結構奥まで進んできたな…疲れてはいないか？

……。
調和をこそ、乱されないものをこそ美しいと感じるのなら。
変化したものはその埒外になるんじゃないのかな。

ああ、そうか。
見た目に変化したとして、それもまた変わらず、きみにとっては”故郷の森”なのだから。
きみは、きみ自身のなかで、それらの調和を保たなければならないわけだ。
目の前にあるものと、きみのなかにしかないものとを。
そうでなければ、きみの森は、うつくしいということから外れていってしまう。

けれど逆に言えば、きみのなかで整合性がとれてさえいたなら。
たとえ余人にそれがわからず、伝わらずとも。
それは、きみにとって”美”であり続けるのではないだろうかな？

どれほど変わっていってしまっても。

おや、まあ。
ほんとうに、けっこう有名なんだな。

私というものが、それであるかはわからない。
そこに書かれているという、化け物そのものなのかは。

ただ私は、そこからやって来はした。
暗闇の、常闇の、そして、無明の底の底から——。

あー、なるほど。幼馴染ね。
なんかお互いに遠慮が無い感じだったからさ。
なるほど納得

そういや、もう国王が見つかったとか
どうとかって話も流れてきてるよな

国王のこともだけど、集められたネクターのこともあるし、
しばらくは何かしら荒れそうだな

ヘクターのような立場だと、その辺りの動きが大変じゃない？

へぇ、けっこう前向きねぇ〜。
庶民に混ざってっていうの、苦痛に思うやつって結構いそうなイメージだったからさ

そういえば、事典亭で変わった物食べてたよな？
あぁ、いうのもわりと抵抗無いほうなの？

数が多いが…無理な相手ではない！

レディもいることだし、お手柔らかにね。

ペル、パト　ここからはおフザケ禁止だよ！

さて……