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探索3日目 基本行動の宣言を確認しました。 「対集団メッセ」の宣言を確認しました。 「通常戦」の宣言を確認しました。 「装備とセリフ」の宣言を確認しました。 「キャラクター」の宣言を確認しました。 |
Diary |
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かなたが探索に先立ち始めに行ったのは、同行する仲間を探すことだった。 高台から見た限り、単独で遺跡に踏み入るものは稀で、3人で組むのが一般的なようだったからだ。 たしかに、自分でできることがそう多くない以上、この未知の世界で頼りになる仲間は必須といってもいいかもしれなかった。 「仲間、か。うーん。誰に声かければいいのかなぁ…」 きょろきょろと見回しながら歩く。 だが、ほかの探索者は、一人で果敢に挑むか、もうすでに仲間を作っているらしく、かなたが見る限り、自分が混ざれそうな雰囲気はない。 「おや、お嬢さん、探し物ですか?」 その声は突然投げかけられた。 そして振り返って、絶句した。 「どうしました?まるで奇天烈なものを発見したような顔をして」 ”それ”はさも不思議そうな顔…果たして顔があるのかどうかも疑わしいのだが、とにかくかなたにはそのように感じられる雰囲気でかなたを見つめ、言った。 「え、えと、あは、な、なんでもないよっ」 努めて、明るく、精一杯平静を装って答える。 第一印象は…かなたは頭が真っ白になってしまい、思い出せない。 それほど印象的な…というよりショッキングな出来事だったのだろう。 この世界に突然に来たことすらなんとも思わなかったかなただというのに。 「私の後ろに何か珍しい動物でもいたのですか?」 ”それ”が後ろを振り向く。 「おや、何もいませんが」 そして、怪訝そうな雰囲気でかなたに向き直った。 その頃にはようやくかなたも落ち着きを取り戻し、普段の自分に戻っていた。 そう、一度落ち着いてしまえばその不思議なものも何も違和感がなくなる。 その心理状態こそ不思議なのだが、かなたにはそんなことを考える必要はない。 ”それ”はそこに存在し、かなたと会話している以上、その存在はきわめて”普通のこと”なのだから。 ”それ”ももうかなたが狼狽していないのを理解したのか、 「まあ、この島は不思議な島のようですから、変わった生き物の一匹や二匹、そのへんにうろついてても不思議はないですしねぇ」 とだけ言った。 ただ、それだけ。 でも、二人にはそれだけで十分だったようだ。 なぜなら、再び歩き出したとき、かなたと”それ”は至極当たり前のように一緒に行動していたのだから。 「ねぇ、カトナ。もう一人くらい仲間がいたほうがいいよね?」 隣を歩くカトナにそんな言葉をかけながら海岸をぶらつくかなたは、でもどことなく楽しそうだった。 隣を歩むカトナも…いや、カトナはうとうとまどろみながら、でもなぜかかなたとははぐれず歩いていた。 だから、言葉は自然にかなたの独り言になっていた。 「どうしよ…いきなりドジ踏んじゃったなぁ…」 その声は岩場の向こう側から聞こえた。 音を立てないように回りこむ。 すると視界に、金髪の女性の姿が映し出される。 さっきの独り言は状況から、この女性の発したものらしい。 その女性は困っているように見える。 だとすれば、かなたとしては声をかけないわけには行かない。 「こんにちはっお姉さん!」 岩場から飛び出し、明るい声をかける。 「は、はい!?…どなたさまで?」 女性はいきなりかけられた声に相当びっくりしたらしい。 裏返った声で答え、狼狽した仕草を見せた。 「あ、えっと、怪しいものじゃ全然ないです!お姉さん困ってるみたいだったから。かなたが何かお役に立てるかな、と思いまして。」 そこまで一気にしゃべって相手の様子を窺う。 逆効果だったかな? 「え、えーとあの…まだ状況が分からないんですけど。とりあえずここってどこなんでしょうか?」 女性はしばらく思案した後、なぜか敬語で言った。 「えっと、ここは”島”だよ。名前はよくわからないけど」 本当にわからない。 でも、ここは”島”で。自分たちは遺跡の探索のためにいる。 