ENo.1433 結城　仁義

第二回下手の横好きSTG講座「STGをやる前に。」

仁義です。今日はSTGをプレイする前の段階で覚えておくといいコツや、心構えを勉強しましょう。

1.STGはパターンゲーである。
STGの敵の行動にはほとんど、一定の法則性があります。
最近のゲームではランダム性は極力無くされており、敵の出現位置、弾の撃ち方、地形の配置等、ほぼ決まりきっています。
これらを大雑把にでもいいので覚えて、その場面場面にあったパターンを構築していくのがSTGの醍醐味と言えるでしょう。

STGはパターン八割、アドリブ二割です。
パターン通りに動けるようになった時、ほとんどのSTGで3面クリアは安定するでしょう。
STGは頭脳プレイです。

2.無闇やたらに動かない
１で述べたように、敵の攻撃法方の大部分は一定法則に支配されています。
無闇やたらに動くことは、その法則性を上手く利用できずに自分に不利な結果を
招きがちです。

自機を動かすことには、何がしか理由があります。
落ち着いて、最小限の動きをこなしていくように心がけましょう。

3.なるべく画面端に張り付かない。。
ちょっと考えればわかることですが、
画面の端にいるということは、移動可能な場所が制限されるということです。
始めたばかりの頃等は敵の弾に圧されると、自然と画面の端に追い詰められてしまうものです。
そうなると、例えば普段から画面の一番下にいたりした場合

「下方向にに避ける、右斜め下・左斜め下に避ける」

という選択肢が取れません。同様に、右端、左端でも同じことがおきます。
画面の端に張り付くということは、自分の命を縮める行為です。
なるべく、端からの間隔をとれるように心がけましょう。

4.ゲーム中に何処を見るのか(視点を使い分ける)
とても重要なことです。最初は意識しててもできないかもしれません。
でも、知っているのと知らないのでは雲泥の差がつくと言っていいでしょう。
最初に覚えておきたいことです。

普通は、自分の機体周辺に視点は固定されがちです。
しかし、上手い人ほど普段は自機周辺はあまりみません。
では何処を見ているのかというと

大体縦スクロールなら画面中央〜上周辺、横スクロールなら中央〜前周辺を見ています。自機は大体この位置だろう、と把握して。
これを「広い視点」とします。

では、自機周辺を見る場合。こちらを「狭い視点」とします。

「広い視点」のメリットは、敵の出現・攻撃にいち早く対応できること。
敵の攻撃がこちらに届くまでには時間がかかります。
先に敵の動きを見ておけば、対処がしやすくなります。

「狭い視点」のメリットは、精密な避けができること。
敵の弾が多い局面や、誘導弾などを避ける場合。
こういった時には「狭い視点」の方が有利です。

場面場面に視点を切り替えることによって、柔軟な対応ができます。
視点の切り替えを上手く使いこなせることは、STGを攻略して行く上で必須事項といっていいでしょう。

このスキルの取得には、大げさに言うなら
見ていなくても自機の位置がおおまかにわかるくらいにゲームをプレイすること。
これに尽きます。
どうしても慣れが必要なものですが、意識してプレイしていけば自然と身についていくものです。