オーク・M・シュナイダーとの練習試合を終えた後のこと。 文字の書けないナダルの代わりに手続きをしていた 金髪の派手な格好の青年—ヴィンスがナダルに歩み寄る。

	ヴィンス
	「やあ。テスト、どんな調子だったかい？」

	ナダル
	「へへ、ばっちり！って言いたい所だけどすぐにあっちが陸に上がっちゃったぜ」

	ヴィンス
	「へー、そりゃ奇遇だ。俺のほうもおんなじ。教官さんがちょっと気の毒かな」

後ろから、錨を持ち包帯を巻いた青年—マサムネが声を掛ける。

	マサムネ
	「俺の時もそうだったぜ。……あの人魚の嬢ちゃんが何か細工してたらしい」

	ヴィンス
	「あ、そうだ。遺跡探索に行く前にさ、売店で装備とか買っていかないかい？」

	マサムネ
	「そりゃ上からの差し金か？……まぁ準備するに越したこたぁねえから賛成だが」

売店にて。

	ナダル
	「うわぁ、すげえ色んな物が置いてる！交易の時もこんなにいっぱいモノがあるの見た事ないぜ！」

	ヴィンス
	「ここで売ってるものは、この貝殻型の通貨、SCって言うんだけどね。これと交換するんだ」

	マサムネ
	「こうモノが多いと目移りすんな。で、何を買うんだ？」

	ヴィンス
	「俺のおススメは……TGシェルボックス！たった50SCで最低100SCのアイテムが手に入るんだ！ この機械にSCを入れて……『ガチャ』っと！」

	ナダル
	「うわぁ……面白そう！おれもやる！」

～30分後～

	ナダル
	「いえーいガチャガチャたのしーい！」

	マサムネ
	「おいちょっと待て有り金ほとんど使ってるじゃねえか！ヴィンスも止めろ！ ……ってかあれか、自分の仲間から経費巻き上げる気かァ！？いっぺん飛び込むかゴルァ！」

	ヴィンス
	「えっあっちょっまっごめんなぁあああい！？」

ナダルはアイテムNo6 【全○人以下】 を捨てた。

	穏やかな海《セルリアン》

穏やかな波、暖かい水温。太陽の光を透かし、キラキラと輝く水中に、
光とともに舞うように鮮やかな熱帯魚達が珊瑚礁に集まる海域。

この世界の窓口である探索者協会からも程近いこの場所は、
色々なところから集まってきたバカンス目的の観光客や、
これから冒険に挑もうとするものたちで賑わっている。

比較的凶暴な生物もいない、穏やかな、冬でも温暖の海である。

遺跡探索

（あなた）は、この世界の探索者としての一歩を踏み出した。
海底に沈む遺跡の探索——。

誰もがこの海の、この遺跡から冒険の一ページを刻み始める。
とはいえこの辺りはまだまだスタートライン。

もっとこの世界に眠る、謎や宝や未知の生物を目にしたいと願うなら、
このセルリアンの遺跡を抜け、さらなる海域を目指すといいだろう。

海はまだまだ遠く、広がっている。

——辺りは穏やかな潮の流れと、ちらほら入る光で暖かい。
まだまだ遺跡は先へ続いている……。

ナダルは周辺を探索…………。

ナマコを手に入れた！

ナダルはSSシェルボックス(低)を購入した。

ナダルはSSシェルボックス(低)を購入した。

ナダルはSSシェルボックス(低)を購入した。

ナダルはTGシェルボックス(低)を購入した。

ナダルはTGシェルボックス(低)を購入した。

ナダルは魔力を訓練した。
ナダルは敏捷を訓練した。
ナダルは精神を訓練した。
ナダルは器用を訓練した。
ナダルは精神を訓練した。

目的の決定