「……とりあえずさあ、座りなよ、ここ。　お茶くらい出すからさ。
　お茶っていうか……　あー……　お茶、わかる？　コーヒーとかは？」

「とりあえず、私は『イチゴウ』。　助手一号の『一号』って呼んでくれればいいよ。
　待ってね、すぐに『センセイ』が来るから。
　そしたら、いろいろそっちから聞きたいことについても答えてもらえると思うよ。
　　　　　　もちろん、こっちから聞きたいことについても答えてもらうけど……」

「……ねえ、そうだ、あなた達、本当に『遺跡』からやってきたの？
　や、『遺跡』っていうか、あなた達にとっては『まだ』普通に暮らしている町なのかも
　しれないけど……　あなた達はここにやってくる前の場所のこと、何って呼んでるの？」

リリ(18)からのメッセージ：
リリ「（視界が話に聞いたことしかないような景色を映し出すと、しばらく考えるように動きを止めた）
…………。
（もう少し様子を見ることに決めたようだ）」

町屋(478)からのメッセージ：
　まだ現状が飲み込めていない顔をしている。先に動いている二人を眺め、
　それから改めて室内を見回した。最初に得た感覚の通り、ここが日本のどこかなら、
目星になりそうなものがないかと探し、場所を把握しようとしている。

（……どうしよう）
　一人ぼーっとしている間に騒ぎになりそうな予感。彼女達に近づくか迷っている。

村娘(1348)からのメッセージ：
返事をもらう直前。
他の人が居る事に気付き、キョロキョロと視線をめぐらせ。
そして黒板に書いてあった『※ここでは決して本田を名乗らないこと』を見つける。
村娘「…………本田？」

村娘「え、あ…き、聞こえた…？
が、外人…何処からって…私もそれを聞きたかったんですけど…」

村娘「え、あ、ちょっと待って…私は一応冒険者でして…ちょっと道をお尋ねしたく…あれ？」

ゆらゆら(1811)からのメッセージ：
シャノン「緑の遺跡……？　ああ、こんにちは。　どっからって……あの魔方陣からですけれども」（背後の魔方陣を指さし）


シャノン「遺跡から来た原住民……？　んー？　これはひょっとして……」


背伸びをして、ボードに落書きを続け。
『※ここでは決して本田に乗らないこと』と書き換え、今度は満足いったのか何度も頷き。