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探索78日目 基本行動の宣言を確認しました。 「生産行動」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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――ちょっと、残念だったな。 胸中に浮かんだその感想を、どこか他人事のように感じながら、海道・クラリウス・ミハエルは『そこ』にいた。 ――流石に、もう誰も『視えない』か。 全て流された後、ミハエルも流されはしたが、行き着く先は彼等と同じ場所ではなった。 暗い水底のような場所。意識は次第に溶けていくのを実感する。 ――ああ。 弟に言わせれば『無茶した代償』なのだろうか。何故、こんなに無茶をしたんだっけ。 思考を巡らせる。妹のため? それもあるけど、決定的ではない。事態は解決していたのだから本来であれば必要なくなってしまったのだ。 弟、新しい妹は? いや、彼等が来ることは知らなかったし、そうじゃない。 使命感は既になくなっていた筈だ。一応の解決をした瞬間で。 では、何だろう? 何が留まらせてのだろう? 浮かんでは消える名前、顔。次第に、それ等すらどうでもよくなっていき―― ――あ。 そうだ。ボクは―― 手を伸ばすと、誰かが掴む感覚が僅かに伝わる。 そして―― ――――― 「そう言う訳だよ。まぁ兄貴は死んだわけじゃないし。運が良けりゃ帰って来るだろう」 ……なんで俺がそんな説明をしなくちゃいけないんだ? 海道・クラリウス・ヘルムートは不機嫌さを隠さずに“彼等”に告げた。 ずっと一緒にいたミハエルは『過去』の存在だ。だから、彼はこの島にいること、それ自体が既に負担となる行動だった。 戦闘でも滅多に参加しなかったのはその為。存在すると言うだけでパラドックスを無視し続ける必要があった。 何故そこまで? と言う問いは謎のままだ。本人がいない上、きっと本人だってそこまで自覚していなかったのだろう。 「手間のかかる兄貴だよ、全く」 一頻り事態の説明をし、ヘルムートは面倒そうに頭を掻く。 「そうそ。それからアンタに言伝だ。途中、会えなかったろ? アレから先、ミハエルが会える人ってのがどんどん限定されてたから、その影響だ」 と『彼女』に手紙を1つ差し出す。 『彼女』はそれを受け取り―― 「『大丈夫。すぐに戻るから。またね』だってさ」 何のつもりなのやら。 話は終わったと言わんばかりにヘルムートは去って行く。 “彼等”はそれを黙って見送った。 ――――― 「よう、久しぶり。でもってお疲れさん」 「いや、マジ疲れた……」 あの島から相当距離離れた場所にある(らしい)国リュクティス。 その国の都市の1つがフェルヴァニール、ミリシアの故郷であり、家名でもある【ロドリクス】である。 アレから挨拶もそこそこに2人は帰ってきていた。 迎えてくれたのは懐かしい風景。夏だけどやっぱり少し肌寒さを感じる。 涙も少し出てきたけど、きっと寒さのせいだ。 寒いから、きっと涙が出るんだ。 そうやって懐かしい町並みを久々に歩く。変わらない人々、平和な光景。 少し遠くまで歩いてミリシアと一緒に街を見下ろせる丘に行ったり。 そうやって故郷を堪能して、ようやく帰ってきたところだった。 「それで、どうだった? あの島は」 「なんか赤髪の化物が出てきて倒したら全員水着になって流された」 沈黙。 「……は?」 「とにかくもーあの化物相手にしてヘトヘトなんだ。ちょいゆっくり休ませてくれ」 大きな欠伸を1つして去って行くフェルヴァニール。 追って行くミリシアを見ながらクロファニエルとユウはお互いに顔を見合わせる。 「……まぁ」 「……お疲れ、でしょうしね」 互いに見合わせて笑う声を背中に受け、フェルヴァニールは自室へと歩いて行く。 住み慣れた部屋。綺麗に片付けられてる。まぁ、随分長いこと離れてたからなぁ。 ごろん、と一人用にしては大きいベッドに寝転がると、ミリシアが覗き込んできた。 「ミアも適当に寝ろよ。長旅で疲れたんだし……」 「はい。そうします」 と言うのと同時、ころん、と転がってくる。 もう15なんだから……と言う言葉よりも先に襲ってくる眠気。 いいか、久々にこうしているんだし――と目を閉じる。 「お疲れ様です。にいさま」 その後、ロドリクスの家では幸せそうな寝息が2つ並んだ。 ――――― 『どーもこんにちは。本日もやってきました。最新の音楽情報をお届けするCount Dwon TV! のお時間です』 海道家の土曜日は用事がない限りは家族全員が揃う時間でもある。 とは言ってもミハエルがドイツに留学後、連絡が取れなくなってからは1人いないが…… 「すっかり家族の一員みたいだな、ルルド君」 「あ、いや……」 テオドールに一言声をかけられ、顔を赤くして縮こまるルルド。隣に座るのは――シャルロッテだ。 「テオ兄。ルルをいじめるのは感心しないなー?」 「いや、そういうわけでは……」 ぷぅ、と頬を膨らませたシャルロッテにも真面目に答えようとして答えられず、それが笑いを誘う。 いつもの光景。何処にでもある日常の団欒。 「しかし、ミハ兄は何してるんだろうね。結局5年間何やってるかは分からずだよ」 「まぁ、そろそろ帰ってくるんじゃないか? 前に話は聞いたが、そういうものなんだろう?」 「どうだろうな。