日報 海底探索協会にて探索者登録完了。 探査艇による戦闘行動の確認。 耐久度は高いが、その分速度に難あり。 アームによる攻撃は効果あり。 同行者を2名確保。 明日からは周辺遺跡の探索を行う。 スキルストーンを間違って使うと 簡単に窒息してしまうので注意が必要である。 窒息しても死なずに拠点に戻されるだけのようなので 魔法の安全装置は便利。もちろん故郷では使えないが。 --- 個人日誌 どうしてこうなったんだろう。 気がつけば幼女が二人。 親戚の子供としか話したことがないよ……。 探索者のようなの一緒に探索すれば良いのかな。 問題点は彼女たちの目的。 敵討ちとかだったらどうしよう……。 血なまぐさいのは勘弁してもらいたい。 それとなく聞いておかないと。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

（あなた）は、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。