むう。なんという腐臭、鼻が曲がりそうじゃ

そりゃあもう。ボクは今まで出会って情を傾けた相手を忘れたことがないんだ。
数多の出会い、数多の想い、全て大切な思い出だよ

……ふふふ。どういう『お仕置き』がいいかな？
ツヅミがお望みなら、実演しても構わないけれど……なんて

別に気を利かせたってほどでもないけど。両親どちらもいつまでたっても身も心も若いままだからね。
ボクもそうありたいと思ってはいるけど、それを簡単に示せるのがせいぜい女の子に興味を向けるくらいしかなくてね

ん、勿論いいよ。簡単なものから本格的な生きる人形まで様々だけど、やっぱりここは初心にならってあの頃作ったものと同じ方式がいいかな。
ボクが作ったツヅミ人形をツヅミに。ツヅミが作ったボク人形をボクに。
いいね、すごく楽しみだ

だって、それくらい嬉しいんだもの。大好きなツヅミからの贈り物なんて、嬉しくないはずがないじゃない

だから、お返し。
そう大したものではないけど、これがボクなりの想いだよ

え、そんなすごいこと書いて・・・いや、書いたかも・・・
ううう・・・興奮してる時に書いてるから覚めると結構忘れちゃってる所もあるんだよね・・・

ううん、わたしの居ないところで油断して読んでるといつの間にか巻き込まれる感じだね。
脳で理解した文字から表層意識を乗っ取ってくるような感じで展開されるらしいから結構危ないみたい。

妖精は結構生まれた時から姿が変わらないっていう子が多いからねー

なんかすごく勘違いされている気がするわ・・・応援するのが好きなだけなのに・・・

ふやゃあっ・・・いや、そっちはそっちでとっても危ないよ！気づいたら逃げられないところまで追いつめられてるのは同じだし！

いや、わたしも似たようなことはしたことあるけど、ツヅミさんの方が数段以上上な気がするよ・・・

わたしの体液も結構色々混じってるから危ないよ？ツヅミさんのはどうなのかな・・・？

妖精さん達自体が精神寄りだからねー、身体と一緒に精神にまで侵蝕してくるから逃げられないんだよね。
魂にまではなかなか届かないからそこはまだましかな？

中毒症状はそこまできつくないからツヅミさんなら廃人にはならないよ、きっと！

むー・・・確かに外の妖精のことはそんなに知らないから反論できないんだけど・・・

たぶん無理ですよ。わたしたちはちなみたいに耐久力があるわけじゃないですし何か攻撃が当たったらやられちゃいますし

それはもう色々ですね。汗から唾液から血から・・・ものによって含まれてる量やバランスが違っていますし、結構楽しいですよ。

そうですか、環境適応ぐらいはしているんですね。全くそのままで生きてきて居るんだと思っていました。

話に聞いた子供を取り替えたりしてしまう妖精に比べたら幾分かましだと思いますよ？

異常動作しなければ特に問題なく充魔力させてもらう予定でしたが・・・？異常動作すれば別の場所へ強制転送することが出来るようには出来ていますね

わたしは嘘は付きませんよ？一応研究者って言うやつですから。
魔法で出したのであろう虫眼鏡のようなものを通してツヅミさんをみている

宇宙にも意外と自然はあるよ？操るための魔力も少し属性が違うし惑星上のものとはまた違う性質のものだけど・・・

ん？そんなに簡単には死なないよ？ちょっと手が凍ったりはするかもしれないけど・・・

ほんとにね。解析されないように大昔の言語を引っ張ってきたり、使わなくなった属性を混ぜ込んだりしてなんとか対策はしてるわ。
それでもいたちごっこなのがほんと怖いわ・・・なかなか本気を出せないのもそこら辺の問題もあるわね