それは間違いなかった。 「島…もしかしてもしかすると、目的地なのかな、ここが…」 女性は独り言のようにつぶやく。 「ここに来てる人はみんな遺跡を探索するのが目的みたいだけど、もしかしてお姉さんもかなっ?」 「うんまあ、そういうことなのかな?一緒にくるはずだった人が詳しく知ってるんだけどね」 女性もそんなかなたの雰囲気につられたのか敬語から話し言葉に変わっていた。 「なるほど。つまりお姉さんは迷子だね!?」 びしぃっと指を突きつけて断言する。 年上にこの態度は限りなく失礼だと思うのだが、女性は特に気にした様子はなかった。 「ハッキリ言うとそうなんだよね。これからどうしようかなぁ…」 その返答に、しばらく、女性の姿をしげしげと見つめていたかなただったが、不意に何か思いついたようだった。 「ね、お姉さん。それじゃ、かなたと一緒に行かない?かなたもちょうど一緒に行ってくれる人、探してたんだよねっ」 そうして、いつの間にかかなたの傍らまで来ていたカトナに向かって同意を促す。 「そうですね。やはり二人よりは三人のほうが心強いというものです」 女性はカトナに面食らったようだったが、この島について事前に情報を持っていたのかもしれない。すぐに表情を戻して言った。 「ん、私なんかでいいならいいけど?人探しもしないといけないみたいだしね」 「よかった!」 「あ、そうだ、まだお姉さんの名前を聞いてなかったけど、教えてもらってもいいかなっ?」 「あ、そういえばまだ自己紹介してなかったね。私はルンキアっていうんだけど、皆ルンって呼ぶからそっちで呼んでもらえると嬉しいかな?」 「ルンさん、だね!よろしくっ」 満面の笑みでかなたは答えた。 これで、仲間はそろった。 いよいよ、遺跡に足跡を刻むとき。 できるだけの準備を整えた3人は、遺跡に向かって一歩踏み出したのだった。 ────────────────────────── 「あれ?みんなは?」 遺跡に足を踏み入れてから数時間後。 ふと気付いて辺りを見回すと、かなたは一人だった。 どうやらかなたには天性のドジッ娘属性があったらしい。 最初の魔法陣を間違えたようだ。 一人でいるのはまずい。 早く仲間と合流しないと。 「こ、こまったなぁ」 この状況は最悪だった。狙われたら最後。 未知の場所でどんな敵と出会うかもわからない。 もちろん、敵なんて存在しない可能性も無きにしも非ずだけど、かなたにはここに敵が存在するのがわかった。 たとえ姿は見えずとも、かなたがわかっている以上、それは確実に存在する。 そしてそれは限りなく危険な状態に他ならなかった。 「お、落ち着いてっ!落ち着くの、かなたっ。大丈夫、あせっちゃダメ。クールなろうっ」 自分に言い聞かせるようにつぶやく。 「落ち着け」という単語を何度言った頃だろうか。 ようやくかなたの頭に思考が戻り始める。 そうだ、こんなところで立ち往生しているのが一番危険なのだ。 幸い、このあたりは遺跡の中でも比較的早期に踏破されたあたりらしく、ここに入る前にかなたも地図を見ることができた。 そこから考えると、歩いた距離、時間から考えて自分はまだ入り口から遠くに来ているわけではない。 今ならまだ、十分に取り返すことはできる。 踵を返して追いかければいいのだ。 そんな時、かなたの脳裏に仲間の一言がよみがえったのは行幸というほかはないかもしれない。 「もし、何かあってはぐれた場合は遺跡の入り口に戻りましょう。単独行動は危険だし、そのくらいのロスはきっとすぐに取り戻せる」 たしか、ルンが言ったんだったか。 なら、二人は入り口でかなたを待っていてくれるはずだ。 「うん。じゃあ、やることはひとつしかないよねっ」 自分で自分に言い聞かせる。 頭が冴えてくるのがわかる。 「よし、がんばれかなたっ!まだ始まったばっかりだよっ!」 自分を叱咤すると、かなたはくるりと180度方向を転換し、歩き出した。 最初は歩いていただけだった。 だけど、おそらく入り口から、一人であることに気付いた地点まで歩いた時間と同じかそれ以上の時間を歩き、それでも魔法陣にたどり着けていない自分に気付いたとき、だんだんとかなたに焦りが生まれてきた。 歩いていた足は自然と早足になっていた。 太陽も天頂を照らしていたはずが、いつの間にかだいぶ傾いてきている。 