概要：
股間痛い。
サマバケと聞いて水着やら売ろうと水辺にいったらストーキングされた上へんな女に絡まれた。
股間痛い。ピザ食べたい。


(これが出てたら寝落ちかチキレ敗北)

平凡な少女が、岩かげから水辺の様子をうかがっている。

エンブリオは、キーンの封筒を受け取ろうとはしない。
体にくくりつけたとしても、霧状化して落としてしまうだろう。

極単純にしつけられており、命令—『ブルーオパールを返却するか否か』以外の行動は取らないようだ。



恐らく現時点で連絡を取る方法はない。

最低限の前提すら整えることの出来ない相手を見限ってしまうのもいい。
悪戯かもしれないような具体性のない手紙を信じ、狂気の沙汰に踏み込むのもいいだろう。
確実ではないが、例えば商会に看板を立てるなどして不特定多数の目に付く位置に連絡を取りたい旨を記すことも出来る。
あるいは、付近では自生を見かけないそのエンブリオについてや、
ブルーオパールの流通経路、手紙の筆跡などを根気強く調べれば
手紙の差出人について何か解るかも知れない。
だが、わざわざ差出人を明かさず手紙を送りつけてきた相手だ。
万が一正体を探ったことがばれれば心情はよくないだろう。
…
何れにしろ判断は委ねられている。

石鹸をの欠片を受け取り、ちょっと砕いて、薫りを確認する。

そう言いながらも満更でもない雰囲気の二人に、
良い香りの石鹸を数個差し出された。
辺りをぱっと明るくするような、様々な香りに2人の表情も自然と緩む。

そう言いながら、薔薇の香りの石鹸を一つ取るミルフィーユ。
ふわりと香る薔薇の芳香に、うっとりと目を閉じた。

CDと写真集を５セット渡してきた

大袈裟なくらいに褒められて悪い気はしないらしく、簡単に機嫌が直ってしまったようだ

男は頭を抱えている。横を見れば、先日股間を強打してきた空気読めない女に、訳のわからない派手な女。

とにかく深く考えず妙な生き物を撃退することにした。

問答無用で戦いが始まった！

(気絶するまで笑顔で見守っている)

(しかし、気絶した後何をしたかは本人のみぞ知る——)