普通にお鍋をかき混ぜたりとか、ものを動かしたりとかよ？あとカードゲームをしたりする時はあると便利ね。

そりゃ、山を消し飛ばすような魔術も使えるけどそれはこの手がなくてもいきなり使えるわ

ん？出来るよ？でもなんて言うかもっともっさりしてて・・・ツヅミさんの方がすごいかわいいよ。って、ん？やりとり？

ツヅミさんがそういってくれるのなら、ますなら、ちなともう一回交渉してみる、みます。

素のステータスが敏捷特化だったので対して強くはなかったみたい、です。なんでわたしが敏捷なんでしょうね？

・・・鏡月は一回消した気がする、しますね・・・

やっほー、もうもう半分は過ぎた感じだね。あんまり迷ったりしないのはさすがツヅミさんだ♪

と言ってすぐ迷ってるね・・・まっすぐ歩かないとぐるぐる同じ所を回ることになるよー？天井に星でも出してあげようか？

あ、それ何も警戒なく食べちゃうんだ。まぁ料理自体はわたしが腕によりをかけて作ったものなんだけど・・・

鏡越しとかでもちゃんと継続してかけられるように訓練してから出直してくるね？

幻惑系の力なんだ〜。わたしも似たようなことしようと思えば出来るけど・・・そういう風に使うことはほとんどないわね。
一回みてみたいなー・・・

他の人に話したらダメだからね！

わたしみたいなのが全力出しても壊れないように作られたところがあるから大丈夫なの。宇宙空間で戦ってもいいし！

えー、嫌いならそもそも取り締まりみたいな役割には付かないわよ。他にもやることはいっぱいあるんだし・・・
取り締まるのは度を超してやりたい放題やってるやつだけよ、うん。

なんだか知らないけどほんとに全然効かないんだよね・・・凍らせも出来ないし・・・鎌でも切れないし・・・もう絶対怒らせないようにしようって思ったね

んー、妖精と女神はそもそも身体の構成物質が違うからなんとも言えないわね。混血はわたしの世界ではもう当たり前だからこれもなんとも。お話の神様も結構いろんなものと交配してるし・・・
でも、ここまで来ると妖精の女神とかでもいいんじゃないかって思えてくるわ。

今のところはわたしの方が強いからいいけど気が気じゃないわ。ずっと先生モードが続いてくれていればうん、尊敬も出来る相手ね。ツヅミさんも会いに行くならそのときを狙った方がいいわよ

それは・・・んひっ・・・わかる、けど・・・ひにゃっ・・・
このじょ・・・ぁ・・・できな・・・

パラレルワールド間の移動も何か技術があれば出来るみたいだけどねー、したとしてもあんまり意味はない気がするけど・・・

わたしが来たときとそう変わらない時期に来てた妖精さんが居てその子をね？いろいろと・・・

他の妖精さんは熟練高くて全然反撃できなかったから自然とそうなっちゃったんだよね・・・

わたしも一回ぐらいそういう体験をしてみてもいいかもしれないね。とはいえ自分より弱い相手に仕えたくはないからなかなか相手を探すのが難しいけど・・・

なんかそういわれても実感はわかないなー、お母さんを越えてるところなんて特に・・・
でもとにかくそうだね。まずって言ったら何だけどツヅミさんに攻めで勝てるように頑張るよ。
寿命なんてないような身分なんだし、そこは生かさないとね・・・眠りだしたら数年間みたいなのみたいにはならないようにしないと・・・

ツヅミさんの期待にも応えないといけないし、ね♪

鞠を蹴り合うがごとく……蹴鞠という遊びでしたっけ。ええ、まさにそんな感じかなと思います。
お互いの言葉を、色々な強さや方向に蹴って届ける遊び。蹴る力がよわすぎれば届かないし、強すぎれば受けきれない。

方向もそうです。いつも同じ軌道を描いていては受けるのに工夫がいらないので飽きてしまうけれど、毎回あまりにもおかしな方向に蹴られてしまっては受けるのに疲れてしまう。
その調節というか、加減が、この遊びの……会話の醍醐味と言えるのでしょうね。

そしてツヅミさんとであれば、その調整や加減が実に自然に行える気がします。
『このくらいかな』というのがなんとなくわかるというか……完全にわかるわけではないので、そこがまた楽しいんですが。

