■めるるんてぜーにきてみっかめ


あき

た


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　くろうは　ぶらっくだいやもんどを　なげすてた

　宿の外にある池に落ちたのか、ぽちゃん、と小気味良い音が鳴り、満足そうに笑う。

　おーと呟きながら窓から池を覗き込み、肩に乗る鳥に見えなくも無い謎の生物を撫でる。

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■メルンテーゼに来て３日目
エル：ムカつく。暗黒大陸ってなんだ？　リシュ：まだよくわかんないけど多分いいやつ　テオ：ノリが悪い。でも“せいふく”知ってた

正直PTって一人旅より色々面倒だし、何考えてんのかさっぱりだ。
……ヒロ達も、最初はこうだったのか？←メモ：また会った時聞く！！こんなんでガキ一人の面倒を一年見るとか、俺には絶対——
　待てよ？……当時のあいつら、今の俺より年下じゃね？
いやまあ、俺も自分の正確な年齢は知らないけど。何となくそう思える。いや、そうに違いない。
自称：超人ってとんでもねェなぁ。って、PTを初めて組んだ俺は思った。今日の日記終わり。

なおと涼しい顔で言ってみせる様子を見るにつけ、
そういった結果になっても恥とは感じなさそうだった。
ゆらり輝くその瞳を見返して、こちらはあくまでも表情を変えない。