〜水辺・星屑の小川〜

小川のほうを見ながら木の陰に座っている1人の女の姿があった。

どうやら昔の事を思い出しているらしい。


ふと、懐から3枚の写真を取り出す。
1枚目には、4人の人物の姿が写っている。
2枚目は、男と2人で撮った写真のようだ。
そして3枚目にもまた、4人の人物の姿が写っている。

共通しているのは、全ての写真に彼女の姿がある。
彼女の顔は・・・笑っている。今ではもう殆ど見る事のない、まぶしい笑顔がそこには写っている。

不意に笑みがこぼれる。

昔の事を思い出し色々と考え込む。


しかしそのせいで気が緩んでいたせいか、すぐ近くに迫る気配に彼女は気付く事ができなかった。

不意の邂逅に驚く2人。

しばらく固まっていた後、先に構えたのはアイリのほうだった。
その様子を見て。

きっぱり言い切られる。表情から見て嘘はついていないようだ。

構えた弓を降ろす。

少し考え込む。

突然の一言に驚く。

そう言うとシルヴィの姿が消えていく。

技術が進歩している世界の出身上、そう言う表現になってしまう。

こうして、翌日の進路は決まったのであった。


なお次の日合流した結果、
シルヴィやアイリの取り越し苦労というか勘違いと言うかなんというかであり、
特に1人でも特に問題なかったと言う話ではあった。
しかし合流したのも何かの縁でその後、そのまま3人で兵舎に侵入してみる事となった。

しかしその後にある事件が起こるのだった。
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※フェイはPMのグランPLの別世界での使用キャラです。
　グランPLから以前に許可を頂きしばらくの間お借りしています。

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〜兵舎前〜

その時。1匹のブラウニーが飛び出してくる。

無言でブラウニーは兵舎の中へと走っていく。

突然イクスが大声を上げる。

身につけているアメジストに魔力を込めて、短剣の形にする。
誰もいない方向に向けてひゅんと一振りすると、紫の光が軌跡を辿る。

いわゆる魔法の品だろうか。