ええ、そうです。
私のやらないといけないことは終わりましたから、これからはやりたいことをやっていきたいですね。
その中にはお金を稼いで家を買うことも含まれていますし……ツヅミさんが今言ってくれたように、誰かに教える立場になるというのもいいのかもしれません。

もちろん、私自身も、まだまだ成長していきたいと思っていますから、実際に弟子を迎えるのは、だいぶ先のことになるでしょうけれど。
ええ、私自身、冒険や旅が楽しいですからね。

ただ、今の内から、誰かに教えることを考えて、色々とまとめておくのはいいのかもしれないと思っています。
文字にしておけば、私が読み返せるのはもちろん、いつか現れるかもしれない弟子にも読ませることができますからね。
そういうものを、おそらくは魔導書と言うのでしょう。

私が、こう、我慢していたために、ツヅミさんを不安がらせてしまったことは申し訳ないです。
でも、だいじょうぶですよ。ツヅミさんはとても魅力的です。私が保証しま……わっ。

……ほ、保証しますし、それに、ツヅミさんの言う、つまらない女性にひっかかることもありませんよ。
ツヅミさんに、今みたいなことをしてもらったのに、そんな、他に引っかかりようもないじゃありませんか、うん。
あの、ありがとうございます……

師匠は、見た目は美しい女性ですが、性格はこう、女性らしいところがまるでないというか、大雑把なのに細かいし、食べるし飲むしで……魔力で女性の姿をしているだけなので、それで女心がどうとか、そう言ったことは全然興味がないようです。
ツヅミさんの艶っぽさや気品を少し見習ってほしいものですね、ええ。

やっぱりこれ、ツヅミさんの手作りなんですね。
おお、私をイメージして……そうすると、私は自分の魂を味わっているわけですか。……いや、違うな。
ツヅミさんから見た、私の魂の色を見ることができている、というべきですか。
そうか……ツヅミさんから見たら、私の魂は、こうして丸く、そして甘く見えているんですね。それは、うん、すごくうれしいな。

それは買い被りすぎだよ。
できないことが沢山あって日々悩んでるのに。

悩み事は結局自分で解決するしかない、か。
そうだね、重たいもの運ぶとか護衛するとかそういう手助けならできるけど、人生の進路とか恋の悩みとかだったら僕じゃお手上げだし……

恋人とペットと愛人の違いはえっと……えっと……
…………
………

とっ、とにかく違うの！！！！

えー…好きな人に鞭で打たれて喜ぶ人なんていないよ。
むしろ悲しくなっちゃう。
それに好きな人に痛い思いなんてさせたくないし。

言ってたのは研究所の先生だよ。
血が近い相手と交配するとどんどん血が濃くなって良くないって。
同性同士はいいとはいってないけど、少なくとも子供はできないでしょう？

奥さんや旦那さんが沢山いるのは構わないんじゃないかな。
動物だってそうだし、お互い納得したしてて相手にちゃんと養えるだけの力があれば。
でも僕はやっぱり誰かひとりがいいけどっ。

……もしかしてツヅミは愛人のほうがいいの？

好きって気持ちがあれば、いろんなこと頑張れるし強くなれるよ。
だから好きって気持ちがあれば無敵なんだ。

……ホントいろんな思いの形があるんだね。
外から見ててえーって思うものはつい口出ししたくなるけど、どれが正解ってわけじゃなくて、自分次第でどうとでも変わりそう。

うっ……そ、そんなに陸まで遠いの……？

悪い部分……も教えてくれたよ。
この世界みたいに政治的なものや組織的な問題みたいなの。

うー…太陽が当たらなくて枯れちゃうのはやだな。
でも植物じゃなくても病気や事故や怪我で死んじゃうこともあるしっ。
動けないのもやだけど……その代わりいつでも同じところにいるからみんな会いにきてくれるでしょう？

