ニンジャは全裸で襲ってきて、素手で首をはね飛ばす。
なんてゼクルヴさんは言ってましたけど……。

彼女はニンジャではなかったんでしょうか。
緊張してこの前は日記だって書けなかったのに、凄く肩すかしです。

良いこと、なんでしょうけど。

そうそう、彼女、また次の人たちを見つけて、走って行きました。
なかなかやられても諦めない、ってすごいことだと思います。

あたしは、姉さんを諦めずに探し続けられるんでしょうか。
もしも、一人で帰ることになったとして、それに耐えられるんでしょうか。

こんな砂地に居るのがいけないんです。
早く次のところに行こう、って叫ぶべきかもしれません。
迷惑でしょうけれども、ね。



＊＊＊

追記。

良いものを見つけました。

火薬の平和的利用、なんて珍しいものです。
浴衣、なるものも貸していただけましたし、
何度もあしげしく通ってしまおうかな、なんて……。

簡単な拠点を持ってしまえば、そこで待ってるとも言えますもんね。
あたしにしては冴えてる、と思いませんか？

①ハートのA　②スペードの4　③クラブの7　④ダイヤの10　⑤スペードのキング　⑥ジョーカー

突然声をかけられたことに驚いたのか、びくりと一瞬身体を震わせた後、人懐っこい笑みを浮かべながら、あなたを見ました。

頭の弱そうな笑みを浮かべて、そう名乗りました。心なしか羽が大きくなった気がします。そして、自分の羽が本物なのかといわれ。ぽかんとした顔をしました。

そういって、羽を撒き散らさないようにゆっくりと羽を動かしはじめました。飛び立つ作業をしながら、あなたに問いかけ

手に銃を持って天に銃口を向けながら。

鎌をほめられて、ふふん、と鼻を鳴らしながら胸を張るミルフィーユ。
子どもっぽいが、喜んでいるようだ。

そして、彼女が見せてくれた不思議な機械に二人は興味を奪われた。

両手を胸の前でちょこんと広げて、大体このくらいです、と。

相手が客だと反応が早い。営業スマイルで素早く応対である。
ベルトポーチから名刺を取り出すとあなたに差し出した。『ディグリース・インダストリー』としっかり社名が記されている。