No.141 連れ狐み茶屋　『マヨヒガ亭』

こっくりさん(141)からのメッセージ：

こっくりさん「弥生だね。……ああ、あくまで私が元いた世界の時間軸での季節というか、時期なんだけど。
花月でも桜月でも構わない。どっちにしろ、春ってイメージだよね。
今年の冬は短いものだ。気のせいなのかもしれないけどさ」

こっくりさん「前の話の続き。もう一人の自分に会うことができたらなってやつ。
どうにかして並行世界への接続ができないか、今実験してるところなんだ。
上手くいけばもう一人の自分に会うことができるかもしれない」

こっくりさん「空間の接続とか、もし失敗したら世界の危機ってやつかな。ま、たかが私一人がどうこうしても、世の中平和だと思うけど。
そんなことより春だよ春。春ってのは、茶店が一番輝く季節……だと思わない？
茶店と言われれば、鶯の鳴き声と舞い落ちる桜の花びら、暖かな陽気を想像しない？　……偏見かな」

こっくりさん「＞ジュコ
ま、死にはしないと思うけどね。前に店の従業員が一人迷子になったことがあってさ。
その時は二週間くらい過ぎてもうダメかと思ったんだけど、しばらくして見つかってさ、本人は一時間程度歩いた感覚しかなかったんだ。不思議な話だよね。
……そうなの？　外の世界のことはあんまり詳しくなくてね。夏と違ってすぐ溶けたりしないのもいいのかな」
こっくりさん「＞れんげ
もしもの世界はなんだってありだよ。例えば君が正真正銘の女である世界もあるのかもしれない。
……ま、悩みなのは無い方がいいのかもしれないけどさ。一応言っとく。その時を待ってるよ。
ま、ある意味私は、悩みがない方が不自然なんじゃないかって思ってるくらいでね」

こっくりさん「＞ミナ
お茶ついでに何か小腹に詰めていっても構わないよ。
音を楽しむと書いて音楽だけど、自然にある音でも十分楽しめるって思わない？
ミナは虫の鳴き声とか風の音とかに、風流を感じるタイプかな」
こっくりさん「＞仔狐
私の前でそんな無防備にするとはいい度胸だね。見せかけだけだとしてもさ。
……何か欲しいなら、欲しいものを自分で考えてみなよ。そうすればどうにかなるかもしれないから。
君の考えてることを、あいつらが分かるかどうかは知らないけど」

こっくりさん「＞エイシス
難しい言葉を使わず言えば、そう。パラレルワールド。『もしも』の世界。
あるとすればそれは膨大な量になるんだけれど。ドッペルゲンガーってものが、パラレルワールドの自分だとすれば、見ると死ぬってことも納得できる。
例えばこの世界がコンピュータのシステムのような作りをしているとすれば――あ、コンピュータって何かわかる？」
こっくりさん「今のところ何かなくとも、この先どうなるかはわからない。当然の話だね。
……さて、それはさておき、あっちでお世話になるみたいだね。喧嘩は好きじゃないけど、いざという時頼りになるか、腕っ節を見させてもらおう」

こっくりさん「＞クーコ
雑炊、作れる？　ここの雑炊を再現するっていうのなら、レシピでも無理やり持ってくるけれど。
ま、オリジナルならそれはそれで悪くない。私たちに遠慮することなく、好きにやってくれて構わない。なんなら厨房も貸そう」
こっくりさん「＞レミィ
難しい話は苦手？　無理に付き合うこともないよ。面白いと思うのなら……ま、頑張ることだね。
最近はこっくりさんの同業者に、元々崇められていた狐なんかもいるからね。時代は変わったよ。
……たまには自分以外のしっぽで遊ばせてくれると嬉しいね」

こっくりさん「＞シラ
狐を狩ることは許さない。……とは言わないけど。ちゃんと狩った獲物は食べるんだろうね？
コロした獲物は食わねばならぬってのは、野生の掟だからさ。別に君が従う必要はないんだけど」
こっくりさん「幸せかそうでないかの基準って、なんだと思う？
私はそうだね、その人物にとっての幸せの定義を満たしているかどうかが分かれ目だと思う。
お話はめでたしでいいんじゃない？　その後のことまでは知らないけど。
その後も幸せ。その後は不幸せ。こういうのも世界の分岐、新たな並行の誕生って言えるよね」

こっくりさん「＞ゆめのこ
いらっしゃい、新たな旅人さん。何も怖がる必要はないよ、ここはお客さんに注文なんてしたりしない店だからね。
ああ、私はここの看板狐みたいなもの。名無しのこっくりさんだよ。わからないことがあれば私に聞くといい。
このお店のことでも、君自身のことでもね」

