ENo.813 Abyss（imitation）

■異形の少女。失われた都市『カルコサ』の玉座に座る『神威の代行者』の邪悪の一部が韮島の暴走時に変異し発生した存在。黄衣の王『Hastur』の加護を受け、花の賢者『Vulthoom』から祝福された者。生命とは呼べない存在だったため蜉蝣のような短命を運命付られていたが、本物の命を授かることで成長することができた。長く眠っていたためか、以前の記憶の多くを失っている。現在の目的は良い婿を見つけて種族の祖となること。

■名前
『ゼフィ』『シルフィーナ』『タフタ』『ハルカ』『シータ』『ヘキサ』『ぴっと』『モモコ』『ベアトリス』『アリア』『ウェンティ』『秋桜』『ケイ』『アンジェ』『Rosa』『アイ』『アネモネ』『テン』『紫苑』『いす』『アビス』の21の真名を持つ。Abyss（imitation）は秘され失われた暗号名。

■身長2.1m　先端触手迄4.6m　擬態足時139cm 体重281kg

■性格
尊大さを感じさせる物言いをするが、外の世界を知らないため一般常識には疎い。
好奇心旺盛、感受性に富み、感情表現も豊か。悪戯も好き。
異形の身ではあるがその事に対する劣等感はあまりない。
風に属するあらゆるものを好み、美しい音や言葉、花をこよなく愛する。
温和で好戦的ではないが、敵に背を向けることも嫌う。
暇になると料理をしたり、絵を描いたりしている。お菓子が好き。納豆とピーマンは嫌い。

■外見
上半身は8〜11歳くらいの少女の姿を持ち、蟀谷から側頭部にかけて耳代わりの器官があるが、右側は以前と異なり花弁のような形に変化した。体型は貧しい部類に入り、そのことを気にしている。目覚めた後、片目が変色した。
腰から下は脚の代わりに多くの触手があり、数多くの眼を持つもの、熱感知に優れたもの、硬い外殻に覆われたものがある。少女の意思無き時は本能で動く。絡み合い人間の二本足に擬態することも可能。ただし体重に変化はない。触手の先端には歯を持つ口や蛭のような口があり、小動物などを捕食する。
周囲には複数の眼が常に宙に浮かんでおり、少女に情報を送っている。少女から数メートルまで離れることができるが、『四風』憑依時を除き、少女自身を見たり映し出したりすることはできない。
風を集めて翅を作ることができ、短時間で低空であれば飛行することも可能。
花の概念によって構成された形状であり、眠るときは蕾のように触手に包まれている。
水や鏡などに姿がうまく映らず、写真では顔がぼやけてしまう。

■能力
“門”を開く力を持ち、異界から何かを召喚することができる。“風”や“花”と意思を交わすことができ、風を操るのが得意。触手は戦闘には不向きだが打撃を加える程度のことは可能。
『セラエノの大図書館』とリンクでき、秘された知識を引き出すことができるがあまり利用することはない。

■戯曲“黄衣の王”
第二部まで目を通した者を狂気と破滅に導く書物。『名誉修理者』『仮面』『竜の路地にて』『黄の印』『イスの令嬢』『予言者の楽園』『四風街』『初弾街』『草原の聖母の街』『行き止まり』の10の力が宿り、武具化する。

■四風
あらゆる邪悪を運ぶ四つの風。実体は無いが宙に浮かぶ眼に宿ることがある。少女の保護者であり、全員が過保護。

(ﾟ∀ﾟ)ﾍﾟｶｰｯ