ずいぶん猫が集まったな。いいことだ。

ちかごろ城内にはゾンビが大量発生してるそうです・・・
いったい何が！！？

…先んじた連中が派手に暴れてくれている。
この隙に乗じて歩を進めるとしよう。

………短い間ですが、グレン様と共に戦う事が出来て嬉しく思います。

いや・・・何でも無い、気にするな

ふむ、お前さんから見ると俺はかなり大雑把な方になるのかね
先の事は先の事、強い拘りは持たず、停滞もまた一つの道であると捉えている
若い頃はもっと思慮深く行動していた様な気もするがな・・・・・

「壁」なんてものは己の捉え方次第だ
時間と共に勝手に崩れていったり、左右に回ってみれば意外な所に扉があったり
あるいは不意に縄梯子が下ろされてくる、なんて事もあるだろう

お前さんの言う「壁」がどの程度の規模の物なのか俺には分からん
一度後ろに下がってその「壁」の事を一度遠くから眺めてみてはどうだ？

探索の手伝いぐらいはお安いご用だ。
…というより、道案内をしてもらってむしろ得をしている気もするな。

せっかくのお手並み拝見の機会でもある…楽しませてもらうよ。

…それは自分のことかい？
迷いがないならないでいいんじゃないか。
一本筋が通っているようで、私は好きだけどな。

あらー、じゃ、その方とはちょっとお話したくらいなんですね。
成長が遅いのか、大きくならないのか、それとも……、
って、いろいろ考えちゃいますけどっ。

ああ、あたしは、人間のつもりなんですけど、
別の血も混ざってますねー。
天使と呼ばれる人達の血なんですよ。

混血なので、人間の世界の方が暮らしやすいだろうって、
お父さんに引き取られたって聞いてます。

だから、あたしは特に何も縛られてないんですよー。
神様の命令とかもありませんし。
その分、力もそんなに強くはありませんけどね。

こちらこそお世話になったね！

諸々の都合で、私自身はグレンや友人の戦いぶりを見れなかったのは残念だけどねー。
闘技大会の方も期待してたのに、再試合でお流れになっちゃったし

まー、その辺もそのうち機会があるよね多分。
今後もよろしく！

エンブリオ……、エンブリオか。エンブリオね。
ホァン君、この人見える人なの？

?

あ、そっか。私はそうだよね。忘れてた。

エンブリオかどうかといわれれば、私自身は違います。
ただ、今この体は、エンブリオ力の発動機として動いています。
そんなところですね。

ま、そんなことはおいておいて！
今、チーズ、いい感じに焼けてますよ？
ニンニク風味が嫌じゃなかったら、
ちょっとしたスープもありますし。

うん、意外とセメントなのよね・・・。
どこぞの天使さんを相手にするみたいに、とはならないものね。
まあそれでこそ、貴方らしいわ。

結局、こちらに来る救援に対しても対価を支払えないとジリ貧だからね。
ネクターを寡占すれば、何はともあれ兵站は有る程度確保したも同然なのよ。後は時間を稼いで、こちらの詰みを待てばいい・・・と。

となると、こちらはこちらで・・・奇襲作戦を取るしか無くなるわね。
事実、王に到達して打倒するなり、理由を問いただすなりするのが必要になるでしょうし。
頭に当たる一味を潰せばどうにかなるのは、この手の君主制国家の弱点ではあるのよね。

まあ、それが分かってて手をこまねいてる王でもないでしょうし、限られた時間で何処まで行けるかが焦点、かしらねぇ。

ま、それはそうと、よ？
・・・珍しい所で当たるものだわ、本当。ちょっと楽しみ。

………解釈次第では私の方が甘えているのかも知れません。
助力できる事が何も無いとしたら………私には何も残らないかも知れないので。
………天使を見る事は普通なら有り得ない事ですね。
リリエッタ様がそうだという事ではありませんが………よく言われる話では天国で出逢う存在。
………あるいは、天国へと誘う存在のようですから。

ふふ、なるほど。そうかもしれませんね。

きっと、今のグレンさんもこの世界に適応しているんでしょうね。

戦いには適応した。なら、それ以外はどうですか？
貴方はこの旅を楽しんでいますか。

私は獣ではありませんよっ。この耳は呪いって言った筈ですよね（半眼

私はこの鎖に繋がれています。でもこの鎖を繋げてもいる。
・・・少なくとも、私は“この子”に感謝していますよ。

正直言えば、もっとそれっぽい関係者とだけ戦いたいんですがね。
どうもあちこちに争いの火種が広がって、全然関係なさそうな地にまで足を踏み入れちゃってる気がしますし…

……しがらみや事情、ですか。
それをすんなり知ることができれば、ここまで苦労はしないで済むんですがね…

亡者か…。
かなり人間性が失われているようだな。

浄化してさしあげましょう！

群れた小魚が大魚を退けるか？
いいや、一呑みで終りだぜ。

………宜しく御願いします。

私に歯向かおうなんて、一千万年早くない？

私に歯向かおうなんて、一千万年早くない？

私に歯向かおうなんて、一千万年早くない？