「斧の使い方を教えてほしい？」


「て言ってもお前斧とか無くてもつえーじゃん」


そんなでもないよ、それに折角みんなと旅をしているから。
自分に無い技術とか知識とか、沢山知れたらいいなって思ってね。



「なるほどな・・・つまりオレの腕に惚れたってわけだ」


「わかるわかるわかるぜ？オレかっこいいもんなぁっ・・・！」


そこまでは言ってないけど・・・


「いやいや言わなくてもわかるぜ？確かにオレはかっこいい上に強い上にかっこいい・・・」


「そりゃあ沢山の奴らに追われるわけだぜ・・・オレ！」


それは多分君がいままでしてきたことを恨んでる人達じゃないかな・・・


「なーにおんなじ様なもんよ」


「改心してオレのかっこよさと強さの秘訣をしりたいってことだろ？」


前向きなのは君のいいところだと思うよ



「どうした今日は随分褒め殺しの日だな？なんか悪いものでも食ったか？」


「今日の食事当番鵲だったもんなー、あいつの料理はマジでやべぇ」


・・・その辺にしといたほうがいいよ、鵲さんに聞かれてたら明日の朝日を拝めなくなる。


「・・・・・・・」


「そうだな、そんじゃそろそろやるか！」