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探索25日目 基本行動の宣言を確認しました。 「取引行動」の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「闘技大会」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 |
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「!?」 途端に険しくなったミィニィの表情につられる様にミゥリィの表情も僅かに強張る。 「どうしたの、ミィニィ?」 「敵だ」 短く告げてミィニィの手は素早く近くにあった鉄槌に伸びる。2枚のドアを隔てて届いてきた剥き出しの殺気は多少浮ついていたミィニィでも察知できるぐらい無遠慮で隠す気など一切ない図々しいものだった。 普段のミィニィならば、いや普段通りミィニィの傍にいるのがリュートだったのならば、そのまま飛び出して殺気の主をたちどころに制圧できるだろう。しかし今のミィニィはミゥリィの身を守らなければいけない。槌を思い切り振るうこともできず、例え離れたとしても一歩で彼女の元へ辿り着ける程度の距離に限定される。 守りながらの戦い。それはミィニィにとって経験のほとんどない戦いだった。ミゥリィの傍にいるときに感じる奇妙な安らぎと思うが侭に槌を振るえない窮屈さという二つの感覚に挟まれながらも必死に殺気の主の動向を気配だけで探る。 わかったのは、誰かと交戦中ということだけだった。だがそれも一瞬のこと、戦いは終わったのか戦闘の気配は消えていた。とはいえいまだに漂う微かな殺気と焦りから事態が収集したわけではないことを悟る。それと同時、ミィニィは寝室の扉を蹴り開けて閉ざされた奥の扉へと視線を移しつつ窓の外の気配を探った。この距離からならば相手が奥にある扉を蹴破ったり採光口から飛び込んできたとしても十分対処できる猶予がある。もし対処しきれないとしても窓の外の気配に気を配っていればそこから脱出できる。昨日の騒動のおかげで窓周辺の外壁の構造は憶えているため周辺の地形を確認するという僅かなタイムラグも解消できる。 そうして瞬時にできる最大限の迎撃の準備を整えた直後、奥の扉が荒々しく開かれた。予想した通り蹴り破りに掛かったらしい。 だがそこにあったものは予想外の光景だった。 「リュメイ!?」 ミゥリィの叫びが響く。 そこにいたのはギスハール=グリムロク、そして彼の後ろにいつも付いている双子の衛兵だった。そしてその片方の脇には傷だらけになったリュメイが抱えられていた。 「ミゥリィ様、すいません……」 苦しげに主君への侘びを述べるリュメイ。その四肢はまるで拘束されていなかったのだが、首を抱えられていては思うようには動けない。ましてや首を極めているのが倍は体躯に差があろうかという巨人だ。単純に腕力の差もあるだろうが、下手に動けば即座に首の骨を折られてもおかしくはない。 「ギスハール! これは何事ですか!」 構えるミィニィの体を制し一歩前に出たミゥリィは、先程まで漂わせていた少女少女していた空気とは一変し、毅然とした態度で双子の巨人の前に立つギスハールへと叫んだ。 しかし当のギスハール本人は涼しい顔を崩さないまま、しかし滲み出る焦燥を吐き出すかのように重く暗い声で応えてきた。 「おやおや、もう神官長気取りですか。気の早いことですね」 「何事かと聞いているのです! このような事が許されるとお思いですか!?」 毅然と叫び返すミゥリィだが、その言葉に意味がない事ははっきりしていた。 ギスハールのセリフだけを抜き取れば未だに理性を保ち理知的な対応ができるのだと思うだろう。しかしその声色は高揚しつつも震え、目端や口元、そして瞳にも抑えきれない焦燥感と狂気が湧き出ていた。 おそらく今の彼は、どんな説得も聞き入れられる状態ではないだろう。むしろ下手に刺激しては彼らの手中にあるリュメイに何があるかわからない。 カクリ、とギスハールの首が跳ね上がり、爬虫類のようなぎらついた瞳で見下すかのようにミゥリィを睨みつける。 「ええ、許されますよ。邪神ナーガは常に我が意志と共にある。私が行うことは全て邪神ナーガの意志の下にある。ならばこそ、これは全てサンハーラを思えばこそ」 その言葉に、場の空気が明らかに変わる。鉄面皮を保っていた双子でさえその額に冷や汗を一筋垂らしてしまったほどに、ギスハールのその言葉は異常だった。狂気が一層深まったその瞳にはもはや理性の欠片も見えない。 狂信者――いや、ここまでくればただの狂人と成り果てたギスハールの表情は溜め込んでいたものを全て吐き出したかのように徐々に晴れ晴れとしたものに変わっていく。跳ね上げた顔も、狂気に染めた瞳はそのままに。 「あなたが悪いのですよ。あなたが大人しく消えてさえいれば、我々もこんなことをしなくて済んだのです」 「……私がいなくなれば、あなたはもうこれ以上の愚行を犯さないと約束してくれますか?」 「ミ、ミィニィさん! 早くミゥリィ様を連れて逃げ……ぐっ!」 ミゥリィの言動から最悪の事態を予想したリュメイは何とか声をあげるが、全てを告げる前に首を締め上げられ最後まで言い終える事はなかった。しかしミィニィはみなまで言われるまでもなくミゥリィの手を取り素早く窓から身を躍らせようとしていた。 だがそんなミィニィの行動を制したのは、彼女が救いたいと思っていたミゥリィ自身だった。 「いいの、ミィニィ。ありがとう。リュメイさんもありがとう。そしてごめんなさい」 寂しい笑みで紡がれる諦観の篭った言葉。それは取りも直さずこの一連の騒動の終わりを意味していた。ミゥリィの犠牲をもって。 「ミゥリィ!」 「ミゥリィ様!」 ミィニィとリュメイの表情がまともに凍りつく。