ツィエル(9)からのメッセージ：
ジュコ「
ありゃ？そうなの？神格くらい持ってそうだと思ったけど…ケッちゃったの？
うんうん、それはたしかに！あーでもうどんも肉うどんいいなぁ。こっくりさんはきつね以外では何うどんがすきー？」

れんげ(137)からのメッセージ：
れんげ「ボクの夢というか目標は、きちんと持ってるけど。今回の話題は、こっくりさん自身もなんだかまとまってない感じ？」

れんげ「＞こっくりさん
言葉の意味を読み取って、咀嚼し理解して、それを飲み込んで自分のものにする。そして自分からも相手に投げかける。おたがいにあーんしてる関係？」
れんげ「＞ゆめのこちゃん
わ、可愛い子だっ♪みんなゆっくりしてるから、そんなに緊張しなくても大丈夫だとおもうよー（しっぽ揺らしつつ隣へ招き招き」

クルト(305)からのメッセージ：
クルト「＞こっくりさん
そうなんですか……？　　
ありがとうございます、それじゃ試しに一つっと
（そう言って目を瞑りケーキを思い浮かべ、願ってみたり」

エイシス(703)からのメッセージ：
エイシス「夢、か…。寝てる時に見る夢と、将来の夢。さて、どちらが泡沫の夢だろうか。」

エイシス「＞こっくりさん
悪いとは限らないと思うが、よくなるかもわからないしな…。それでも、悪いままでいるくらいならよくしようと思ってたほうが何倍もいいことはあるだろうが。実現するは見通せなくても、な。」

エイシス「っと、そういや…今日はいい勝負出来るといいな？」

仮面(1121)からのメッセージ：
仮面「私はこっくりさんと色々すること、かな。まぁ無理ですけどね」

みゆき(1157)からのメッセージ：
クーコ「こんなものかな…皆、雑炊が出来たよ。お代わりは気にしなくていい。
まあ、件の『煮込み雑炊』自体は何ヶ月経とうとも出ないから私のオリジナルになったが。
具材はかき卵・白髪ネギ・干し若布・お揚げ──ああ、大丈夫。味噌汁じゃない。
薄めの醤油味さ。お揚げも事前に『煮込』んだから、塩味が濃すぎてはいけないんだ」
＞こっくりさん
クーコ「そう聞こえてしまうかい。やれやれ…自由にして気紛れたる狐が、特定の因縁に縛られる。
果たしてそれが自然かどうかは…まあ何とも言えないが。祝いの詞を聞いたら思い出すといいよ、苦笑していた狐の事を」

クーコ「夢か…見るさ。だが私たちは一端、銀の炎に全てを焼かれた──以後見る夢は、大抵が悪夢だよ」
＞ゆめのこさん
クーコ「ん？ちょうど良い、雑炊でも食べていくかい？庵の主が許すなら、だがね」
＞平行世界
クーコ「私たちは自分の意思で世界を越えてきたが、確かに平行世界と思しき“ゆらぎ”は散見されたね。だがそこへ意識的に飛び込むのは簡単ではない。
分岐が常時増減する以上、“ゆらぎ”の座標もまた不安定で定住するのは危険だ。結局IFの可能性を掴むなら、その世界に関わるのが近道だろうね」

夜灯(2084)からのメッセージ：
夜灯「夢は己自身の欠片のようなものだと思っている。現実世界に出すにはピースが足りずに構成しきれなかった不完全な。」

夜灯「＞こっくりさん
必要なものは時と知識と力か。それに運も追加されれば言うことなしだな。それらが足りてないと感じる時には動かず様子を見た方が懸命だということだな。」

レミィ(2217)からのメッセージ：
レミィ「私の、夢……」
レミィ「この世界を救う、それは夢というにはちょっと違うし、その先……
元の世界に戻りたいと思うわけでもない、し……」
レミィ「目の前の事に必死で、考えた事も無かったの、です……」

レミィ「……胡蝶の夢、ですね……」
レミィ「夢魔の人達にしてみれば、私たちの呼ぶ現実こそが夢で、夢が現実なの、かも……」

レミィ「やっぱり、雪の舞う光景は綺麗です、から……」
レミィ「……積もった後の処理が大変なのも事実ですけど……あうぅ」

レミィ「格段好き、というわけではないですけど……嫌いでもないです、ね……」
レミィ「私は、人が食べるものなら大体大丈夫です、ね……もちろん好き嫌いはありますけど……」

レミィ「＞れんげさん
わふっ……」
レミィ「それはわかります、けど……やっぱりされる分には慣れないのです……あうぅ」

シラ(2864)からのメッセージ：
シラ「……。」
（籠が編み上がった。すると途端に興味が無くなったようで、完成品をその辺に捨てた。）
シラ「金の都合だ。肉は高い。……だろう？」
シラ「夢は余り見ないな。」