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……ん……あれ、今度はまた別の世界に繋がっちゃったみたいだね。


ああ、自己紹介しておくよ。

僕はく　　は　　。なんかうっかり神サマになっちゃった人さ。


まぁ神サマと言っても、僕の意志では何も変えられないんだけどね。

権能だけが一人歩きしているのが現状さ。

それでも僕は、君たちの物語を眺めるのは好きだけどね。

……ちょっと天郎君、何やってんのさ。　　　　　　　　『起きたか、白痴。しばらく仕事が無い。暇だ』　　　　でもそれはちょっと過干渉じゃないかなって思うんだ。　　　『………悪いようにはせん』


バッドエンドでもいい。ハッピーエンドでもいい。

足掻いて、足掻いて、足掻き回して、そして僕に…面白い展開を見せて欲しいな。

今までずっと退屈だったんだ。これぐらい望んでもいいよね？




……眠くなってきたな。今日はここまでみたいだ。

それじゃあね。また来週…いや———また明後日、かな。

〜過去編〜

　おかしなことを言ったと思ったら、ポポロの視線が何かに気づいたかのように上を向く。

　——頭上から、妙な音がする。
　まるで巨大な壁に風がぶつかっているかのような音だ。
　そして見上げれば、そこにはありえない光景がある。

　一軒家が、空を飛んでいた。

　説明しているうちにテンションが上がったのか、一人で勝手に盛り上がっている。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

〜再会編〜

　口を開けて、よくわかっていない癖に頷いて、

　元気一杯な声で手を振りながら、サイネルを見送るのだった。

がたがたきゅーきゅーふるえる少女は肉を盾に姿を現した。

たぶん出来ませんけど。といいつつも、素直に前に出てきた。

もっとも、機械も理屈がわからなければ魔法とたいして変わらない…のかもしれないが。

前向き思考。

もそもそとアイテムを探している