遠くないうちに日が暮れてしまうに違いない。 まだ10歳のかなたにはこんな場所で、いきなり一人で野宿するのは無理だ。 だから、それまでに仲間と合流するか、遺跡の外に脱出しなくてはならない。 それがかなたに更なる焦りをもたらす。 「お、落ち着いて、かなたっ!大丈夫。見落としてるだけ。魔方陣はすぐそこだから!」 自分に言い聞かせるが、そんな言葉は気休めに過ぎないことは自分でよくわかっていた。 早足が次第に駆け足に変わる。 そして、こらえきれなくなったかなたはついに全力疾走を始めていた。 日は次第に傾き、残り時間がわずかであることをかなたに知らせていた。 どのくらい走っただろうか。 ついにかなたは見覚えのあるものを発見した。 「やった!」 これで戻れる。安堵感が全身を包むのがわかった。 だけど、世の中そんなには甘くできていない。 出口を見つけてはいさようならというわけには行かないようだった。 さっと血の気が引くのがわかった。音までしたようにすら感じられる。 「やっぱ、そんな簡単には、いかないか」 その異様なものは、このあたり、遺跡入り口付近では比較的メジャーな、そしてはっきり言って「弱い」といわれるくらいの雑魚、歩行雑草だった。 でも。まったく戦闘の経験のないかなたにとって、それは間違いなく異様な強敵であるには違いないのだ。 ましてや今はかなた一人。 ここはかなた一人で切り開いていかなくてはいけない。 「最初の試練ってやつかな?」 そうつぶやくと、覚悟を決めたかなたは、祖父の魔術書を取り出したのだった。 ────────────────────────── <かなたの日記・24ページ> 探索第2日 仲間ができた。 不思議な生物のカトナップと、とにかく全身黄色いもので固めたルンキア。 ここにきたことにすら驚かなかった私だから、きっとこの不思議な取り合わせは必然。 とても興味深い。 当面はこの二人が私の心強いパートナーとなるのは疑いようはない。 アクシデント発生。 始めの一歩を失策したらしい。 仲間とはぐれてしまった。 これはとても危険。この遺跡の中は一人で歩けるほど私にやさしくできてはいない。 急いで合流しなければ、私の命にもかかわる事態に発展しかねないだろう。 あらかじめはぐれたときのことを話し合っていたのは幸運としか言いようがない。 ルンキアに感謝しなくては。 これはこの先の容易ならざる未来を暗示しているのだろうか。 そんなことはないよ、と誰かに言ってもらいたい。
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Message |
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【パーティメッセージ】 かなた(1650)「はぅ〜・・・迷っちゃったよぅ〜」
シェオール「その本は―――
今日はメッセージを送っていません。
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TRPGが好き |
コミュニティメッセージはコミュニティページで確認できます。 |
脳内設定は豊富です |
リン(562)からのメッセージ: レン「まさか今回には10人になったりするのかな…!?」
テオ & スイ(384)からのメッセージ:
エミレット(458)からのメッセージ:
エミレット「まあ、無理だろうな」
ソウク(853)からのメッセージ:
ソウク「…それはまあ冗談として。設定が自己満の領域で燻ってます。。」
レイシー(1258)からのメッセージ:
かなた(1650)からのメッセージ:
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Main |
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おいしい草 を食べました。 かなた「なんか、カリフラワーの味に似てるかも?あれ?ブロッコリーだっけ?」 現在の体調は いい感じ! 大丈夫!いつも通りだね☆ 武具に 魔術書「セラエノ・フラグメント」 を装備! 防具に セーラー服(黒ニーソックス) を装備!
