

いいアイテムをもっていると　おいかけてくるので

　きをつけてくださいね。


　　　　　　ふるぎを　ひとつおくります。
　　　　　　なにかのおやくにたててください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　リキュリア

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「あのさ」
『なんですか』
「サイズ全然合わないんだけど」
『太りました？』
「あんたと今でも身長20は違うのに古着とか着れるかァ！」
『なに人の好意に贅沢なこと言ってんですか』
「いや、あんたのこれ悪意だろ……。
　こんな手の込んだことするならラスに頼んで私の服持ってきて欲しいんだけど…」
『そんなはずないでしょう。
　無理やり着て縮んで謙虚になってしまえばいいんです』
「やっぱ悪意じゃねえか！」

違う世界の話だ。

散歩中の子供の足に、何かがぶつかって彼は立ち止まった。
拾い上げると、それは杖のようだった。

状態を見る限り、拾い物がゴミではないと判断した彼は
周りを見回して、落とし主はこの近くに居るどうか探し始めた。

目を閉じ、呼吸を調えて神経を集中させる。
早口に異国の歌のような言葉を唱え始め。

ふわ、と風が彼女の周りにまとわりついた。
大鍋が魔女の前に立った。

そう言うと目を閉じ、早口に異国の歌のような言葉を唱え始め。

ふわ、と風が彼女の周りにまとわりついた。
大鍋が彼女の前に歩み出た。