その一方でただ一人ギスハールは今にも踊り出しそうな歓喜の表情を浮かべていた。 「ごめんね、ミィニィ。折角来て貰ったのに、こんなことになって」 一歩、また一歩とギスハールたちの下へ歩いていくミゥリィ。 そのとき、まだミィニィには彼女を止める事ができただろう。だが生まれて初めて敵を前に忘我の境に一瞬迷い込んでしまったミィニィがそれに気付いたときには、ミゥリィはすでにギスハールたちの傍まで近づいていた。 ギスハールの目配せと共に手の空いている双子のうちの一人がミゥリィの身体を確保し、リュメイを捕らえていた巨人が乱暴にその身体をミィニィのいる場所へと放り投げる。 そして、同時に巨人の身体が僅かに沈む。 「!? ミィニィ、逃げて!」 その動きに気付いたミゥリィが振り返り声をあげる。 もっとも、いくら自失の中にいたとはいえミィニィも敵のその動きは見逃さない。弾丸が弾き出されるかのようにスタッフを掲げ猛スピードで突進してくる巨人の動きよりも早く動き始め、床に放り出され激突したばかりのリュメイの襟を掴んで大きく後ろへ跳び退る。 一瞬遅れて巨人の掲げたスタッフが絨毯を叩き部屋に小さなクレーターを作るが、そのときすでにミィニィとリュメイは窓の外へその身体を踊り出していた。 「ミゥリィ! 必ず……!」 落下までの短い間にミゥリィへと届けとばかりに声をあげるミィニィ。 だが現実は無情にも全てを言い終えることなくミィニィたちの言葉が届かぬ距離へと小さな窓が遠ざかっていった。 息を切らせて走る二人の吐息が狭い路地裏に響く。そしてそれを追う様に複数の足音も。 窓から飛び降りたミィニィたちはすぐさまギスハール派の神官兵たちに囲まれていた。何とかそれを凌いで中央ブロックから逃亡したものの、追っ手の手は未だ緩まない。 しばらく行く内、リュメイが足を止めた。 「ミィニィさん、ここは私に任せて、早くジェノバ様たちの下へ! 今ならまだ間に合うかもしれません!」 何事かと立ち止まるミィニィに背中を向けたまま、リュメイは叫び続けた。 「おそらく、あの状態のギスハール殿ならばただミゥリィ様を殺すわけがない。もっと狂信めいた方法で殺すはずです。ならば、まだ時間はある! 手遅れになる前に早く救援を!」 確かに、傷ついたリュメイに合わせて走っていたままではミィニィの脚力でもここからリュートたちがいる営舎までは相当な時間がかかる。だがミィニィ一人ならば常識外れの脚力でたちまちに営舎へと辿り着くだろう。 だがそれは、すぐ後ろに追っ手の迫る状況に傷ついたリュメイを残して行くこととなる。 「早く!」 リュメイの一喝に、ミィニィの迷いは吹っ切れた。 そう、ここで下手に手を貸して全てが手遅れになってしまってからでは遅いのだ。ならば僅かにでも、リュメイもミゥリィも助け出せる方法に賭けるほかない。 大きくひとつ頷いたミィニィは尋常ならざる脚力で一気に建物の上へと飛び上がった。 「頼みますよ、ミィニィさん。ミゥリィ様のために!」 痛めつけられた身体が軋みをあげる。だがここで弱音を吐いていられない。 すでに間近まで迫った追っ手の足音へと立ちはだかり、リュメイは折り畳み式のロッドを取り出した。 リュートたちがいる営舎では、少しでも突付けばそれで破裂してしまいそうなほどの緊張感が満ちていた。ジャンゴの襲撃は退けた。だがギスハールがそれだけであきらめるわけがない。まだ何か一騒動あるはずだ。 ジェノバの言によりもたらされた臨戦態勢に全員の緊張は最大限に高まっていた。もちろんそれは、今も装備の点検をこまめに行っているリュートも例外ではなかった。 そんな営舎の扉が荒々しく開かれ、部屋に集まっていた神官兵たちはがたりとイスを鳴らしてそちらへ一斉に振り向く。 だがそこから姿を現したのは、巨大な鉄槌を携えた少女だった。 「ミィニィ? どうしたんだ?」 真っ先にそちらへ駆け寄ったのは、保護者的な立場であるリュートだった。珍しく息を切らしたミィニィは少しの間息を整えるように佇み、そして短く事実だけを告げた。 「ミゥリィがあいつらの手に落ちた」 ざわり、と部屋の中に激震が走る。それはそうだろう、事実だとすれば彼らの指揮を根本から揺るがす問題なのだから。 「リュメイも一緒にいたはずだ。彼はどうしたのだ?」 リュートの後ろからやってきたジェノバも表層は冷静を保っていたが、その手には冷や汗が滲んでいた。いくら普段冷静な老兵でもこの事態にそんなことを言ってはいられない。 「途中で敵を引き付けてくれた。私に、助けを呼べと伝えて」 小さくジェノバが息を呑む声が聞こえた。 だがそれにすら構わず、ミィニィはしっかりとリュートを見上げ声をあげた。 「リュート」 それは静かな、しかし今までのミィニィからは聞いたこともないほど切実な思いが込められた言葉だった。 「力を貸してほしい。ミゥリィを助けたい!」
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オスロ(137)からのメッセージ:![]()
ウィル(644)からのメッセージ:
ナナ(684)からのメッセージ:
チズ(891)からのメッセージ:
黒手凶拳ジャス(1003)からのメッセージ:
イディ(1617)からのメッセージ:
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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![]() | 大地の民(地霊コミュ) |
刻(64)からのメッセージ: ![]() 俄かには信じがたいが、これはもしかすると減っている、ということなのではないだろうか…」
魅惑の核弾頭小石ちゃん(84)からのメッセージ:
ヴィル(94)からのメッセージ:
カルニア(229)からのメッセージ:
矜持(296)の声は猫背の割によく通る…:
フュリー(432)からのメッセージ:
サイ(650)からのメッセージ:
六霊使いディー(793)からのメッセージ:
ソウク(853)からのメッセージ:
新城(1176)からのメッセージ:
ジン(1433)からのメッセージ:
ボロブ(1461)から、のメッセージをカエルが運んできた:
ファルズ(1483)からのメッセージ:
牢獄隊ペリカ(1709)からのメッセージ:
リゼ(1728)からのメッセージ:
アルマ(1762)からのメッセージ:
森の亀爺とシズ(1781)からのメッセージ:
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![]() | はん☆けん |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
![]() | 文章が好きなんです、下手だけど |
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![]() | ポニーテーラー |
ナナ(684)からのメッセージ: ![]()
リアラ(40)からのメッセージ:
アンク(207)からのメッセージ:
桜花(789)からのメッセージ:
忠猫ちょろ(820)からのメッセージ:
マウリツィア(1246)からのメッセージ:
リナ(1278)からのメッセージ:
みかん(1353)からのメッセージ:
きみ(1380)からのメッセージ:
おしず(1456)のブラウニーズお手紙届け隊が来訪しました:
清純派姉御(1488)からのメッセージ:
レン(2054)からのメッセージ:
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エゼ(256)からの生産行動を許可しました。
アンタイオス に技回数を 3 振り分けました!
ItemNo.8 パンくず を捨てました。
現在の体調は 絶好調♪
【第25回更新からの闘技大会参加メンバー】 このチームで 闘 技 大 会 に参加しました!
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訓練により 体格 が 32 上昇しました!(能力CP - 42 ) 訓練により 武器 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 28 ) 訓練により 槌 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 21 ) 訓練により 槌 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 22 ) 訓練により 槌作製 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 10 ) 訓練により 槌作製 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 11 ) 訓練により 槌作製 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 12 ) 訓練により 槌作製 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 13 )
黒マント(521)から 100 PS 受け取りました。
ラム肉(780)から 100 PS 受け取りました。
ファルズ(1483)に 柳 を渡しました。
簡単な保存食 を買いました。(- 40 PS)
黒マント(521)に、 簡単な保存食 を おにく50 に合成し、 白い枝 に変化させてもらいました!
ラッキーツリー から 高速の魔法使い という 槌 を作製実験しました。
エゼ(256)に、 白い枝 から 真紅のワンピース という 防具 を作製してもらいました。(- 120 PS) B1F B-23 魔法陣〔始まりの右足〕 に移動しました!
B-22 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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![]() | 声が聞こえる・・・ |
ザック(1604)の声が届いた:![]()
メイベル(1271)の声が届いた:
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![]() | Next Battle |
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B1F C-21 / 砂地
通常戦が発生!
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![]() | Data (第24回 第26回) |
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ENo.71 ミィニィ=シルケーリンク |
各種宣言を行なう >> |
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ENo.521 ザ・グレート・ビューテフル・ハルシフォム ![]() ![]() |
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[PL] セシル |
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