【第10回更新からの闘技大会参加メンバー】
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通常戦開始!
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かなた「ちょっと怖いけど・・・うん、大丈夫っ!いくよっ!」 歩行雑草「モッサァァァァァァァッ!!」 かなたの集中LV0 かなたのCRIが上昇! かなたのMCRIが上昇! かなたの防御LV0 かなたのDFが上昇! かなたのMDFが上昇! |
非接触フェイズ
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行動者なし! |
戦闘フェイズ TURN 1
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かなたの攻撃! 本を開き、集中する。力が集まるのが感じられる・・・! かなた「かなたは、負けないんだからっ!」 マジックミサイル!! 歩行雑草は攻撃を回避! 歩行雑草の攻撃! 歩行雑草「モッサァァァァァァァッ!!」 ストレートパンチ!!1 かなたに127のダメージ! |
戦闘フェイズ TURN 2
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かなた「こんないたいけなかなたに手を上げることなんてできないよね?」 かなたは歩行雑草を魅了した! 歩行雑草「モッサァァァァァァァッ!!」 かなたの攻撃! 歩行雑草に145のダメージ! 歩行雑草は魅了に耐えている! 歩行雑草の攻撃! かなたに100のダメージ! (歩行雑草の魅了の効果が消失) |
戦闘フェイズ TURN 3
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かなたの攻撃! 本を開き、集中する。力が集まるのが感じられる・・・! かなた「かなたは、負けないんだからっ!」 マジックミサイル!! 歩行雑草に189のダメージ! かなたの追加行動! 歩行雑草に140のダメージ! 歩行雑草の攻撃! 歩行雑草「モッサァァァァァァァッ!!」 マジックミサイル!!2 かなたに147のダメージ! 歩行雑草の追加行動! かなたに110のダメージ! |
戦闘フェイズ TURN 4
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かなた「こんないたいけなかなたに手を上げることなんてできないよね?」 かなたは歩行雑草を魅了した! 歩行雑草「モッサァァァァァァァッ!!」 かなたの攻撃! 必殺技が発動! かなたの集中が極限に達する! かなた「この力・・・いけるっ!」 すっと突き出された指先に紫電が集う・・・!! それは収束・拡散を繰り返しながら敵を射抜くッッ! ライジング・ブルー・ライトニング!! 歩行雑草に77のダメージ! かなた「おねがいっ!もう倒れてっ!」 歩行雑草は攻撃を回避! 歩行雑草は攻撃を回避! 歩行雑草は魅了に耐えている! 歩行雑草の攻撃! かなたに98のダメージ! (歩行雑草の魅了の効果が消失) 歩行雑草「モッサァァァァァァァッ!!」 歩行雑草が倒れた! |
かなた「おっけー☆かなたの勝ち〜っ!」 戦闘に勝利した! PSを 50 獲得! 能力CPを 1 獲得! 戦闘CPを 1 獲得! かなた(1650)は おいしい草 を入手! エリア内を探索・・・ かなた(1650)は 雑木 を見つけました! かなた(1650)の ライトニングブラスト の最大が1増加! かなた(1650)の 魔術 の熟練LVが増加!( 5 → 6 ) |
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訓練により 呪術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 1 ) 訓練により 呪術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 2 ) 訓練により 呪術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 3 ) 訓練により 呪術 のLVが 1 上昇しました!(戦闘CP - 4 ) 訓練により 魔力 が 15 上昇しました!(能力CP - 10 ) 訓練により 魅力 が 11 上昇しました!(能力CP - 7 ) 訓練により 魔石 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 1 ) 訓練により 魔石 のLVが 1 上昇しました!(生産CP - 2 ) 隠密 を新たに修得しました!(戦闘CP - 10 )
技 カース を修得しました!
B-23 に移動しました!
【合言葉&場所チェック】
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声が聞こえる・・・ |
遺跡外では様々な声が飛び交っています! |
Data (第5回 第7回) |
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ENo.1650 白水 かなた |
各種宣言を行なう >> |
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ENo.1658 カトナップ ENo.1750 ルンキア |
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[PL] 草壁さくや |
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