状況が落ち着いても日本に帰ってくるとは限らないぜ?」 「またヘムはそんなこと言うー!」 『では、ここでゲストにお越しいただきましょう。ドイツから来てくれた【Das meer Ein Weg】の皆さんですー!』 そんな会話が続いていたが、途中で全員の言葉が止まる。 「……そう来たか」 「? どうかしたのテオ兄?」 突っ伏したテオドールを不思議そうに見るシャルロッテだったが、テレビに目を向け、すぐに状況を理解する。 「へ!? え、え?」 「な……っ」 絶句する面々。母親のアイラムに至っては手に持ったコップを落としかけ、隣のディディウスが途中で回収。 「あ、あ、あ……」 ようやく出た言葉は、何からどう突っ込めば分からないような震えをしていて。 でもちゃっかりリモコンは録画を押していて。 「あの子はあっちで一体なにやってたのー!?」 ……まぁ、 アイラムがそう叫ぶのも無理はなかった。 ――――― 『では、ここでゲストにお越しいただきましょう。ドイツから来てくれた【Das meer Ein Weg】の皆さんですー!』 その番組は柚木家の食卓でも流れていた。 「『はい?』」 兄妹揃って間抜けた声が出る。 ゲストとして出てきたのはドイツのバンド。 どうも最近一気にブレイクしたらしく、海外進出の一環として日本に〜という紹介がされた。 そして、そのメンバーの中に…… 『ベイルート・ミハエル』 その名前が目に止まる。 身長は180に近い位。ハーフらしいスラっとした体格。少しパンクファッションが入っているのはそういう曲だからだろうか。 長い金髪、に紫暗の瞳…… 間違いない。 「『ミハエル!?』」 「に゛ゃ!?」 どうしてそこにいる。良く分からない驚きの声がハモる2人と、その2人の声に驚く猫が一匹。 「……いや、え? どういう……?」 「……さぁ?」 顔を見合わせ首を傾げる2人。 ――ビーー いきなり鳴るベル。目の前のTVは気になるが、来客だろうか? ふと目をやると茅の膝の上には猫が一匹。もう落ち着いてぐうたらしているようなので、すみれが玄関へを向かう。 「……はい」 扉を開けた先、そこにいたのは…… 「や。久しぶり!」 「……」 ついさっき、TVで見た姿。絶句してしばらくして思わず居間の方を見る。ちょうどトーク中だった。 ただ、内容までは頭に入らない。 「ああ。アレ今日だったんだ」 「……本人?」 「うん。どうにも日本には帰れない連絡取れないって状態だったんだけどさ。友達に誘われてやってみたんだ」 アハハー、ととても気楽そうに話すミハエル。すみれからしたら久々に会った(ミハエルからしたら5年経っているのだが)彼は、中身はそんなに変わっていないようだ。 「本当は家族の所に行きたかったんだけどさ。もうちょっとの辛抱って感じ」 「……?」 「ああいや、こっちの話。同じ轍は踏まないってね。そだ。それよりさ、今日ってこれから暇してない?」 「……予定はないけど」 「久々だからさー。色々見て回りたいんだよね」 「……だろうね」 「と言うわけでちょっと付き合ってくれないかな? 折角だから久々にこの辺回りたいんだ」 「……へ?」 本気で首を傾げるすみれにミハエルは何とも言い難そうに目を逸らして頬を掻いて。 「……まぁ、5年振りに遊びに行きたいなー、なんて、さ。ほ、ほら色々遊びたいなぁって行ってたし」 ぱちくり、と瞬きをするすみれ。どうにもピンと来ていない様子だ。 「まぁ、予定がないなら一緒に回ってもらいたいんだけど……」 駄目、かな? 彼らしくない自信のなさそうな物言いに、少し驚き、 クスリ、と思わず笑ってしまう。 「……うん。それじゃあちょっと待ってて。支度、してくるから」 ミハエルが頷くのを確認し、自室へ戻るすみれ。 「あ、オイ?」 すみれが自室へ戻ったことでようやく振り向いた茅がミハエルを見て唖然とした表情を見せる。 その膝の上で丸くなる猫が呑気な欠伸を1つ。その様子にミハエルは楽しそうに笑う。 ――さ、何から話そうかな。まずは―― 不思議な島での冒険は終わった。 だけど、これからの日々は終わらない。 ――――― 『それでは、準備ができたようなのでお願いします』 ――先程までの司会者がトークを一度止め、カメラに向く。 そして、楽曲のタイトルを伝えるのだ。 【Das meer Ein Weg】より―― 【False Island】
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Message |
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【パーティメッセージ】 カエデ(138)「ひとまず、おつかれさま?」
蓮「健闘を祈る。じゃあ、またな。」
ヒスカ(493)からのメッセージ:
ヒスカ「私たちは、これからまた国を復興させる為の旅を続けるんだ。多分、もうあんまり他の世界の人とはあえなくなっちゃいそうだけど・・・。」
ヒスカ「もし、国が復興できたら、約束どおり、お料理作りに来てね!」
アラン「よっ、坊主。そんときは、前に行ってたように酒も入れて宴でもしような!またな!」
オリフィ(758)からのメッセージ:
突撃行商人ミーシャ(1063)からのメッセージ:
突撃行商人ミーシャ「どーも、お久しぶりです。あ、移動手段の船と、体をふくものを用意してあるので、もしよかったらどうぞ。」
突撃行商人ミーシャ「短い間ですけど、お世話になりました。またいつか会いましょうね。ソレジャッ」
