あう、うまそうなエびだったな……
あんなのがいるってことは他にもたくさんいるだろう！

だから昨日の晩に、葉っぱのついたエだを川の縁に沈めテおいた！
エびがたくさんとレるかもしんネェ〜ぞ！

（ギョッルは枝を引き揚げた……すると！）

（枝を振ると川エビが少しこぼれ落ちてきた！）

むう、まあまあだな……（ムッチャムッチャ）

マキガイ、か。
同士討ち回避のための準備が必要だろうな。

…特別なアイテムがなくても出来るコトで。

強いられてるのが不本意ならやめることもできるが、金が絡むと難しいな。
学生の間だけに限ったことではなく、大人になってもそんなもんだが。

お主はどうした？
経済の授業ついでにFXでもやって学費を溶かしたか？
彼女との交際費が底をつきたか？
悪友の保証人になって一揆に売り飛ばされたか？
泥酔するまで飲まされて外泊証明書にサインでもしたか？
（おっさんの何気ない追求）

『フラグ』？
またネットスラング……いやゲーム用語か。
なにかこの男、違和感があるな

まぁそれより……『それら』を調査している？
こいつはあたりっぽいか？

いざとなったらハッキングも視野にいれるか……

まぁそうだな。
現状、一番怪しい地点は王城と王だ。
この道を道なりに進んでいくのが最も正解かもしれん。

しかし、【神】はひっそりと人々の間に紛れ込んでいることもある。
拙者がかつて殺した【神】は連邦政府の総統府にあったが
別の場所では人々の間に平然と紛れていたこともあるときく。

貴様も【神殺し】を目論むならわかっていよう。
【早くしないとこの世界が終わってしまう】ぞ？

ちなみに拙者が調査中の神は、この世界の理に従っており
理を書き換えている様子はない。

……あれは別口だな。
どっちかというと救世主だ。

…、なるほどなあ。
ずいぶん合理的というか…実践的な考え方をするんだな。
友人や仲間関係も、旅の効率のためって割り切ってるってことか？

でも、別に孤独なほうが好きって訳でもないんだよな。
結局別のお仲間としっかり一緒に旅をしてるわけだし。
あんたが一緒にいることで、お仲間もすごく助かってるはずなんだ。

だからやっぱあんたは『良い人』だと思う。
変に気を使ったりせず、自分の気持に正直に人と接するって
なかなかできることじゃないと思うよ。

英雄は何にも負けない。
騎士は何にも退かない。
領主は誰にも媚びない。

私は・・・ッ！

おっ！でっかい貝だな！……む、テごわいやつなのか？

…多少マイルドになった、か。

加減は大体分かった。
変に遠慮したり、ビクついたりする必要が無い事も、な。

虎の如く獰猛な俺を御することができるか！？

虎の如く獰猛な俺を御することができるか！？

いざ、尋常に勝負せよ・・・・・

私の領地の平和！

エびを焼いテ食おう！……そレとも、煮るか？

この辺の探索も、そろそろ潮時かな。

戦利品を確認次第、速やかに進もう。

こんなじめついた場所にいつまでも居られませんから。

騎士は、負けない。

よし、いくか！

（モシャモシャ）ぅお？

…おや、これは？

少し、昼ネしテもいいか？