ずずずずー……

そういえば、そもそもどうしてしばらく留守にしてたんでしょうエルさんは

女子会ですからね、ここはぶれいこーですよ！

ドラゴンがペットで、背中に乗せてくれて飛んでくれる…。
絶対爽快でしょうね。
でも、猫みたいなじゃれつきをドラゴンでされると…(ぷるぷる

なるほど…？アルミを噛んだ事は無いですけど…、でも喉に突っ込まれるのは確かにちょっと嫌ですよね…。
所でアルミを噛む感覚って音ですか？……キャリキャリ…？

武装用のペン…？芯を発射したりとかですか？
なんだか暗殺用な雰囲気を感じますけど…？

って食べてるんじゃないですか！ウラギッタンデスカ！！
むぅ、私もマスターにお小遣いお願いして優雅に食べ歩きしたい…。

……仕方ないなぁ。

頑張った満足感がプラスされてるのはあるかもしれないのですよ。
そうゆう所が、料理は愛情って呼ばれてる所以なのかもしれないです。
疲れてる時は何でも美味しいし、そうゆうお手軽なものがいいのかも…。

わ、わあああああッ！？火は止まったけど…大丈夫なのですか！？

昨日と今日でいきなり世界が変わると、順応するのも大変だよね。

わたしは旅に出ること『そのもの』は自分でも望んでた部分はあったけど、
飛んだ先の世界を選べたわけじゃなかったから、慣れるのに時間が掛かったなー。

まぁ、一揆だ革命だって荒れてる割には、メルンテーゼの風景自体は結構牧歌的だったから良かったかな？

そうそう、それでね、エルおねーちゃんには内緒だけど、最近ちょっと思ってたのは、
実はわたしも元の世界への帰り方が分からないから、何かあったらおねーちゃんに頼もうかなって……。

や、今すぐ帰る必要はないかなって思ってたんだけど、なんだかこの戦いも終わりそうだし……。
そうなったらそうなったで、しばらくこの世界に住み続けるのも悪くないんだけど……。

そう、事故と言われて思い出しましたが、ボクたちがこっちに来たのは、
それまでは自由意志だと思っていたのですが、実は事故だったんじゃないかと思い始めまして……。

というのも、修行だって言って送り出した割に、なんだか片道切符みたいな送り出し方なんですよ。
手頃なタイミングで召喚魔法で呼び戻すのかなって思いきや、送り出したっきり音沙汰なしですし……。

メグはこういう性格だから、のんびり構えてたみたいだけど、さすがにちょっとおかしいと思い始めましてね。

もしかして、本来行くべきだった世界と違う世界に来ちゃったんじゃないかなって。
今思えば、修行の荒波にしては、いきなり一揆っていうのは変だったかも……。

ボクたちはお師匠様が描いた、異世界連結の魔法陣に乗って、こっちへ飛んできたんですね。

で、これはボクの推測なんですけど、その魔法陣は単にボクたちの世界と異世界を繋げるものじゃなくて、
同じ世界の上に成り立っている別の空間に瞬間移動させるような魔法陣だったんじゃないかと……。
いくら魔法の力とはいえ、物理法則から考えて、次元の異なる世界同士を連結させるのは無理なはず。

ボクたちは、住んでいた惑星から、別の恒星系か銀河系にある有人惑星に飛ばされた。
それこそがこのメルンテーゼなんじゃないかって考えているんですよ。

そこでね、エルおねーちゃんの機械技術があれば、わたしも元の世界に帰れるかなーって。

さすがに此処の文明レベルでは、メルンテーゼ「だけ」の技術で、
惑星間巡航ができるような機械を用意するのは無理なので……。

メグが瞬間移動する魔法に開花するのを待つって言うのもアリだけど、
せっかくなので、借りれる力は借りてみようと、二人で話し合ったりしてたんですよ。

あ、もちろん、わたしの気持ちとしては、メルンテーゼでのんびりっていうのも体に合ってるし、
今すぐに元の世界に帰りたいってわけじゃないから、全然いいんだけど……。

あ、でも、せっかくなら帰るついでに、エルおねーちゃんの世界を旅行させてもらえれば嬉しいかも。

さーて、がんばりますよー！

さぁ〜がんばりましょか〜

ふむ…まあ、今回は経験を積ませてもらおう

やりました！

さぁ〜お酒呑もうかっ！

だいしょーりね！

よし…勝てたか。

次はどんなところかなぁ

ご〜！ご〜！ご〜！

……よし、行こうか。

きっといいものに違いない。間違いない。フラグじゃない。

おぉ！？

何かに使える…か？