——十日前—— 三日間続いた嵐は嘘のように止み、雲一つない晴天が広がっていた。 おれたちは浅瀬の岩場の影に体を寄せ合い、嵐を凌いでいた。 漂流物で怪我をした者はいたが、幸い群れの仲間の誰も欠ける事はなかった。 ——七日前—— 嵐を凌いでいた海域のほど近くで、難破船が見つかったらしい。 おれたち数人は、早速そこの探索に向かった。 難破船などの遺物は、他の種族との交易に使える物が多々ある。 そういった物を見つけ、生活を豊かにしていくのだ。 そこで、鈍い金色に輝く、欠けた首飾りを見つけた。 長老に見せると、それは「スキルストーン」だと言われた。 おれたちの群れには既にそれはあった。 スキルストーンを持たない群れと会うまで、 発見したおれが持っておくということになった。 ——三日前—— スキルストーンを持っていたおれは、他の種族との取引の会話を聞けるようになった。 長老たちの話している事はよくわからなかったけれど。 それでも、興味をそそられる話があった。 「海底探索協会が探索者の募集をしている——」 ここ、テリメインの海には難破船の他に遺跡も多く眠っている。 新しいもの見たさか、得られるもので群れを豊かにしたいとでも思ったのかは 今ではわからない。でも、群れを飛び出してでも、そこに行ってみたいと思ったのだ。 その晩、何も考えずおれはスキルストーンを持って群れを飛び出した。 代筆:ヴィンセント・イドール ヴィンス「これ、家出じゃないのかなぁ……？」

《海底探索協会》

《海底探索協会》

ナダルは周辺を探索…………。

今回はアイテムを見つけることができなかった！

ナダルはTGシェルボックス(低)を購入した。

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ナダルは魔力を訓練した。
ナダルは敏捷を訓練した。
ナダルは器用を訓練した。
ナダルは精神を訓練した。
ナダルは魔力を訓練しようとしたが、EXPが足りなかった。

目的の決定