藤花(1388)からのメッセージ:
藤花「ミハエル君には向こうで逢えるのかな。ああ、フェル君も私と蓮の結婚式には招待するから良かったら来てね♪」
以下のキャラクターにメッセージを送りました。
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リーゼロッテントへようこそ |
シャルロッテ(6)からのメッセージ: シャルロッテ「あんまり何もできなかったけど、皆、お疲れ様!」
ヒスカ(493)からのメッセージ:
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突撃メッセ委員会 |
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TRPGが好き |
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NANDEMO許可! |
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レンタル宣言 |
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文章が好き! |
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Main |
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クレハ(537)からの生産行動を許可しました。 幻奏天使しふぉん(1584)からの生産行動を許可しました。 カエデ(138)に連れてってもらいました!
技回数の振り分けが確認されませんでした、てきとーに振り分けます。
ゅんゅん(807)から 奏人・暁歌 を受け取りました。
とらやのみずようかん。 を食べました。
武具に 踊人・霞歌 を装備!
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訓練により 天恵 が 31 上昇しました!(能力CP - 95 ) 訓練により 天恵 が 32 上昇しました!(能力CP - 98 ) 訓練により 武器強化 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 50 ) 訓練により 武器強化 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 51 ) 訓練により 武器強化 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 52 ) 訓練により 武器強化 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 53 ) 訓練により 武器強化 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 54 ) 訓練により 武器強化 のLVが 1 上昇しました!(上位CP - 55 )
上位技能 天罰覿面 を修得できそうでしたが脳みそがいっぱいいっぱいでした。
クレハ(537)に、 奏人・暁歌 を 奏人・暁歌 に合成してもらいました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
遺跡外では様々な声が飛び交っています! |
「・・・・・・というわけでこの話はこれで終わりだッ!!
次作は9月中に公開予定だそうだから この場所はそれまでは残しておいてやる、ありがたく思うんだなッ! 宣言画面もすみかも普通に使える状態だ。
次作の情報はトップページにぼちぼち現れるらしい。 どうせ奴の気まぐれで頻度はアテにならねぇがな。
・・・さて、伝えることは伝えた。お前の夢の中にでも戻るとしよう。 ハハハッ!!しばらくは良い夢ばかりだなァおいぃッ!!」
「いやぁ実に長かったなぁ諸君。予定より1.5倍も長くなってしまった。 とりあえずお疲れ様といったところか。
そして長丁場へのお付き合い、とてもとても感謝している。 次の世界はこれほど長くならぬようにするつもりだが、 どうせ奴の気まぐれだ、アテにはならないかもしれんな。」
「そんなわけで次作も時間あったら参加しちゃえばいいと思うよーっ!! 時間あったらだからねー?そこおねーさんとの約束だぁっ!!
最後まで参加してくれてほんとありがとぉーっ!!」
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Data (第77回 第79回) |
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ENo.4 ロドリクス&クラリウス |
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ENo.138 鬼灯 楓 ENo.807 Dune=Gruenerwald |
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[PL] 奈月 |
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