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探索51日目 基本行動の宣言を確認しました。 「取引行動」の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 「遺跡外行動」の宣言を確認しました。 「闘技大会」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 「武器強化」の宣言を確認しました。 「魔石強化」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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マナの欠片。そう呼ばれるものを探して僻地までやってきた。 「これじゃね?」 アヴァリンが指し示す先には、本当に欠片といえる青い発光体があった。 手にするとそれはじわりと光り、光を受けると同時に目眩がした。目をぎゅっと閉じ、息を吐いてそれをやり過ごす。 ルキフェルは欠片と自分を一瞥すると言った。 「……どうやら、宝玉の力と同じもののようだね。ただ、微弱なだけで」 「そう、か」 体からわき起こる悪寒に、下唇を噛んで耐えた。自分の体の底から泡のように何かが浮き上がってくる感覚。 魔法には縁がない自分が気づき始めるほど『それ』は強大になってきている。 ふと、この前海で遊んだことが思い出された。 (やっぱり、たのしいことばかりじゃない、か) 運命というものなのか、宿命というものなのか――自分にはうまい言葉が見つからなかった。しかし、何れにせよこれは酷く残酷だ。 ***** 遺跡外に戻り、いつものように宿を確保した。 その後はちりぢりに買い出しに出かける。いつものことだった。クロウは部屋についた途端ベッドに倒れ込み、私やアヴァリンを驚かせた。 曰く、疲れたから休むということらしい。普通ならば本当にそうなのだろうと思うのだが、今回はどうもあれの存在が気になった。 ポケットから取り出して、角度を変えつつ見る。青白い発光体はじわりと明滅をした。 食料をこれでもかと買い込んだアヴァリンが戻ってくる。手にマナの欠片を持っている私を不審に思ったのか口を開いた。 「それ、どうすんだ」 「……多分物質を保てる以外の力は私が取り込むことになるだろうね」 「先手を取るってか」 「ふ、後手だよ」 取引で賑わう界隈に足を運びながら、私たちはこれからを話し合った。 今の状況は、コップに水を表面張力の許す限りまで注いであるようなものだ。恐らく、先ほどの欠片のせいでその均衡は崩れようとしている。 「なあ、多分あいつ……」 アヴァリンは言葉を続けようとしたが、口を噤んだ。言うことがはばかられたのだろう。言わなくても分かっている。 「ああ。ただ、永続することはないだろうね……力が弱すぎる」 「次の宝玉が来たらわかんねえ、ってとこか」 こくりと頷くと、掲示板に記事を貼りだして宿へと引き返した。 「死なねーのかな、アイツ」 ふいにアヴァリンが呟く。 「死んだら肉体の維持が必要だ。それに出ることが出来なくなるかもしれない。流石に『彼女』も生かしておくとは思うがね」 考察から予想されることを述べると彼は首を振って否定した。 「ちげー、誰もんな話はしてねえよ」 「どういう意味だい」 わかってねえな、と彼は空を仰いで嘆いた。お前が一番分かってなきゃ駄目だろ、とも言った。 ますますどういう意味だ。 「……もしあの『王冠』に支配されちまったら、心は死なねえのかって」 心。 人間におけるもっとも不思議なものだと私は常々思っている。 確かに現時点でも相当神経をすり減らしているというのに、支配が進めば精神――すなわち心が死んでもおかしくはない。 それがありえるのか、はこの際別だ。 宝玉の効果は未だ謎に包まれているものもある。どうやらアヴァリンもそれなりに気遣っているようだった。 「……そうか、お前は優しいな」 「はぁ? ばっかちげえよそんなだれもあいつがしんぱいだなんて、」 慌てふためくその姿が面白くて笑ってしまう。笑うな、と言われたので素直に謝っておいた。 アヴァリンは咳払いをすると、彼にしては珍しく下を向きながら喋り始める。 「……なんつーか、つくづく感じたわ。俺らと人間っつうのは一緒に居たら駄目だ。 俺らに力を与えるもんはあいつらにとってただの毒だし……それに海んときに思ったよ。まだこんなに若いのに、こいつは無理しすぎだって」 「…………」 砂を踏みしめる音だけが響く。 「俺様はあいつがどんな境遇で生きてきたかわかんねえけど、ずっと無理してきたんじゃねえか」 「……ああ」 短い期間だがいつも接していただけにそれは分かっている。 トレーニングや検査に費やされる日々、こちら側の力の影響に関する実験。偶に催されるゲームという名の殺し合い。0 暇など無く、二十四時間監視される日々。正直私でも御免被りたいことを弱音も吐かずにクロウは淡々とこなしていた。 便宜上のコードネームとして、あの施設では烏――クロウと呼ばれていたあれを、私は今更名前で呼ぶことができない。 それに、本当の名前を知らない。今の名前だって仮名に過ぎない。 生まれも育ちも深く尋ねたことがない。 私は、思った以上にクロウのことを知らないらしい。 「……だからこそ、早く解放してやらなければならないのだよ」 これ以上知ることになる前に、早く私たちの縁は切れるべきだ。 力があればクロウは無理をしてしまう。お互いを知れば別れるのが辛くなる――少なくとも私は。 ***** 宿に着き部屋へと続く廊下を歩いていると、二人の足が同時に止まった。 ぴりぴりする空気の中に、只ならぬものを感じる。例えば、私たちの力と同じ。 「……おい」 「私が先に入る。暫くしてから入れ。手助けは頼んだ」 「ああ」 小声で会話すると、そのまま部屋の前までたどり着く。全神経を気配に向け、普通を装いながらドアを開けた。 小さな部屋の中には誰も居ない。気配だけが辺りに広がっていて―― 「クロウ」 声をかけると、気配がざわりと動いた。ドアに隠れ死角になっている場所からクロウが飛び出してくる。正確にはクロウの姿を借りた『彼女』だ。 突き出してくる手を何度かかわし、隙を見てその手を掴む。少し前に使われた初心者用の剣を握っていたので叩き落とした。 辺りに広がっていた気配は次第に収束した。 「まさか、出てくるとは思わなかったよ」 冷静に、手を掴む力を痛めないでかつ逃げられないぐらいの力に調整する。 「ふふ、驚いた? 何か強い力があったから無理矢理出てきちゃった」 クロウの姿でも、声や話し方は『彼女』そのままだ。軽く目眩がした。 「どぉ? 私に似合うように地道ーに変えた体は。可愛くなったと思わない?」 そう言って自由な方の手で髪をさらりと持ち上げ笑って見せた。 それで気づいたが髪の色も目の色も一段と濃くなっている。指先も赤らんでいるように見えた。影響が体に出始めた。良くない凶兆だ。 「……前の姿を見ている以上、感想は述べにくいね」 「つれない男ね、相変わらず」 するりと『彼女』の指が私の顔を撫で、私は掴んでいた手を離した。 『彼女』は笑うと、今までよりずっと低い声で私に囁きかける。 「色々企んでいるようだけど、この子は絶対渡さないから」 ぞくりと背筋がざわめく。やはり、私よりも力は格段に上ということか。 アヴァリンが戸口で固まっているのが視界の端で確認できた。 どうしたものか、私の命令を待っているようだ。待て、と目で合図するより先に『彼女』が振り向く。くす、と笑う声が聞こえた。 「ああ、最近何だか気配が増えてるなあと思ったら。貴方だったのね」 「……そりゃ、どうも」 軽く飛び跳ねるように距離を詰めると、指を体に滑らせながら『彼女』は言う。 「霧の化身、ねー……貴方も取り込んじゃえば、彼は私を諦めてくれるかしら」 ずるり、と腕がアヴァリンを貫通するも、体は霧状になって血一滴も出ない。 「多分諦めないからやめといたほうがいいぜ」 「ま、貴方もつれないのね」 「積極的な女性は大歓迎だぜ? 出来れば本当の姿を見せて欲しいもんだな」 アヴァリンが挑発する。『彼女』はひとしきり笑った。 「面白イ……なた、……シイわ」 声に波が生じる。まるでラジオのノイズのようにぶれる声に彼女は舌打ちをした。 「時間切れかい」 そう声をかけると、『彼女』はにこりと笑い、手を振って見せた。またいずれ会いましょう、ということなのだろう。 ふっと気配が消えると同時にクロウの膝が折れた。近くにいたアヴァリンが抱きとめる。 クロウは規則正しい寝息をたて、目を覚まさない。あらためてベッドに寝かせると、時折苦しそうな顔をする。 魘されているのか、あの『彼女』に。 「クロウ……」 そっと顔を撫でると先程の『彼女』と同じように柔らかで、ひどく女性的だった。
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攻撃(など)が当たるように祈る会 |
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もっと絵が上手くなりたい |
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壁役でも良いじゃないか! |
埋葬者アルネス(109)からのメッセージ: 埋葬者アルネス「最近は斧の威力とかに頼ってる日々・・・シールド?何それ美味しいの?(遠い目」
クァフ(20)からのメッセージ:
クァフ「鎮痛Lv1〜5まで揃えて装備すれば完璧では!とか思ってた時がありました」
リアラ(40)からのメッセージ:
白龍(358)からのメッセージ:
神剣士ジョルジュ(564)は高らかに宣言した!:
神剣士ジョルジュ「練習試合ではぷにぷに+シールドでカーリーのダメージを0にされました。マジデスカ。」
神剣士ジョルジュ「次世代壁はやはりシールドなのか…!!」
聖戦士リナ(1278)からのメッセージ:
聖戦士リナ「気功バリアはやっぱりMHP依存の可能性が高いっぽいです。」
魔法少女リリ狩る姉御(1488)からのメッセージ:
ふれあ(1519)からのメッセージ:
機動砦チドリ(1555)からのメッセージ:
機動砦チドリ「ぷにぷにと交換で、鎮痛連装装備を用意しようっと。遺跡外でるまでに金剛石拾いたいなー」
機動砦チドリ「それにしても、見れば見るほどアイアンナイトの付加が羨ましい。活性防御鎮痛LV3……全部寄こせー!」
こゆり(1804)からのメッセージ:
こゆり「設定ミスなのか、それとも単に鎮痛・気合の確率が高いのか・・・いや、後者じゃと3番目の鎮痛=4番目の気合の説明が付かないのじゃがな(苦笑)」
こゆり「我の以前(第45回結果)には鎮痛<気合の結果もあったし・・・減衰設定忘れなのかのぅ。」
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レンタル宣言 |
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偽島水滸伝 |
