はっきりとした身体がないってのは、前々から言ってるけど不便でもあるさ
私にしてみれば、君らみたいな身体の方がよほど羨ましい
当人にしかわからない悩みのようなものさ

あいにくそんな事実は全くないね。ほんとだよ

……簡単に言うけどさ、服一つ自分で作るって、なかなかの手間じゃない？
見繕うにしたって、なかなか自分に合った衣装は見つからないよ。こんな異国じゃね

何のことかな？　ま、昔から霊的な力が強いのは女だよね
それ以前に男は大半が見た目でパスだ

首を刎ねても平気だったり、世界そのものを滅ぼすのが仕事だったりさ
そういう連中には是非とも平和的に、仲良くやってもらいたいものだ

考えの浅い人間なんかには、食えるならなんでもいいなんて思われてるみたいだけどさ
そんなわけないじゃないか。日々の糧に飢えてるのでもなければさ

……お互い、色々あったみたいだね

ない、わけじゃないよ？
一応自分で食べるものは自分で用意してるから……
道具の使い方くらいは、とりあえずわからないって事はないよ

うーん、ペイントってわけじゃないから、彫ってるのかな？
……仕組み自体は大体わかったかな

けど、もし彫ってるんだったら私だと難しいかも
改良案は思いつくんだけどなぁ

……俺の世界の方でも普通サイズが主流だ。 流石にダイオウイカサイズは殆ど見なかったぞ…。
あのサイズなら……軽く百食は行ったりしてな。 実物を見た訳では無いから、どうとも言えんが……。

？ 無いなら作るか？ 材料さえあれば作れる気はするぞ？

あの人の性格や癖は、一緒に旅をして回っていた時にある程度掌握していたし、殆ど変わり無かったからな…。
そもそも、俺が武器に対して拘りを持つようになった原因があの人だ、言わない訳が無い。

……そうだな、今回の大鉈はラーフィーの助言無しではもっと難航していたやも知れん。感謝している。

…俺の癖は隙が大きいからな。 もう少し振り抜きを早く、そして腕の動きも流れるように……頭では分かっていても難しい物だ。
対して師は俺の動きの元となっている筈なのに、動きに殆ど無駄が無い。 この機会にしかと目に焼き付け、参考にして行かねばな…。

俺の元居た世界では、軍に属する者達は限られた身分の者達であった事が多かったな…。
俺が実際に知る機会は無かれど、今迄に聞いた話から察するに、さぞや過酷な戦だったのだな…。
趣味がある者は何とか精神を保てて居たのだろうが、そう言った息抜きが出来ない者にとっては、更に辛かっただろう…。

城下町な、駄目そうなら作る精神で行けば大丈夫だろう…。

成程ねぇ〜　私にはこの自慢の耳が二つあれば十分なのよねぇ。
上下まで関係している耳か……二次元だけじゃなくて3次元まで対応したって感じなのしらねぇ？　空飛ぶしゅぞくとかなのかなぁ？

送っても検閲とかで届かないっていうのを聞くとさびしいわねぇ
自分の想いを相手に伝えきれないっていうのは悲しく感じるわねぇ……ちゃんと届いていると良いけど

あら？確かめてみる？　私が寂しがり屋かどうか（少女を胸元にだきよせようとしつつ

へぇ〜　そんな効果があるのね！？　初めて聞いたわ
抱き枕ってあまり使った事がないのよねぇ（抱き枕使う位なら誰かを抱いて寝ているし）

そんなモノ渡されていたっけ？！

自分のご飯は食べていい。
人のご飯はどんなに美味しそうでも食べちゃ駄目。
これは重要な事タヌ！

収賄は惑星MoFでも多い犯罪ウキャ。農民の中には毎年、年貢の運搬中につまみ食いをする不届き者が出るウキャ。

帳簿と合わせてみて、収賄が発覚したら、奉行所の前でお尻ペンペンの公開処刑にされるのタヌ。

去年はリス族の若者が年貢のどんぐりをつまみ食いしてお尻が真っ赤になるまで叩かれてたキャ〜。

それじゃ、やろう。言っておくけど、負けるとしてもただじゃ負けてあげないからね？

降り掛かる火の粉は払うのみ。 …鳴瀬御舟、いざ参る！

……と見せ掛けて俺、参上！ …ってね？

……先生、あまり無茶はしないように。

それじゃあ、始めよっか