おおー！
手作りですか、マキリさん女子力高けぇー
お陰様で美味しく頂きました
またゆっくりお話出来るといいですねー
改めてよろしくお願いしまーすっ

どういう相手を望むか、というのにもよるけれど。
一番大事なのは、『その相手と生涯を共に過ごしたいと思うかどうか』、じゃないかな？
まずはそれがはっきりしてからだよ、相手に選ぶ権利がとか言うのはさ

手が届く範囲の平和。狭いようで、案外広かったり手が届かなかったりもするものだしね。
それを得るためにも、得られる知識は得ておきたい、ってところなのかな？

エンブリオってそういうものなんですかねえ……

絵本の中ですか？
それはなんだか、少し素敵な気がしますね。

え？　…今、何か……？

う、後ろめたいことってなんですか！！

だから触らせませんってば！

こ、今度は何ですか……？

……マキリさん？

い、いったいなにが……
……！？　なに……？　この黒い……痣みたいな……

ま、マキリさん……！
しっかりしてください！　マキリさん！！

なるへそ〜！
おばあさまも、そんなこと言ってたかも！

…あ！そろそろ行かないと！
おしゃべり楽しくて、長居しちゃった。

らすにゃん、いろいろ教えてくれてまいど〜！
またご飯とか旅のヒケツ、教えてよ！

抱えていることを吐露するだけで救われるのかもしれない……うん、わかる気がします。

頭のなかでずっと考えていると、なぜかどんどん悪い方向に考えがすすんでしまいますものね。
口に出してみたり、文字にしてみると、思っていたより簡単なことだったりして。

この人になら、抱えていることを口にできる……という相手がいたとしたら、その人になら聞いてほしいですよね。
占い師って、占いを伝えるだけじゃなくて、らすぬこさんの言うように、その前に悩みを聞いてあげることも大切な仕事なんだろうなって思いました。

占いは……占い師は、答えを出すだけでなく、本質はもっと近いって、その通りだと思います。
特別な存在ではなく、もっとこう、寄り添える存在なんだろうなって。

両親のことなのに、両親のことがわかってなかったんだなぁ、私。
今更ですが、両親のことがもっと好きになりました、ふふ。

らすぬこさんに外の世界を教えてくれた人達がいるんですね。
きっと、外の世界の話を聞いていた時のらすぬこさん達の目はきらきら輝いていたんだろうなって思います。
未知の話って、少しこわいけれど、それ以上にすごく楽しいですものね。

ああ、私とらすぬこさんが、別の人から同じ物語、同じ国の話を聞いていたんだとしたら、すごくすてきな偶然ですね。

いつか私達も、私達より年下の誰かに、私達がした旅や、冒険のことを話して聞かせる時が来るのでしょうか。
偽りの島で、重なりあう2つの世界で、契約の獣に満ちた世界で……過ごした日のことを。

らすぬこさんは、もう誰かに話してみたりしました？

なななな何がでるかな！！

ふふふ・・・よろしくお願いいたします。

……さんどめの正直、ッたッケ。

こんどこそ、かつど。

さって、それじゃーいってみようか！

…向かってくるなら対処させていただきます！

面白い連中だ、相手をしてやろう。

済まないね、マキリ。少しだけ時間を稼いでおくれ。

了解ッス。

少しだけッスからネー。