ぽたり　ぽたり　ぴちゃり。


するはずがない、水音が響く。



それは異変。


絶対に溶ける筈の無い、炎に燃やされても熱されても解けることの無い氷が、溶けはじめている。

雪火女自身も。
彼女の通る道はまるで雨が降ったかのように濡れている。
確実に何かが身体を蝕んでいる。
誰にもいえないでいるが、景色も低くなってきた。
いつか勘のいいものには気づかれるだろう。


早く、原因を見つけなければ。
私が、全て水になる前に。








黒き、騎士が何も言わず、それを見守っていた。










ここよりシステム文
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雪火女の氷が解け始めた。
原因をつかめなければ日に日に彼女は溶けていくだろう

現在の状況
・身長175ｃｍ→170ｃｍ
今後1更新に１ｃｍずつ減っていく。
・彼女の歩いた後や触れたものは濡れていたりしている。
・燃える氷はいつものように扱える。

彼女の異変に気づきもの。
手を貸して頂ける様に、切に願う。
（メッセとかで）

かぁ、と白磁の肌がほんのりと赤みを帯びる。

おろおろ、とする。それはとてもとても嬉しいけれど、彼女とて流石に狼狽える。

こちらはこちらで恋愛本意。段階を踏んでからだろうという認識。
片思いに過ぎないから、それを伝う事から始めなければならなかったが。

実感もイメージも湧かないけど、そうなのかな、なんて、淡きことを紡いだ。

何と言っていいかわからないちょっと気まずげな樣子。

どうやら手編みするらしい。