「俺ァ実物見てはいねぇんだが、バナナと呼ばれていたモノは所謂バナナの木でした…とかかもな。
毒も…ありえるな。キノコが最たる例だが、似たような色形でも食えるヤツと食えないヤツがあるし、その類かもしれねぇ。
何にせよ他所は他所、ココはココってこったな。常識を改めねぇととんだ勘違いを起こしそうだぜ」

「練習試合か…あんまし組んでねぇなあ。
同じく相手を探しているヤツに声掛けるがよ、純粋に力試しするにはどうにも能力がバラつくし
試したい事があっても一々承諾取らねぇと話にならねぇし。オマケ程度にしか考えてねぇや。
アンタはどうなんだ？ちょくちょく組んでるのか？」

「素材の能力判明までの時間も考慮すると1週間程度のサイクルで換装できりゃあ御の字ってトコだろう。
ま、難しく考えずに自分のペースでやるのが一番だな…無理に背伸びして無駄な犠牲を払うのは愚作だしよ。
折角依頼請けて参戦したんだ、ちったぁ貢献してぇとは思ってるが…周りが勝手に解決してくれる、と考える事もできるんだ」

「おう、お疲れさん。長々と付き合ってくれてありがとよ、楽しかったぜ。
今度会う時は敵同士…の可能性の方が高いだろうが、まぁそん時ゃお手柔らかに頼むわ」