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文章が好きなんです、下手だけど |
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とりあえず、お絵描きが好き |
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偽島コンビニ 劇場前店 |
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偽島格闘倶楽部 |
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長編日記倶楽部 |
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Main |
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マリア(16)からの生産行動を許可しました。 ネイリ(559)からの生産行動を許可しました。 ユメ(1070)からの生産行動を許可しました。
ヴァイタルピレッジ に技回数を 3 振り分けました!
ItemNo.41 パンくず を捨てました。
お茶碗一杯 を食べました。
【第60回更新からの闘技大会参加メンバー】 闘 技 大 会 に参加中です!
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訓練により 剛拳 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 14 ) 訓練により 剛拳 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 15 ) 訓練により 剛拳 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 16 ) 訓練により 剛拳 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 17 ) 訓練により 剛拳 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 18 ) 訓練により 剛拳 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 19 ) 訓練により 武器強化 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 14 ) 訓練により 命術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 20 )
技 ドレッドノート を修得しました!
マリア(16)に 100 PS 渡しました。
質素な保存食 を買いました。(- 20 PS)
ユメ(1070)に、 質素な保存食 を 質素な保存食 に合成し、 白い枝 に変化させてもらいました!
ユメ(1070)に、 質素な保存食 を 質素な保存食 に合成し、 白い枝 に変化させてもらいました!
ユメ(1070)に、 光り輝くメダル を 沼色のコート に合成してもらいました!
マリア(16)に、 レッドクリスタル から 紅い花飾り という 防具 を作製してもらいました。(- 400 PS)
質素な保存食 を料理し、 ピーチガム をつくりました。 ネイリ(559)の所持する 質素な保存食 を料理し、 夏野菜カレー をつくりました。
苔石 を消費して 深層意識の水底 を強化実験しました。( 430 → 507 効果A不変)
ユメ(1070)の所持する 苔石 を消費して 叡智の砂 を強化しました。 B2F S-17 魔法陣〔戦慄〕 に移動しました!
S-18 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
ライリ(1025)の声が届いた: レーム「料理Lv37、最低でも一枠、場合によっては二枠と健食Lv15等々空いてるよー。入用な場合は、伝言にて聞いてみて」
ドク(1768)の声が届いた:
たぬき(1557)の声が届いた:
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Next Battle |
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B2F Q-16 / 砂地
通常戦が発生!
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Data (第50回 第52回) |
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ENo.41 カルハフィール・リッパー |
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ENo.559 ネイリ=エンプティ=マキシリア ENo.1070 春坂 夢路 |
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[PL] 南京半二 |
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