だからお母さんじゃないってば——！！！！

植物に名前…それは素敵だね。
でもうーんうーん……僕そういうのつけるの苦手なんだよね。
ツヅミ、なんか格好いい名前ない？

どうしてツヅミは狐なのに人ばかり好きになっちゃうんだろう……
人間のどこにそんなに惹かれるの？

酸素と水素……？
それが2つ混じると水ができるんだ……
へえ、なにかとなにかが合わさったり離れたりすることで性質が違う精霊になったりするんだね……！

進んで仕事か……植物が仕事したくなるようにすればいいのかな。
沢山太陽に当たるとか水を飲むとか？

神様に仕えるバイトは楽しそうだからできるならしてみたいよ。
ツヅミ、紹介してくれるの？

うーうー…っ狐やたぬきと違って狼は変化の術に向いてないんだよ…っ
狼から人になる時は何も考えずにぽんってできるのになぁ……

飴は嬉しいけど…っ！
熟練者、特にツヅミのの技は戻れなくなりそうで怖いから……っ

ねばねば……どろどろ……吸収……

ツヅミも知ってるでしょう？
僕は……外の世界が見たくて研究所から逃げ出して追われてるところをメイアに拾われて……

ツヅミー！

3月は女の子のお祭りがあるってきいたから、これプレゼントっ

ハハハッ、悪ぃ悪ぃ。
まーいいじゃねぇか。
可愛いのも甘えん坊なのもお互い様ってことでよ？

……一言で言っちまえば、復讐みたいなもんなのかね。
俺にやたら付きまとってた女を、俺のすぐ近くで殺されたのが切っ掛けみたいなもんだし。
それを…俺の身体を創った人物の面影を持つ奴が、悪意も一切なしにやりやがったからか…。
……なんつーか、所有物を奪われた気分になったんだよな

おまけにそいつ、その後逃げるわけでもなくただヘラヘラ笑っててよ。
頭に来て本気で戦ったんだが…とにかくボロ負けでな。
腕とか目とか、色々なとこを破壊されちまったぜ。
んで、そん時…そいつに言われたんだよ。
『もっと強くなった頃に戦えるのを楽しみにしてる』って具合にな

約束を果たすとか、そういう代物じゃねーけど。
……単に俺の気が済まねぇだけだ。
とはいえ…まぁ明らかに人外っつーか規格外の類だからよ。
ちょっとやそっとの力付けただけじゃ全く意味ねぇのも分かってんだけどさ

ただ、生きる目的としてはちょうどいい。そう思っただけだ。
今は違う目的もあるから、あんまそれだけに固執しないでもよくなったってこった。
…分かるだろ？

今でも強くはなりたいって思っちゃいるけどな。
そんなだから…ハルシオン絡みのことにゃ、正直あんま積極的に介入しようとは思ってねーな。
それに…あえて見てるだけにしとくことで見えてくるもんも、最近はある気もしてきたし

まぁ流石にハルシオンをからかいに行くだけってのは勘弁だな。何が起きるか分かったもんじゃねーし。
とはいえ…最近は少しずつ俺の考えも変わってきた。
話したいんなら…出向いてくれても構わねーぜ？

どれが本当で、どれが嘘かなんて…考え出したらキリねぇし、分かんねぇな。
まぁ…一応、そういう可能性もあるってことぐらいは覚えとくさ

なるほどな。
…言われてみりゃ、確かに発動にはムラがあるが。
そういう局面で失敗したことは多分ねーな

ふぅん…ツヅミさん、かぁ。
外のことはたまーにしか見えないからよく分かんないけど、トガノと仲良くやってるみたいだね

ツヅミさんはボクのこと、認めてくれるんだ？
力が必要な時も、そうじゃない時も、仲良くできるといいねー。よっろしくっ！

……挨拶は済んだか？
って……

……ホントに遠慮ねぇのな。
いや、問題はねぇけどよ……

この戦いの先に、あの組織に鉄槌を与えるモノになるというのなら、私は、勝たなくちゃいけない。
……私の事を頼ってくれるあの子たちの為にも

ふむ。……話し合いで解決すればいいものを。
仕方ないのう。——ほれ、掛かってくるがよい

・・・ァ・・・・・タ・・・ミス・・・・・ウィォ・・・・・・