イカ、思ったよりたいしたことなかったわねぇ・・・。
なんだかうるさい女の子がいた気がしたけど・・・。
おかげで料理の手順が減っちゃってるわ。イカさしになっちゃった。
んー、とりあえずそうねぇ、あの娘のところにでももって行きましょうか。

さて、闘技だけど、なんか随分な登録チーム名ねぇ・・・。
前回よりも数も増えてるみたいだし、どうなるかしら？

まぁ、自分がどれくらい強くなったかを確認するいい機会ねぇ。
それにしてもなんだかあちこち急がしそうね。
もう新年って感じでもないっていうの言うのに、なにかあるのかしら。

あー、そろそろキョンシーがほしいわ。
でも予定がうまくいかないのよね・・・。とりあえず早めに地下牢に行くべきなんだけど・・・。

あと、あのへんも置いていきましょうか。

ちゃんとしたものが作れるようになったら、お見せします、と約束しました。

◆

種族としての能力は、感覚に優れていることですが、戦いの役には立たないのでした。

普通の蛇でも締め付けで骨を砕くことをアムルは知っています。
マリアさんくらいのサイズなら、鎧の騎士だって、アルミ缶みたいにできるんじゃないかと。

言われてみると、ぐるぐる尻尾を巻き付けたり、振り回すのは恥ずかしいことかもしれない。

めくれても問題ないんじゃ？
そう言いかけてから、本当にそうなのか知らないことを思い出して、慌てて自分の口をふさぐのでした。

ぺこぺこ頭を下げるのでした。

◆

とても真面目な顔で、そう言います。

自分が勝手なことを言っているのだと分かっているのか、少し俯いた顔には怯えが見えるのです。

タイトルを眺める

マリアを見る

タイトルを眺める

腕の力だけでガキリとねじあけた

マリアの体を黒い霧が包むと、下半身が蛇の女性が姿を現した

マリアの体を黒い霧が包むと下半身が蛇の女性が姿を現した

14歳くらいの獣耳に獣しっぽの少年が挨拶をするとぺこりと頭を下げる。
依頼された品を包みから出して確認してもらい、問題がなければ嬉しそうな笑みを浮かべてもう一度ぺこりと頭を下げただろう。